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第58回ラジオNIKKEI賞(GIII)
2009年7月5日(Sun) 福島芝1,800M 3歳オープン ハンデ (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ワシャモノタリン 86 前につけての粘り評価も距離短縮は忙しいか。  
2 ケイアイドウソジン 89 切れないながらも渋太く伸びる。この距離得意。
2 3 ストロングリターン 93 前走位置取り後ろ過ぎ。乗り替わりで出直し。
4 モエレエキスパート 101 差し優勢の前走で後ろから行って惨敗は不満。  
3 5 ドリームハッチ 87 先行した3戦は善戦も芝で前に行けるか問題。  
6 グローリールピナス 88 良馬場なら多少マシ。軽量で逃げてどこまで。  
4 7 サトノロマネ 93 相手落ちの前走も凡退。時計要しても苦しい。  
8 メイショウコウセイ 90 大外一気で快勝。2週続けて栗東坂路好時計。
5 9 ミッキーペトラ 102 弥生賞2着はスローで内通っただけ。実力疑問。  
10 イコピコ 97 前走先行した分の勝利。上がり要す流れ微妙。  
6 11 マイネルエルフ 100 相手弱化。ここなら惰性で流れ込むことも可能。
12 スーパーシズクン 86 終始内を通って逃げ切り。ここで再現は困難。  
7 13 イネオレオ 102 前走スローで差し及ばず。ペースアップで妙味。
14 シャイニーデザート 86 外に振って追い出して間に合う。外差しで一考。  
8 15 サニーサンデー 91 コース替わりプラスだが逃げ一辺倒では辛い。  
16 ストロングガルーダ 93 楽に追い出して3勝目も力の要る馬場がどうか。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 上がりを要す持久戦・根性の末脚で突き抜けるストロングリターン
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【ラップ構成一覧(過去10年、福島施行時)】
年度 馬場 ラップ構成 テン3F 上り3F 落差
'99年 12.5-11.2-12.0-12.4-12.3-11.8-12.5-12.6-12.8 35.7 37.9 +2.2
'01年 12.8-11.2-12.2-12.3-12.2-11.9-12.0-12.3-12.5 36.2 36.8 +0.6
'02年 12.5-10.7-11.3-11.9-11.8-12.5-12.3-12.6-12.7 34.5 37.6 +3.1
'03年 12.8-11.8-12.2-12.6-12.2-11.7-11.9-11.5-11.7 36.8 35.1 −1.7
'04年 12.6-11.1-11.6-11.6-11.7-11.7-11.9-12.4-12.5 35.3 36.8 +1.5
'05年 12.3-10.9-11.3-12.0-12.0-11.7-12.0-12.4-12.6 34.5 37.0 +2.5
'06年 12.5-11.2-11.8-12.6-12.4-12.1-12.5-12.1-13.3 35.5 37.9 +2.4
'07年 12.6-11.5-11.3-12.2-12.4-12.3-11.6-11.6-12.2 35.4 35.4 ±0
'08年 12.6-10.8-11.7-12.6-12.2-11.7-11.6-11.4-12.2 35.1 35.2 +0.1

 このレースはテンより上がりの時計が掛かる前傾ラップが特徴。馬場が荒れ始める開催6日目に行われるという物理的要因の他、3コーナー過ぎ(ラスト4ハロン付近)から動き始める早仕掛けの傾向も見逃せない。昨年レオマイスターを穴で推したのは、過去にテンより上がりの時計を要したレースで好走経験を有していたことによる。今年もこの観点から狙いの馬を抽出してみたい。

 前傾ラップに適性が見出せるのはワシャモノタリン(3走前、前走)、ケイアイドウソジン(3走前)、ストロングリターン(4走前、前々走)、グローリールピナス(昨年の5戦全て)、サトノロマネ(5走前、3走前)、マイネルエルフ(4走前、前走)、イネオレオ(5走前、4走前)、シャイニーデザート(前走)、サニーサンデー(3走前、前々走)辺り。イコピコとストロングガルーダはいずれも好走がテンより上がりが速い瞬発力型。

 ワシャモノタリンは600Mの距離短縮で追走懸念、グローリールピナスは好走がいずれも短距離(1,400M)、サトノロマネとサニーサンデーは勝ち鞍がいずれも逃げ切り、シャイニーデザートは前走が重馬場の短距離戦で評価微妙、ということでそれぞれ除外。ケイアイドウソジン、ストロングリターン、マイネルエルフ、イネオレオが狙い目。

 前々走の500万下(中山芝1,600M)においてテン3ハロン35秒1−上がり3ハロン36秒2の流れで2馬身半差をつけて差し切ったストロングリターンが軸。他は昨年の小倉で上がりを要する流れを勝ち上がったイネオレオ、前走よりもフリージア賞3着で持久力を示したケイアイドウソジン、アーリントンC2着など一連の重賞で前につけて善戦したマイネルエルフの順で抑えたい。穴は2週続けて栗東坂路で4ハロン52秒台をマーク、前走ミドルペースながら大外一気で差し切ったメイショウコウセイ。

◎ストロングリターン
○イネオレオ
▲ケイアイドウソジン
△マイネルエルフ
☆メイショウコウセイ


■馬券構築

 ストロングリターンから馬複・3連複流し。

[馬複] ストロングリターン−イネオレオ 10%
[馬複] ストロングリターン−ケイアイドウソジン 10%
[馬複] ストロングリターン−マイネルエルフ 10%
[馬複] ストロングリターン−メイショウコウセイ 10%
[3連複] ストロングリターン−イネオレオ−ケイアイドウソジン 10%
[3連複] ストロングリターン−イネオレオ−マイネルエルフ 10%
[3連複] ストロングリターン−イネオレオ−メイショウコウセイ 10%
[3連複] ストロングリターン−ケイアイドウソジン−マイネルエルフ 10%
[3連複] ストロングリターン−ケイアイドウソジン−メイショウコウセイ 10%
[3連複] ストロングリターン−マイネルエルフ−メイショウコウセイ 10%


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