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第44回中日新聞杯(JpnIII) 2008年12月13日(Sat) 中京芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (混)(特指) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | イケトップガン | 追 | 83 | 決め手活きる一気の軽量魅力も距離延長微妙。 | |
2 | ホッコーソレソレー | 追 | 85 | 前走差し不発の展開とはいえ見せ場無し不満。 | ||
2 | 3 | ダブルティンパニー | 逃 | 95 | 前につけて善戦。後続牽制なら見せ場は作る。 | △ |
4 | シンゲン | 差 | 92 | 前走楽な手応えで完勝。このハンデなら好勝負。 | ▲ | |
3 | 5 | アサカディフィート | 追 | 94 | 左回りではイマイチ。自慢の決め手も鈍り気味。 | |
6 | サクラオリオン | 追 | 94 | 前走後方から内突き不発。叩き2戦目も望み薄。 | ||
4 | 7 | ダンスアジョイ | 差 | 92 | 末脚強烈も完全後方待機がネック。展開次第。 | ☆ |
8 | ヤマニンキングリー | 差 | 95 | 溜め逃げ封じた前走評価。直線平坦なら走る。 | ○ | |
5 | 9 | シゲルフセルト | 先 | 89 | 乱ペースの前走度外視可も稽古手控え気になる。 | |
10 | パープルイーグル | 差 | 89 | 前走大外に持ち出すまでモタつく。軽量でも辛い。 | ||
6 | 11 | オペラブラーボ | 差 | 99 | 好位付けで無難に3連勝。今回昨冬快勝の中京。 | ◎ |
12 | アルコセニョーラ | 追 | 96 | 引き続き差脚堅調。立ち回り次第で巻き返しも。 | ☆ | |
7 | 13 | フサイチアソート | 先 | 96 | 前走恵まれながら一押しを欠く。力不足否めず。 | |
14 | マイネルスターリー | 差 | 90 | 馬場考慮しても横一線から遅れた前走物足りず。 | ||
8 | 15 | マンハッタンスカイ | 逃 | 98 | 前走は内枠先行の賜物。他に並ばれると脆い。 | |
16 | センカク | 先 | 98 | 今年の中京記念で2着あるが当時の勢いにない。 | ||
17 | マイネルポライト | 差 | 96 | 秋2戦の内容イマイチ。昨年5着から上積み疑問。 |
■レース展望 昨年快勝の舞台で迎える初重賞・開かれた扉に飛び込むオペラブラーボ |
■予想構築 今年から父内国産馬の保護規定が消滅し、外国産駒にも門戸が開かれた訳だが、出走馬17頭中11頭はいわゆる父内国産馬。昨年とあまり変わりないんじゃないの?というのが率直な感想。前週に別定戦の鳴尾記念が行われる関係上、軽ハンデを求める格下馬が集まり易いというのも変わりはない。 暮れの開催で行われた'00年以降の8年間で3歳馬が3勝2着3回、4歳馬が3勝2着5回と若駒優勢の傾向が顕著。今年もそれに違わず、アンドロメダSでオープン2勝目を挙げたヤマニンキングリー、1000万下・1600万下・オープンと3連勝を決めたオペラブラーボ辺りが主役を務めそうだ。いずれも今週の追い切りで持ったままでパートナーに先着。甲乙付け難い。 いずれも前走でダブルティンパニーと対戦している点に着目し、より大きな着差をつけて勝ったオペラブラーボを上位に採りたい。オペラブラーボはオペラハウス産駒で、昨年までの規定ならこのレースを使えなかった。中京は昨年のこの開催で5馬身差の圧勝を演じた舞台。 前走で京都芝1,800〜2,000Mで3着以内に入った馬が過去8年で【4・1・0・2】(71.4%)と走りまくっている点から、ヤマニンキングリーとこれに僅差だったダブルティンパニーにも注目。ヤマニンキングリーは全4勝を直線平坦でマークしているし、中京にも勝ち鞍があるだけに引き続き好走を期待。ダブルティンパニーは寒くなる時期に走る傾向がみられ、10〜12月に【3・3・2・1】(66.7%)、特に12月は【3・1・0・0】(100.0%)のパーフェクト連対。昨年の12月も阪神で連勝している。 単穴はシンゲン。約1年振りのレースだったにも関わらず、直線半ばまで持ったままという余裕振りが印象的だった。叩き2戦目は3戦全勝で、54kgのハンデ設定もお買い得感が漂う。他ではアルゼンチン共和国杯で2年連続で凄い脚を使って突っ込んできた不発弾ダンスアジョイ、軽ハンデで重賞2勝のアルコセニョーラの食い込みにも警戒しておきたい。 切った馬について補足しておく。マンハッタンスカイの前走は内を通った馬が有利という福島最終週の特徴を活かした好走。今回は外枠で余計な脚を使わされそうだし、同型のダブルティンパニーの存在も厄介。シゲルフセルトはいわゆる夏の上がり馬。この中間は馬なり主体で速い時計を出していないように、現状維持が精一杯の様子。イケトップガンも面白いかと思ったが、1,800Mで【4・1・2・1】(62.5%)なのに対して2,000Mでは3戦して3着以内無しという偏りが気になるので見送る。 ◎オペラブラーボ ○ヤマニンキングリー ▲シンゲン △ダブルティンパニー ☆ダンスアジョイ、アルコセニョーラ ■馬券構築 オペラブラーボ−ヤマニンキングリー2頭軸の3連複流し。 [3連複] オペラブラーボ−ヤマニンキングリー−シンゲン 30% [3連複] オペラブラーボ−ヤマニンキングリー−ダブルティンパニー 30% [3連複] オペラブラーボ−ヤマニンキングリー−ダンスアジョイ 20% [3連複] オペラブラーボ−ヤマニンキングリー−アルコセニョーラ 20% |