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第44回テレビ西日本賞北九州記念(GIII)
2009年8月16日(Sun) 小倉芝1,200M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 メイショウトッパー 96 今年さほど負けていないとはいえジリっぽい。  
2 ヘイローフジ 99 後方一手で展開頼み。時計要さないと苦しい。  
2 3 クールシャローン 97 嵌れば鋭い脚使う。内を捌いて出てこれるか。
4 カノヤザクラ 103 実績は文句無し。水曜栗東坂路一番時計。
3 5 シャウトライン 97 前走は枠順で負け。今回の内枠は追い風。
6 メリッサ 97 前走スタート決め楽勝。速さはここでも通用。
4 7 コウエイハート 84 持ち時計貧弱。超軽量でも付いて回るだけ。  
8 ゼットカーク 96 昨年内を立ち回って3着。正攻法では無理。  
5 9 サンダルフォン 100 終いの脚だけは強力。勝ちに行けるかどうか。  
10 マルカフェニックス 104 昨年2着時よりハンデ3.5kg増。再現難しいか。  
6 11 マチカネハヤテ 96 昇級後が今一つ。今回再度の軽量も厳しい。  
12 コウユーキズナ 97 前走は枠順に泣いた面あり。差してどこまで。  
7 13 レディルージュ 94 このハンデは魅力。行き差し自在で好勝負。
14 ウイントリガー 96 前走は相手弱過ぎ。時計問われると厳しい。  
8 15 コスモベル 102 昨夏小倉で好時計勝ち。叩き2戦目で見直し。
16 ラッキーバニヤン 87 ハイペースの短距離戦3連勝も今回相手違う。  
17 サイキョウワールド (出走取消)
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 昇級の勢いに勝る一番時計・格下相手に威厳示すカノヤザクラ
■予想構築

 サマースプリントシリーズ第3戦として、'06年よりスプリント戦に変更されて今年で4年目。'06年はコスモフォーチュンが内を通って押し切り勝ち、'07年はテン3ハロン32秒1という超ハイペースに陥って軽量の差し馬が上位を独占、そして昨年はスリープレスナイトが馬なりで楽勝。レース運びからは特段の傾向は見られない。

 特徴的なのは昇級初戦の馬が通用している点。条件戦を経由した馬は延べ15頭が出走して【2・1・2・10】(20.0%)となり、オープンクラスを経由した33頭の【1・2・1・29】(9.1%)を上回る期待値を示している。後者のうち前走6着以下だった馬は延べ24頭が全滅しており、上位のクラスで大きく負けた実力馬よりも未知の魅力に溢れる格下馬に期待をかけてみたい。

 ここまで書くと軸は格下から選びたくなるところだが、ここは敢えてカノヤザクラから入りたい。重賞3勝で夏に強い牝馬が栗東坂路でダントツの一番時計なら中心視せざるを得ない。但しこの馬には欠点がある。そう、出遅れである。アイビスサマーダッシュを連覇したとはいえいずれもラチ沿いの特等席。枠入りも最後のほうだった。

 北九州短距離Sを楽勝した直後のメリッサもカノヤザクラと同様、スタートでレースの行方が大方決まるタイプのお馬さんである。ちなみに前走が芝での初勝利だった。他では過去に小倉短距離で外枠に入って2戦2連対のコスモベル、前走でメリッサに先着しているレディルージュに注目しておきたい。穴はアイビスサマーダッシュで内寄りの枠を引いた時点で脈が無かったバーデンバーデンC連対馬の2頭、シャウトラインとクールシャローン。

◎カノヤザクラ
○メリッサ
▲コスモベル
△レディルージュ
☆シャウトライン、クールシャローン


■馬券構築

 カノヤザクラ1頭軸の3連複流し。

[3連複] カノヤザクラ−メリッサ−コスモベル 10%
[3連複] カノヤザクラ−メリッサ−レディルージュ 10%
[3連複] カノヤザクラ−メリッサ−シャウトライン 10%
[3連複] カノヤザクラ−メリッサ−クールシャローン 10%
[3連複] カノヤザクラ−コスモベル−レディルージュ 10%
[3連複] カノヤザクラ−コスモベル−シャウトライン 10%
[3連複] カノヤザクラ−コスモベル−クールシャローン 10%
[3連複] カノヤザクラ−レディルージュ−シャウトライン 10%
[3連複] カノヤザクラ−レディルージュ−クールシャローン 10%
[3連複] カノヤザクラ−シャウトライン−クールシャローン 10%


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