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第16回函館スプリントS(GIII)
2009年7月5日(Sun) 札幌芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 エーシンエフダンズ 93 直線半ばで仕掛けて完勝。馬群捌き問題無し。
2 エムオーウイナー 95 ハナに立てるがそれだけ。復調の目処立たず。  
2 3 マヤノツルギ 102 隣枠との兼ね合い次第だが内枠で居残りも。
4 アルシラート 95 芝は1年振り。まずは流れに乗れるかが問題。  
3 5 シンボリウエスト 94 昨年のアイビスSDからぶっつけ。静観が妥当。  
6 グランプリエンゼル 93 前走は前残りの恩恵。古馬と対戦無く未知数。  
4 7 メジロシリング 93 展開嵌らないとサッパリ。ここも前崩れ待ち。  
8 ブラックバースピン 78 叩き2戦目。一週前坂路好時計も一変までは。  
5 9 ウエスタンダンサー 100 前走直線で内通った分を考慮しても負け過ぎ。  
10 アーバンストリート 101 毎回後ろ過ぎて届かず。何らかの工夫欲しい。
6 11 メイショウトッパー 96 オープンクラスで頭打ち。あと一押し足りない。  
12 インセンティブガイ 100 たまに2着に絡むもムラ過ぎてアテにならない。  
7 13 スピニングノアール 98 昨年後ろ過ぎて6着。外枠で進出は楽になる。
14 タニノマティーニ 102 洋芝で6勝。ただこの枠からだと行き辛いか。  
8 15 アポロフェニックス 97 何故かいつも外枠。上位進出は立ち回り次第。  
16 モルトグランデ 99 ここ2戦位置取り中途半端。差し込みで一考。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 短い直線と洋芝共に適性あり・内から出し抜くエーシンエフダンズ
■予想構築

 函館スプリントSの前身は北海道開催が札幌、函館の順で行われていた'94年に創設された「札幌スプリントS」。そこから第3回までは札幌で行われていた。函館、札幌の順に改められた'97年に「函館スプリントS」となり、現在に至る。今年は函館競馬場の改装工事により、13年振りに札幌で行われる。…ま、そんなことどうでもいいんだけどね。

 グランプリエンゼルは500万下(10人気)1着、橘S(11人気)1着、NHKマイルC(13人気)3着。で、今回は2番人気(土曜前売り時点)。そりゃまあ得意の1,200Mだし、51kgなら古馬にだって通用するかもしれない。でもなぁ、このシチュエーションって昨年のアイビスサマーダッシュを思い出さない?人気を集めてぶっ飛んだ3歳牝馬、エイムアットビップと同じ。アグネスデジタル産駒で矢作厩舎ってところまで同じ。

 マヤノツルギは9戦7連対の1,200Mで内枠を引いた今回は随分とレースがしやすい。但し重賞では5戦して5着が最高で、一押しに欠くところがある。隣枠に入ったエムオーウイナーとの兼ね合いも心配。むしろこれらの直後で虎視眈々と構えるエーシンエフダンズが不気味。4コーナーまで前が塞がった状態、直線半ばで進路を確保して十分間に合った前走の勝ち方からしてここでも十分に通用するとみた。

 内枠に先行勢が固まり、流れはそこそこ速くなるとみてアーバンストリート、スピニングノアールを引き続きマーク。但しアーバンストリートは毎回バカ丁寧に後ろから行き過ぎるのが難点で、スピニングノアールは「中京+福永」のブーストを外すと凡庸。アーバンストリートが大外から突っ込んだシルクロードSで差して3着したモルトグランデは策士・ヨコテンへの乗り替わりで差し込みに期待。

◎エーシンエフダンズ
○マヤノツルギ
▲アーバンストリート
△スピニングノアール
☆モルトグランデ


■馬券構築

 エーシンエフダンズから馬複・3連複流し。

[馬複] エーシンエフダンズ−マヤノツルギ 10%
[馬複] エーシンエフダンズ−アーバンストリート 10%
[馬複] エーシンエフダンズ−スピニングノアール 10%
[馬複] エーシンエフダンズ−モルトグランデ 10%
[3連複] エーシンエフダンズ−マヤノツルギ−アーバンストリート 10%
[3連複] エーシンエフダンズ−マヤノツルギ−スピニングノアール 10%
[3連複] エーシンエフダンズ−マヤノツルギ−モルトグランデ 10%
[3連複] エーシンエフダンズ−アーバンストリート−スピニングノアール 10%
[3連複] エーシンエフダンズ−アーバンストリート−モルトグランデ 10%
[3連複] エーシンエフダンズ−スピニングノアール−モルトグランデ 10%


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