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第60回朝日杯フューチュリティS(JpnI) 2008年12月21日(Sun) 中山芝1,600M 2歳オープン 馬齢 (牡・牝)(混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ミッキーパンプキン | 逃 | 84 | 前走典型的な行った行った。距離短縮で忙しい。 | |
2 | シェーンヴァルト | 差 | 83 | 前走はハイペース嵌った感。乗り難しく過信禁物。 | △ | |
2 | 3 | セイウンワンダー | 追 | 87 | 新潟からぶっつけが問題も内枠先行で有力候補。 | ☆ |
4 | トウカイフィット | 逃 | 83 | 自己条件でもそこそこ止まり。好位確保も難しい。 | ||
3 | 5 | ブレイクランアウト | 差 | 90 | 前走スローで脚余す。ハイラップで突き抜け期待。 | ◎ |
6 | トレノパズル | 先 | 73 | 競り合って抜かせず評価もこの相手で再現無理。 | ||
4 | 7 | オメガユリシス | 差 | 85 | 前走内から馬群割って快勝。距離克服出来れば。 | |
8 | ツルマルジャパン | 逃 | 86 | 前走飛ばし過ぎ。初ブリンカーで自制利くかどうか。 | ||
5 | 9 | エイシンタイガー | 追 | 84 | 相手なりに走るが距離延長で連闘のローテ疑問。 | |
10 | トップオブピーコイ | 追 | 79 | 重賞2戦が負け過ぎ。カンナSの差し切り見事だが。 | ||
6 | 11 | フィフスペトル | 差 | 85 | 前走叩き台にしては上々。乗り替わりで必勝体制。 | ▲ |
12 | ゲットフルマークス | 逃 | 86 | 前走ノーマークで行けたのが勝因。今回同型多数。 | ||
7 | 13 | ピースピース | 追 | 80 | 決め手はあるが追い上げる際にフラつくのが問題。 | |
14 | ブラストクロノス | 先 | 83 | 唯一同コース勝ちあるがそれだけ。時計に課題。 | ||
8 | 15 | ホッコータキオン | 逃 | 84 | 2戦続けてレコード決着を演出。外枠でも要注目。 | ○ |
16 | ケンブリッジエル | 逃 | 80 | 前走凡庸な時計ですら押し切れず。大外枠も辛い。 |
■レース展望 東京スポーツ杯2歳S組に逆転妙味・ハイペースで真価問うブレイクランアウト |
■予想構築 中山マイルは内枠有利なんて、三度の飯より競馬好きの人なら誰でも知っている。スタート直後にコーナーがある関係で内枠の馬が先手を奪いやすく、4コーナーがきついので外を通った馬は外に流されやすい。結果的に内ピタで回ってきた先行馬が押し切って一丁上がり、というのが内枠有利の概要。4コーナーがきついので云々のくだりは皐月賞にも応用が可能。 今回の人気どころは総じて内枠に入った。ミッキーパンプキンなんて内枠を引いたから人気しているだけでしょ。メイクデビューがテン3ハロン35秒6、萩Sが同35秒7って何これ?ホッコータキオン、ゲットフルマークス、ツルマルジャパンとか他に速い馬が沢山いる中でこの馬を買う必要性が分からん。消し。 デイリー杯2歳Sはシェーンヴァルトの差し切りよりもホッコータキオンの粘りを積極的に評価したい。2戦続けてレコードで走ったのは紛れも無い事実。デイリー杯2歳Sで逃げて好走したオースミダイドウ('06年3着)やキャプテントゥーレ('07年3着)が残れるならこの馬が残れないとおかしい。'03年のメイショウボーラーは8枠15番から逃げて2着に粘っており、外枠も割り引く材料にはならない。 シェーンヴァルトは折り合いに課題を残しているだけに、揉まれる内枠は逆にマイナスかもしれない。内枠を引いて得をするのはあくまで前に行く馬。デイリー杯2歳S勝ち馬は2〜3着が多いという傾向からして抑えには必要。 '05年フサイチリシャール、'06年ドリームジャーニー、'07年ゴスホークケン。いずれも東京スポーツ杯2歳S経由。ドリームジャーニーとゴスホークケンはそこで負けていたにも関わらずここで重賞初勝利。今年の東京スポーツ杯2歳S組は…って、ブレイクランアウトしかいないのか。だったら話が早い。これが軸だ。ここ2戦は流れが緩過ぎて全力を出し切れていない。快速馬集結のここは一気の突き抜けに期待したい。 フィフスペトルの強さは函館2歳Sの弾けっぷりで実証済み。京王杯2歳Sが終わって、三浦騎手の年内のGI制覇もあるかと密かに期待していたら、フィフスペトルの鞍上がルメール騎手に替わっていた。ゲットフルマークスの楽逃げを許したレース振りが加藤師には不満だったらしい。でもなぁ、メイチの勝負をかける必要の無かった馬で2着なら上出来じゃないのか?ルメールなら勝てると踏んだ加藤師の判断は正しいのか? セイウンワンダーは新潟2歳Sの後に東京スポーツ杯2歳Sを使う予定が、蹄球炎(いわゆる血マメ)でスキップ。昨年ウオッカの凱旋門賞挑戦を断念させたアレ。ウオッカはその後秋華賞で3着。不良馬場で追い込み一気を決めてしまう馬をこれだけの理由で消すのは忍びない。今回は内枠を引いただけに、スタートを決めて前に行くことが出来れば…。 他では常に相手なりのエイシンタイガー、福島2歳Sの内差しに見どころがあったオメガユリシスが穴っぽいのだが、いずれも過去10年で3着すら無い前走1,200M出走馬なので見送ることにする。ハイペース必至でピースピースの追い込みも捨て難いのだが、コイツは真っ直ぐ走らんし、また外に膨らむだろうからなぁ…。 ◎ブレイクランアウト ○ホッコータキオン ▲フィフスペトル △シェーンヴァルト ☆セイウンワンダー ■参考レース (レース名をクリックすると別窓でレース回顧を開きます)
■馬券構築 ブレイクランアウト1頭軸の3連複流し。 [3連複] ブレイクランアウト−ホッコータキオン−フィフスペトル 20% [3連複] ブレイクランアウト−ホッコータキオン−シェーンヴァルト 20% [3連複] ブレイクランアウト−ホッコータキオン−セイウンワンダー 20% [3連複] ブレイクランアウト−フィフスペトル−シェーンヴァルト 20% [3連複] ブレイクランアウト−フィフスペトル−セイウンワンダー 10% [3連複] ブレイクランアウト−シェーンヴァルト−セイウンワンダー 10% |