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第44回京都牝馬S(GIII)
2009年2月1日(Sun) 京都芝1,600M 4歳以上オープン 別定 (牝)(国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 オディール 91 距離短縮は好材料。ポン駆けするし重馬場もOK。
2 2 スペルバインド 93 前走内掬って完勝。終いの脚に頼り過ぎなければ。
3 3 テンイムホウ 90 重賞では二桁着順のオンパレード。マイルも長い。  
4 プリンセストロイ 84 中央復帰後連勝。但し2段階昇級で即通用までは。  
4 5 ザレマ 95 昨年前につけて2着。今年は然したる強敵不在。
6 チェレブリタ 95 前走ハンデ・展開・コース採り全て嵌る。実力疑問。  
5 7 クラウンプリンセス 90 前走大外枠で外に振られる。前々走を再度見直し。
8 ハートオブクィーン 90 前が手薄なら頑張るがいつもあと一押しに欠ける。  
6 9 ニシノマナムスメ 101 前走一旦前に出た後失速。別定54kgで見直す手。
10 タイキマドレーヌ 94 ここ2戦の使い方滅茶苦茶。今回ダートカマシだが。  
7 11 レインダンス 96 どうもジリ脚。この相手なら通用しておかしくないが。  
12 カレイジャスミン 93 たまに行った行ったの片割れ担う。力関係は微妙。  
8 13 トウカイルナ 93 決め打ちに近い後方待機。要は差しが効くかどうか。  
14 ハチマンダイボサツ 93 前走は展開言い訳でもお粗末。重賞は時期尚早。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 強敵不在で勝機到来・前有利の馬場で羽ばたくザレマ
■予想構築

 京都は今週からCコースを使用しているというのに、依然として前が残っている。前日に芝で行われた特別レース(つばき賞、稲荷特別)はいずれも逃げ切り。いずれも2着に差しが来ているとはいえ、この馬場で後ろから行く馬を軸にするのは勇気が要る。今となっては俄かに信じがたいが、昨年はあのブルーメンブラットが差し届かず4着に敗れた。

 このレースは例年メンバーが手薄になりやすいが、今年は特に酷い。ターコイズSを逃げ勝ったザレマに勝機到来か。昨年も重馬場で先行して、アドマイヤキッスと壮絶に競り合って2着。3着キストゥヘヴン、4着ブルーメンブラットという濃いメンバーだった昨年に比べれば今年は遥かに楽。安藤勝己騎手がオディールを捨ててまでもこちらを採ったというのも興味深い。前日の東京新聞杯で出遅れをかました兄の分まで頑張るとみた。

 前からも後ろからも公平な馬場なら決め手が冴えまくるスペルバインドを一番手に挙げただろうが、冒頭で挙げた通り今の馬場は後ろから行く馬にとってアンフェア。ブルーメンブラットが飛ぶ位なら、条件戦上がりのこの馬が飛んでも何ら不思議は無い。オディールは距離短縮が好感。ポン駆けするほうだし、重馬場のローズSで比較的前につけて4着があるだけに一応注意しておきたい。

 愛知杯は前崩れで軽量の差し馬が大挙として押し寄せただけの凡レース。そんなレースでたまたま内を突いて上がってきたチェレブリタなんて超のつく危険な人気馬。武豊騎手はこのレースで後ろから行って差し届かずの常習犯。むしろトップハンデで積極策を採って、一旦先頭に踊り出る場面があったニシノマナムスメを見直すのが自然な流れ。マイルはマイラーズCで2着がある距離。小柄な馬だけに、力の要る馬場で踏ん張れるかが焦点。

 穴はクラウンプリンセス。前走は距離もあるがそれ以上に大外枠が堪えた。この馬だけ余分に50Mは走っていたはず。マイルではゴールデンホイップトロフィーで火の出るような叩き合いを制した馬。京都では先行した際に良績を残しているだけに、ここは恐れず前に出てきてもらいたい。

◎ザレマ
○スペルバインド
▲オディール
△ニシノマナムスメ
☆クラウンプリンセス


■馬券構築

 ザレマから馬複、3連複流し。

[馬複] ザレマ−スペルバインド 10%
[馬複] ザレマ−オディール 10%
[馬複] ザレマ−ニシノマナムスメ 10%
[馬複] ザレマ−クラウンプリンセス 10%
[3連複] ザレマ−スペルバインド−オディール 10%
[3連複] ザレマ−スペルバインド−ニシノマナムスメ 10%
[3連複] ザレマ−スペルバインド−クラウンプリンセス 10%
[3連複] ザレマ−オディール−ニシノマナムスメ 10%
[3連複] ザレマ−オディール−クラウンプリンセス 10%
[3連複] ザレマ−ニシノマナムスメ−クラウンプリンセス 10%


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