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第50回アメリカジョッキークラブC(GII)
2009年1月25日(Sun) 中山芝2,200M 4歳以上オープン 別定 (国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ゴーウィズウィンド 86 昨年殿負け、同条件のオールカマーでもビリ。無理。  
2 2 アルナスライン 100 差し込み図るとイマイチ。力の要る馬場も向かない。  
3 3 ネヴァブション 95 逃げたり差したり落ち着かない。距離もまだ短いか。  
4 4 メイショウレガーロ 86 前走頭を上げながら楽勝。積極策での前残り注意。
5 サンツェッペリン 84 障害帰りの2戦も凡退。3歳春で既に燃え尽きたか。  
5 6 エアシェイディ 98 中山で安定も58kgを背負って勝ち切れるかどうか。
7 トウショウシロッコ 94 前走中団待機で快勝。この条件好走あり資格十分。
6 8 ドットコム 86 前走大外一気も前が止まっただけ。信用置けない。  
9 マイネルキッツ 93 ここ2戦は上がり最速。心持ち前で競馬出来れば。
7 10 グラスボンバー 91 忘れた頃に突っ込んでくる。流れ緩いと出番無し。  
11 ドリームジャーニー 95 馬群を割って伸びた前走収穫。本来の捲りに期待。
8 12 キングストレイル 95 オールカマー2着は展開向く。横並びだと案外脆い。  
13 チェストウイング 85 久々は苦にしないほうだが別定でこの相手は辛い。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 1kg差で今度は逆転・栄華極めた外回りで捲り一閃ドリームジャーニー
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【前走で中山芝を勝利していた馬の成績一覧(過去10年)】
年度(回) 馬名 性齢 斤量 前走勝利レース 今回成績
'99年(第40回) サイレントハンター 牡6 58.0kg 中山金杯(2,000M) 2着(3人気)
メジロランバート 牡4 56.0kg 冬至S(2,500M) 4着(2人気)
'00年(第41回) マチカネキンノホシ 牡4 56.0kg アクアラインS(1,800M) 1着(3人気)
フサイチドラゴン 牡4 56.0kg 東雲賞(2,000M) 7着(8人気)
'01年(第42回) コスモブレイザー 牡6 57.0kg グッドラックH(2,500M) 3着(9人気)
フサイチドラゴン 牡5 57.0kg 東雲賞(2,000M) 7着(5人気)
'02年(第43回)
※東京開催
フサイチランハート 牡5 57.0kg 1000万下(2,000M) 1着(8人気)
スパークホーク 牡5 57.0kg 冬至S(2,500M) 2着(4人気)
'03年(第44回) ホットシークレット セ7 58.0kg ステイヤーズS(3,600M) 4着(6人気)
'04年(第45回) ウインジェネラーレ 牡4 56.0kg 冬至S(2,500M) 2着(3人気)
'05年(第46回) クラフトワーク 牡5 57.0kg 中山金杯(2,000M) 1着(1人気)
'07年(第48回) マツリダゴッホ 牡4 56.0kg クリスマスC(1,800M) 1着(2人気)
'08年(第49回) ブラックアルタイル セ6 57.0kg クリスマスC(2,200M) 3着(6人気)

 このレースは前走の勢いが通用する傾向が強く、特に中山芝で勝った直後の馬の信頼度がかなり高い。該当馬は過去10年で延べ13頭が出走して【4・3・2・4】(53.8%)、出走のあった9年のうち8年で馬券に絡んでいる。人気に関わらず好走が多いのも注目すべきポイント。今回で言えばメイショウレガーロ、トウショウシロッコ、ドットコムの3頭が総崩れというのは考えにくい。

 トウショウシロッコは中山芝2,200Mで行われたセントライト記念で2着、昨年のオールカマーも3着でエアシェイディ(5着)に先着。揉まれにくい少頭数が良いタイプで、14頭立て以上だと【1・3・4・11】(21.1%)なのに対し、13頭立て以下では【2・3・1・1】(71.4%)。メイショウレガーロの前走は直線で抑え切れず先頭に立ち、頭を上げながら押し切り勝ち。人気の2頭が後ろから行く馬だけに見せ場は十分作れそう。ドットコムは重賞に4回挑戦していずれも二桁着順、前走も前が止まったところを交わしただけ。

 有馬記念組からは3着エアシェイディと4着ドリームジャーニー、6着アルナスラインがスタンバイ。エアシェイディは58kgを背負ったレースで7戦して【0・1・1・5】と一つも勝てていない。アルナスラインは何だかんだ言っても重賞未勝利。ここ2戦プラス体重、心身共に充実期に入りつつあるドリームジャーニーの逆襲に期待。4コーナーの進入が緩やかな外回りなら外に膨らむ心配も少なくなる。つーか、有馬記念でエアシェイディに3着に入られた無念を晴らしてくれ。

 中山金杯組ではマイネルキッツに注目。スタート直後にキャッチータイトルとダイワワイルドボアに挟まれていきなり後方。結局4コーナーで大外を回して4着。思えば昨年のオールカマー(4着)でも同じような負け方をしていた。ただそこでエアシェイディ(5着)に1馬身強先着しているのだから、この馬も能力はある。ネヴァブションはヨコテンの出方次第。キングストレイル辺りが行きそうな今回は最後方ポツンをやらかして届かずと予想。キングストレイルはオールカマーが余りにも恵まれ過ぎ。並ばれたら終わり。

◎ドリームジャーニー
○トウショウシロッコ
▲エアシェイディ
△マイネルキッツ
☆メイショウレガーロ


■馬券構築

 ドリームジャーニー1頭軸の3連複流し。

[3連複] ドリームジャーニー−トウショウシロッコ−エアシェイディ 30%
[3連複] ドリームジャーニー−トウショウシロッコ−マイネルキッツ 20%
[3連複] ドリームジャーニー−トウショウシロッコ−メイショウレガーロ 10%
[3連複] ドリームジャーニー−エアシェイディ−マイネルキッツ 20%
[3連複] ドリームジャーニー−エアシェイディ−メイショウレガーロ 10%
[3連複] ドリームジャーニー−マイネルキッツ−メイショウレガーロ 10%


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