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第70回優駿牝馬(JpnI) 2009年5月24日(Sun) 東京芝2,400M 3歳オープン 定量 (牝)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | マイティースルー | 差 | 69 | 相性の良い小野騎手に乗り替わりも一変までは。 | |
2 | パドブレ | 差 | 68 | 二桁着順のオンパレード。ここも付いて回るだけ。 | ||
2 | 3 | レッドディザイア | 差 | 84 | 前走僅差とはいえ完敗。逆転はともかく能力上位。 | ○ |
4 | ヴィーヴァヴォドカ | 逃 | 73 | フラワーCは枠順と展開嵌っただけ。普通に無理。 | ||
3 | 5 | ダノンベルベール | 先 | 75 | 前走は内通った影響あり。関東圏で巻き返すか。 | ☆ |
6 | フミノイマージン | 差 | 70 | トライアルで上位に離されているようでは苦しい。 | ||
4 | 7 | ブエナビスタ | 追 | 85 | 前走も大外一気で問答無用。後方一手でも信頼。 | ◎ |
8 | ディアジーナ | 先 | 77 | レース運び上手い。先に抜け出して見せ場十分。 | △ | |
5 | 9 | ルージュバンブー | 差 | 81 | 決め手勝負になると手が出ない。馬場悪化希望。 | |
10 | ツーデイズノーチス | 差 | 72 | 前走が案外過ぎる内容。血統的に距離も長いか。 | ||
6 | 11 | イナズマアマリリス | 先 | 66 | 今年に入ってからサッパリ。追って伸びずは問題。 | |
12 | ダイアナバローズ | 差 | 70 | 少頭数で追走楽。消耗少なくても中1週がどうか。 | ||
7 | 13 | ブロードストリート | 差 | 76 | 馬群割って突き抜ける。早めに動けるのは良い。 | ▲ |
14 | ジェルミナル | 追 | 82 | 前走も上位2頭と差のある3着。どうもジリっぽい。 | ||
15 | ハシッテホシーノ | 差 | 74 | 同コース勝ちあるもドスロー。能力の裏付け薄い。 | ||
8 | 16 | ワイドサファイア | 差 | 74 | 使い詰めで休み明けの馬と接戦。上積みに疑問。 | |
17 | デリキットピース | 先 | 75 | 外伸び馬場で押し切り評価も経験浅く半信半疑。 | ||
18 | サクラローズマリー | 差 | 74 | 追って確実に伸びる。使い詰めだけに余力次第。 |
■レース展望 抜群の瞬発力に抗う手立て無し・府中の直線貫くブエナビスタ |
■予想構築 過去10年で順当に収まったのはシーザリオが勝った'05年位で、基本的に荒れるレース。シーザリオはスローペースで後方に押し込められた上、直線に向いたところでもまだ前が壁という状況から勝利。単勝1.5倍、4角12番手から上がり3ハロン33秒3。抜群の瞬発力を持ったスペシャルウィーク産駒。…ブエナビスタのことか? ブエナビスタについて敢えていちゃもんをつけるとするならば脚質。後ろから行けば行くほど展開の影響を受けやすくなる。時計が速くても前が止まらない今の東京の馬場は後ろから行くリスクが高い。しかし今回は長丁場、NHKマイルCやヴィクトリアマイルのような単純な前残りは無いとみる。過去10年で4角9番手以降から6勝、先行押し切りは1勝ということからしても、後方待機のアドバンテージは大きい。 このレースは桜花賞を経由した馬が圧倒的に優勢で、過去10年で8勝2着8回3着6回とほぼ独占状態。これだけ傾向が明らかなのに荒れるのは何故か?理由は簡単、桜花賞で完敗を喫していた馬の巻き返しが多いから。'03年2着チューニーは桜花賞12着、'06年2着フサイチパンドラは桜花賞14着からそれぞれ巻き返しているし、他にも掲示板外から勝ち馬が4頭、2着馬も1頭出ている。 そしてこれら桜花賞で掲示板外から巻き返して連対した7頭には共通点があって、いずれも桜花賞の前の重賞で好走していた。前述のチューニーはクイーンC1着、フサイチパンドラはフラワーC2着。昨年の勝ち馬トールポピーも桜花賞(8着)の前のチューリップ賞で2着していた。'02年2着チャペルコンサート(チューリップ賞3人気5着、桜花賞5人気7着、オークス12人気)のように、人気暴落なら穴狙いチャンス。 もう一つ特筆すべきは体重の軽い馬が穴を開けるという傾向。'02年2着チャペルコンサート(12人気・418kg)、'03年2着チューニー(13人気・438kg)、'08年2着エフティマイア(13人気・432kg)など、波乱を巻き起こした伏兵は軒並み小柄な馬だった。桜花賞前のレースで好走していて、桜花賞を負けて人気を落として、小柄な馬。ダノンベルベールがこれに近い。後藤騎手鞍上でチューニーの再現か。 『ブエナビスタが留守にしている間に、おやっと思わせる牝馬が2頭出てきた。エルフィンSを勝ったレッドディザイアと今回出走のブロードストリート。』(第16回チューリップ賞展望より抜粋)と自分で書いたことを素直に信頼してこの2頭が相手本線。ディアジーナは堅実さを買っても瞬発力勝負に不安が残るだけに少々割引。穴は前述の傾向に従ってダノンベルベール。 ◎ブエナビスタ ○レッドディザイア ▲ブロードストリート △ディアジーナ ☆ダノンベルベール ■参考レース (レース名をクリックすると別窓でレース回顧を開きます)
■馬券構築 ブエナビスタ1着固定+レッドorブロード2〜3着固定の3連単流し。 [3連単] ブエナビスタ→レッドディザイア→ブロードストリート 10% [3連単] ブエナビスタ→レッドディザイア→ディアジーナ 10% [3連単] ブエナビスタ→レッドディザイア→ダノンベルベール 10% [3連単] ブエナビスタ→ブロードストリート→レッドディザイア 10% [3連単] ブエナビスタ→ブロードストリート→ディアジーナ 10% [3連単] ブエナビスタ→ブロードストリート→ダノンベルベール 10% [3連単] ブエナビスタ→ディアジーナ→レッドディザイア 10% [3連単] ブエナビスタ→ディアジーナ→ブロードストリート 10% [3連単] ブエナビスタ→ダノンベルベール→レッドディザイア 10% [3連単] ブエナビスタ→ダノンベルベール→ブロードストリート 10% |