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第102回京都記念(GII)
2009年2月21日(Sat) 京都芝2,200M 4歳以上オープン 別定 (国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 マンハッタンスカイ 93 トップハンデで僅差の前走評価も横並びだと脆い。  
2 2 メイショウクオリア 87 前走太め残りで6着なら上出来も別定戦では劣勢。  
3 3 ダンスアジョイ 88 後方一手がネックも京都外回りで瞬発力に注目。
4 4 シルクフェイマス 95 昨年単騎3着も叩き2戦目。今年は昨夏以来久々。  
5 チョウサンデイ 85 自己条件3連勝。力要す馬場で通用の余地あり。
5 6 アドマイヤオーラ 97 昨年の覇者。溜めて切れるが今回も58kgが課題。
7 カワカミプリンセス 93 前走先行組に厳しい流れ。改めて積極策に期待。
6 8 タスカータソルテ 93 直線平坦得意だが58kg背負ったここ2走イマイチ。  
9 アサクサキングス 95 前に行けるが一押しに欠ける。実力認めても静観。  
7 10 カネトシツヨシオー 91 決め手はこの中でも通用。叩いて立て直せるか。  
11 サクラメガワンダー 98 一頭だけ脚色違った前走圧巻。関西圏では充実。
8 12 ヴィクトリー 86 前走久々を考慮しても負け過ぎ。燃え尽き症候群。  
13 トウカイルナ 86 いい脚使って届かずばかり。この中では力不足。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 あの豪脚をもう一度・外回りで磐石の地位築くサクラメガワンダー
■予想構築

 サクラメガワンダーが遂に本格化。不得意なはずの関東圏で毎日王冠4着、天皇賞秋6着。「庭」の阪神に戻った鳴尾記念では大げさでも何でもなく、本当に周りの馬が止まって見えた。相手が弱かったというのもあるだろうが、あの脚は反則だろJK。中団付近でレースが出来るのも良い。

 アドマイヤオーラは58kgを背負って一度も馬券に絡んでいない。前走(4着)、昨年の金鯱賞(6着)と宝塚記念(14着)がそうだが、このうち前走は休み明け、宝塚記念はドロンコ馬場で言い訳が出来る。金鯱賞も渋った馬場で無理に追い上げたのが敗因だが、今回出走のマンハッタンスカイ、カワカミプリンセス、サクラメガワンダー、カネトシツヨシオーに軒並み先着を許している。前年の勝ち馬であることを考慮しても抑えまで。

 有馬記念はダイワスカーレットが強過ぎたせいで前に行った組は苦労した。カワカミプリンセスはスタート直後から押していたのに、馬なりのダイワスカーレットにハナを奪われてしまった。それでも前につけた馬の中ではダイワスカーレットを除いて最先着。直線平坦でゆったり進めそうな今回は追走がグッと楽になる。アサクサキングスも同様に状況が好転するが、こちらは瞬発力勝負になるとキツイ。この馬もアドマイヤオーラと同じく、58kg(以上)を背負って勝ったことがない。

 チョウサンデイは3連勝中の4歳馬という点が'05年2着トウショウナイトと同じ。寿Sで馬場の内から抜け出してきた辺り、荒れた馬場は上手そう。ダンスアジョイは不発の核弾頭。昨年のアルゼンチン共和国杯(5着)でテイエムプリキュアから軽く20馬身後方から最終的に半馬身差。京都芝は3戦して【1・0・1・1】、着外の1回は一昨年の京都大賞典4着。京都外回りだからこそ、その決め手に今一度注目したい。

◎サクラメガワンダー
○カワカミプリンセス
▲チョウサンデイ
△アドマイヤオーラ
☆ダンスアジョイ


■馬券構築

 サクラメガワンダー1頭軸の3連複流し。

[3連複] サクラメガワンダー−カワカミプリンセス−チョウサンデイ 30%
[3連複] サクラメガワンダー−カワカミプリンセス−アドマイヤオーラ 20%
[3連複] サクラメガワンダー−カワカミプリンセス−ダンスアジョイ 20%
[3連複] サクラメガワンダー−チョウサンデイ−アドマイヤオーラ 10%
[3連複] サクラメガワンダー−チョウサンデイ−ダンスアジョイ 10%
[3連複] サクラメガワンダー−アドマイヤオーラ−ダンスアジョイ 10%


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