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第27回関西テレビ放送賞ローズS(GII)
2009年9月20日(Sun) 阪神芝1,800M 3歳オープン 馬齢 (牝)(国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ヒカルアマランサス 80 前走は調整ミス。長い休養経て巻き返せるか。  
2 ブライダルヴェール 79 夏競馬で初勝利。馬体重の増加は良い傾向。  
2 3 ワイドサファイア 83 詰め甘いものの岩田騎手騎乗時は2戦2連対。
4 ブロードストリート 90 前走距離長いながらも4着。但し仕上がり一息。  
3 5 ボンバルリーナ 80 ハイペースの前走2着評価。連闘で余力次第。  
6 クリノメダリスト 80 後方一手で届かずばかり。この連闘策は無謀。  
4 7 アイアムカミノマゴ 89 結局のところ芝では未勝利。ここも善戦止まり。  
8 ジェルミナル 93 二冠連続3着。ジリ脚ながら相手なりには走る。
5 9 ミクロコスモス 86 課題の折り合い進展。夏を使った強み活かす。
10 イイデエース 80 札幌で4戦して1勝止まり。前残り狙いでも辛い。  
6 11 レッドディザイア 98 二冠連続2着も後続との差は拡大。実力尊重。
12 ダイナマイトボディ 72 芝はエルフィンSでブービー。付いて回るだけ。  
7 13 クーデグレイス 88 前走差す競馬試して僅差。夏場善戦を評価。  
14 ワンカラット 90 マイルでも連対無し。久々で溜め効くか疑問。  
15 メモリーパフィア 81 行こうと思えば行けるがそれだけ。距離長い。  
8 16 ラヴェリータ 95 芝ではキレ負けする。やはりダートでこその馬。  
17 チャームポット 78 前走古馬相手に勝利も今回2戦大敗の阪神。  
18 イタリアンレッド 79 前走勝負どころで手が動く。上積みは期待薄。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 仕上げに抜かり無し・鬼の居ぬ間にタイトル獲得レッドディザイア
■予想構築

 このレースはパドックを見た後でないと馬券が買えない。というのも、二桁の馬体重増減が笑えるぐらいに多い。オークス馬ですら'00年4着シルクプリマドンナ(10kg増)、'03年5着スティルインラブ(22kg増)、'04年7着ダイワエルシエーロ(12kg増)、'08年6着トールポピー(14kg増)という体たらく。オークス2着を経由した'01年2着ローズバド(14kg増)、'07年2着ベッラレイア(18kg増)という好走例もあるものの、成長分か仕上げ途上なのかは判断がつきにくい。

 ただここ5年の3着以内馬15頭のうち春のクラシック未出走だったのは'04年1着レクレドールのみで、春の実績馬で勝負するのが基本。今年は二冠馬ブエナビスタの姿こそないものの、桜花賞2〜4着馬、オークス2〜4着馬が揃って出走(但し桜花賞、オークス共に1〜3着が全く同じ)。変に捻らず、これらで勝負すれば良いのではないだろうか。穴を狙うにしてもワンカラット、ブロードストリートまで。

 レッドディザイアは先月末から坂路入り、先週水曜に4ハロン50秒ジャスト。これはダントツの一番時計。今週は終い重点で流す調整。少なくとも昨年のトールポピーのような舐めた仕上げではない。実績でレッドディザイアを追う藤原厩舎の三人娘ワイドサファイア、ブロードストリート、ジェルミナルはブロードストリートの動きが重かった以外は順調。ミクロコスモスは春のクラシックに出走が無いものの、いずれもトライアルを若さで落としてきた経緯がある。夏を越して一応成長したようなのでまた騙されてみる。

◎レッドディザイア
○ワイドサファイア
▲ミクロコスモス
△ジェルミナル
☆(該当無し)


■馬券構築

 レッドディザイア1着固定の3連単流し。

[3連単] レッドディザイア→ワイドサファイア→ミクロコスモス 20%
[3連単] レッドディザイア→ワイドサファイア→ジェルミナル 20%
[3連単] レッドディザイア→ミクロコスモス→ワイドサファイア 20%
[3連単] レッドディザイア→ミクロコスモス→ジェルミナル 20%
[3連単] レッドディザイア→ジェルミナル→ワイドサファイア 10%
[3連単] レッドディザイア→ジェルミナル→ミクロコスモス 10%


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