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第53回阪急杯(GIII) 2009年3月1日(Sun) 阪神芝1,400M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ファイングレイン | 差 | 105 | 久々・59kg・阪神の三重苦。仕上がり良好も見送り。 | |
2 | ジョリーダンス | 先 | 100 | 消耗戦で相対的に浮上するが差し切るまでは疑問。 | ||
2 | 3 | ドラゴンファング | 先 | 95 | 前走も全くの楽勝。相手揃うも前につけて善戦可能。 | △ |
4 | ビービーガルダン | 先 | 100 | 内から前に行けそうのは良い。速さはここでも通用。 | ▲ | |
3 | 5 | ヤマニンエマイユ | 差 | 102 | 昨秋の内容見る限りこの距離合う。前に行ければ。 | ☆ |
6 | フィールドベアー | 先 | 101 | マイルはこなせても更に1ハロン短いここは忙しい。 | ||
4 | 7 | ピンクカメオ | 追 | 97 | 昨年いい所無し。この中に入ると速さ不足否めず。 | |
8 | エアパスカル | 逃 | 89 | 距離短縮は好材料もいきなり一線級相手は辛い。 | ||
5 | 9 | トウショウカレッジ | 追 | 100 | 前走団子状態を外から一刺し。ここも展開一つ。 | ☆ |
10 | ランヘランバ | 逃 | 98 | 前走スタート直後の芝で行きそびれるようでは無理。 | ||
6 | 11 | マイネルレーニア | 逃 | 103 | 一本調子の逃げ馬。1kg増と久々でも粘り通せるか。 | |
12 | タマモホットプレイ | 追 | 98 | 末脚は未だ健在も自ら勝ちに行く力は既に無い。 | ||
7 | 13 | ローレルゲレイロ | 先 | 103 | 前走は先行勢壊滅の流れ。番手追走で立て直し。 | ○ |
14 | ヘイローフジ | 追 | 97 | 前走展開嵌っても届かず。更に相手強化で苦しい。 | ||
8 | 15 | ファリダット | 差 | 101 | 惜敗続きも切れ味抜群。絶好馬場で突き抜け期待。 | ◎ |
16 | レットバトラー | 差 | 96 | セントウルSで5着も最内枠。今回はその逆の立場。 |
■レース展望 惜敗続きに終止符を打て・絶好馬場で今度こそ突き抜けるファリダット |
■予想構築 '04年1着サニングデール、'05年4着アドマイヤマックス、'07年3着スズカフェニックス。いずれもここで上がり最速の脚を使って突っ込んできて、次走高松宮記念を勝ったお馬さん達である。昨年のスズカフェニックスも59kgを背負って上がり最速をマーク、次走高松宮記念で出遅れながら最後に突っ込んできて3着。今回もこれらに近いお馬さんがいる。 ファリダット。京阪杯、阪神カップ、京都金杯と適度に荒れた馬場でいずれも凄い脚で突っ込みながら届かず。開幕直後の綺麗な馬場なら突き抜けちゃうんじゃないの?今回は3戦して【2・1・0・0】の阪神芝1,400M、マイネルレーニアやローレルゲレイロが速い流れを作ってくれるだろうから折り合いも付けやすい。加えて今週水曜の栗東芝で6F78秒5−1F11秒4の好時計。お膳立ては整った。 東京新聞杯は先行勢が壊滅、後方待機馬が上位を占める大味な決着。渋った馬場の経験に乏しいローレルゲレイロにとっては酷なレースだった。昨年の覇者で高松宮記念やマイルCSといったGIでも前につけて掲示板に載る実力の持ち主。四位騎手がファリダットに騎乗するため今回は藤田騎手に乗り替わるが、藤田騎手とのコンビでも昨年の東京新聞杯を勝っているので問題ない。 マイネルレーニアは条件が合わないとあっさり沈む一本調子の逃げ馬。芝1,400Mは重賞2勝を含む【5・0・2・2】の得意条件だが、今回は休み明けと1kg増の斤量設定が微妙。同じ休み明けでも、内からマイネルレーニアのハナに対抗できそうなビービーガルダンに期待してみたい。スプリンターズSで3着に残るほどのタフな馬が、たった1ハロンの距離延長をこなせないとは思えない。 現在の施行時期に行われた'00年以降過去9年の連対馬18頭のうち、重賞未連対だったのは'06年2着コスモシンドラーのみ。何はともあれ格が問われる一戦。ドラゴンファングは好時計で楽勝した直後とはいえ、その相手は今回より軽く三枚は落ちる雑魚メンバー。危険な人気馬の香りがするものの、このレースは内枠に入った先行馬が異常な位来るので仕方なく抑えておく。 穴は芝1,400M好連対率のヤマニンエマイユとトウショウカレッジ。ヤマニンエマイユは昨夏のNSTオープンでマイネルレーニア、昨秋のオーロCでトウショウカレッジをそれぞれ下しているし、京成杯オータムハンデでは前につけて見せ場たっぷりの4着。福永騎手はこのコースで前につけることにかけては天才的('06年阪神カップ、'08年阪急杯、'08年セントウルSなど)。トウショウカレッジは決め手があるのに使いこなせない器用貧乏馬。前走はそんな同馬の固定観念を打ち破る画期的な勝ち方だった。 ◎ファリダット ○ローレルゲレイロ ▲ビービーガルダン △ドラゴンファング ☆ヤマニンエマイユ、トウショウカレッジ ■馬券構築 ファリダット1頭軸の3連複流し。 [3連複] ファリダット−ローレルゲレイロ−ビービーガルダン 10% [3連複] ファリダット−ローレルゲレイロ−ドラゴンファング 10% [3連複] ファリダット−ローレルゲレイロ−ヤマニンエマイユ 10% [3連複] ファリダット−ローレルゲレイロ−トウショウカレッジ 10% [3連複] ファリダット−ビービーガルダン−ドラゴンファング 10% [3連複] ファリダット−ビービーガルダン−ヤマニンエマイユ 10% [3連複] ファリダット−ビービーガルダン−トウショウカレッジ 10% [3連複] ファリダット−ドラゴンファング−ヤマニンエマイユ 10% [3連複] ファリダット−ドラゴンファング−トウショウカレッジ 10% [3連複] ファリダット−ヤマニンエマイユ−トウショウカレッジ 10% |