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第13回東京中日スポーツ杯武蔵野S(GIII) 2008年11月8日(Sat) 東京ダート1,600M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | カネヒキリ | − | − | 屈腱炎で2年以上休養。ここで無理は出来ない。 | |
2 | トーセンブライト | 先 | 101 | 早め抜け出しで好走続く。昨年の3着以上も可能。 | △ | |
2 | 3 | タケミカヅチ | 差 | 95 | 血統的にダートこなせても今回古馬相手が問題。 | |
4 | カルナバリート | 差 | 95 | ここ2走は軽ハンデ。速い流れは問題無いが。 | ||
3 | 5 | ベルーガ | 追 | 91 | たまに末脚炸裂するも時計勝負では分が悪い。 | |
6 | エスケーカントリー | 追 | 98 | 好走は専らスロー。ここで流れに乗れるか不安。 | ||
4 | 7 | キクノサリーレ | 先 | 100 | 前走大外持ったままで快勝。ペースアップ課題。 | |
8 | アグネスジェダイ | − | − | ここならハナ奪えそうだがこの距離で粘り心配。 | ||
5 | 9 | ゼンノコーラル | 追 | 96 | 追込一辺倒がネック。前が崩れない限り厳しい。 | |
10 | ボードスウィーパー | 追 | 89 | 2年前の東京で一発後不振。実力不足否めず。 | ||
6 | 11 | ユビキタス | 先 | 94 | 前走完敗も相手に納得。持ち時計充足で好勝負。 | ◎ |
12 | ワールドハンター | 先 | 93 | 概ね短距離で勝ち上がり。この中だと底力に欠く。 | ||
7 | 13 | サンライズバッカス | 差 | 99 | 差し届かずばかり。直線長い東京で再度見直し。 | ○ |
14 | アドマイヤスバル | 先 | 99 | 東京は得意。速い流れも問題無く巻き返し濃厚。 | ▲ | |
8 | 15 | ダイショウジェット | 先 | 94 | 控えて好走の前走評価も重賞では荷が重いか。 | |
16 | ベルモントプロテア | 先 | 97 | 夏の小倉で前残り実演。今回前が手薄で注意。 | ☆ |
■レース展望 初夏の時点で既に3歳離れ・可能性に満ちた原石ユビキタス |
■予想構築 ユビキタスがユニコーンSでマークした時計1分35秒1は、良馬場に限ると今年の東京ダート1,600Mで最速。フェブラリーSでヴァーミリアンがマークした時計(1分35秒3)よりも速い。過去5年で調べてみたところ、良馬場では'06年フェブラリーSでカネヒキリがマークした1分34秒9に次いで2番目。勿論3歳馬の中ではダントツ。レースの時間帯は降雨の予報が出ているが、同馬は重・不良馬場共に克服済みで何の不安も無い。今週の追い切りは逆手前で走って水曜美浦坂路2番時計。軸は決まった。 カネヒキリの取捨をどうするか?単なる休み明けではなくて、長期の戦線離脱を余儀なくされるほどの故障(屈腱炎)からの病み上がり。屈腱炎は再発がある不治の病。そんな馬をトライアルで目一杯走らせて何の得があるの?って考えると、ここは大目標に向けての試走じゃないかという至極無難な結論に辿り着く。ハイリスク・ローリターンなので切り。仮に走ってきたら次買えばいいだけの話。 サンライズバッカスは直近の勝利が昨年のフェブラリーSだから、かれこれ1年半以上も勝てていないことになる。この間の敗因は明らか、末一手で展開に左右されてばかりだから。今年の東海S(11着)なんてその最たる例。ただアンタレスS(3着)やプロキオンS(3着)を見る限りでは末脚の威力は衰えていない。助走距離の長い東京なら届いちゃうのかな。 アドマイヤスバルは3〜4コーナーで不利を喰らいながらラスト凄い脚で突っ込んできた根岸Sが印象的。当時は降雪による代替開催で馬場は不良。5月に勝ったオアシスSも不良馬場。良馬場【4・0・4・5】よりも良馬場以外【3・3・1・2】が良いタイプ。東京ダートは【4・1・3・0】。 トーセンブライトは昨年のこのレースで内を通って3着。このところ3コーナー過ぎから動きながらゴールまで勢いが継続出来ている。好位抜け出しで安定している反面、ややジリっぽい。東京でイマイチなレースが続いているのはこのためか。 東京ダート1,600Mはスタート直後が芝の上で、自ずとペースが上がりやすい。現行の時期に東京で施行された7回全てで1,000M通過60秒を割っており、それなりのスピードが求められる。穴は1,000M通過60秒台で度々善戦、距離短縮の前走で速さ慣れしたベルモントプロテア。 1,000M通過60秒を割る流れで連勝中のカルナバリートも穴っぽいのだが、1,200Mで軽ハンデ貰って僅差勝ちの馬を東京マイルで推すのは気が引けるということでパス。キクノサリーレは3連勝中の1,000M通過が60秒6〜61秒9、上がり3ハロン37秒台と重苦しいのでこれもパス。皐月賞2着とはいえ実態は1,000M通過61秒4のゆったりペースだったタケミカヅチも地雷と判断して切り。エスケーカントリーもスロー志向、1,000M通過60秒を割った前走で馬脚を現したのでやっぱり切り。 ◎ユビキタス ○サンライズバッカス ▲アドマイヤスバル △トーセンブライト ☆ベルモントプロテア ■馬券構築 ユビキタス1頭軸の3連複流し。 [3連複] ユビキタス−サンライズバッカス−アドマイヤスバル 30% [3連複] ユビキタス−サンライズバッカス−トーセンブライト 20% [3連複] ユビキタス−サンライズバッカス−ベルモントプロテア 20% [3連複] ユビキタス−アドマイヤスバル−トーセンブライト 10% [3連複] ユビキタス−アドマイヤスバル−ベルモントプロテア 10% [3連複] ユビキタス−トーセンブライト−ベルモントプロテア 10% |