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第13回秋華賞(JpnI) 2008年10月19日(Sun) 京都芝2,000M 3歳オープン 馬齢 (牝)(混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ムードインディゴ | 差 | 88 | 前走流れ向いたのは事実もここに来て充実一途。 | ☆ |
2 | ピサノジュバン | 差 | 83 | 古馬牡馬に揉まれた経験あっても芝では苦しい。 | ||
2 | 3 | ソーマジック | 差 | 81 | 毎週古馬と併せて先着好感。ぶっつけが問題。 | |
4 | ブラックエンブレム | 先 | 82 | 前走の惨敗が不可解。叩いて変わるとも思えず。 | ||
3 | 5 | エフティマイア | 先 | 86 | ゆとりのローテでじっくり調整。二冠連続2着評価。 | ▲ |
6 | レッドアゲート | 先 | 81 | 前走前残りに及ばず。死のローテ克服なるか。 | ||
4 | 7 | リトルアマポーラ | 追 | 80 | 一応仕上がるも前哨戦を使えなかったのは不満。 | |
8 | ユキチャン | 先 | 79 | フローラSとクイーンSで決着済。客寄せパンダ。 | ||
5 | 9 | マイネレーツェル | 差 | 88 | 前走は外差しズバリ。小柄だけに揉まれて微妙。 | |
10 | ブライティアパルス | 逃 | 80 | 直線差し返す内容評価も実際は行った行った。 | ||
6 | 11 | トールポピー | 差 | 85 | 前走緩慢な仕上げで凡退。叩いて今度は変わる。 | ◎ |
12 | カレイジャスミン | 逃 | 78 | 好走は前残りの楽な競馬ばかり。GIでは厳しい。 | ||
7 | 13 | アロマキャンドル | 追 | 76 | すっかり後方待機が定着。前止まらないと辛い。 | |
14 | エアパスカル | 逃 | 80 | 前走見せ場十分も終い止まる。距離延長は不安。 | ||
15 | プロヴィナージュ | 先 | 75 | 前走叩き台にしても負け過ぎ。力不足は否めず。 | ||
8 | 16 | メイショウベルーガ | 追 | 85 | 随所に不器用な面抱える。スムーズなら一発も。 | ☆ |
17 | レジネッタ | 差 | 87 | 桜花賞以降勝ち切れず。自分から動けるかが鍵。 | ○ | |
18 | オディール | 差 | 83 | 溜めれば切れる脚ある。控え過ぎなければ妙味。 | △ |
■レース展望 トライアル凡退は想定内・仕切り直しの勝利を望むトールポピー |
■予想構築 さてここで問題。昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ、今年の桜花賞とローズSの共通点は何でしょう?何だ、簡単じゃん。全部阪神で行われた牝馬限定重賞でしょ。いやいや、そんなんじゃなくてレース内容はどうだった?全部荒れた!う〜ん、もう一声。勝ち馬が全て外からやってきた!はい、正解♪ 昨年の阪神ジュベナイルフィリーズはエイムアットビップがオディールを交わして抜け出したところを大外からトールポピーとレーヴダムール(そういやこいつ何処行った?)が並んで強襲。今年の桜花賞は大外からレジネッタが一気差し。そしてローズSはレジネッタが前に立ったところを大外からマイネレーツェルとムードインディゴが並んで強襲。 レジネッタは桜花賞で初めて外枠を引いたところいきなり激走。ローズSのマイネレーツェルも揉まれない大外からぶっ飛んできての勝利だった。今年の3歳牝馬については能力比較もさることながら、スムーズな競馬が出来たかどうかについても吟味すべき。 トールポピーの前走は中間一度もビッシリ追わずで12kg増。春シーズンに減らした体重を戻しただけとはいえ、緩慢な仕上げだったのは否めない。レースは直前の降雨で外に比べて内が相対的に伸びない馬場に変貌、最内枠スタートのトールポピーも坂に差し掛かったところでピタリと止まってしまった。今回は珍しく芝での追い切り、仕掛けてビュンと伸びた。これなら自信を持って軸に推せる。 レジネッタはオークスの後クイーンSとローズSの2戦を消化。クイーンSはきっちり仕上げながらヤマニンメルベイユに振り切られて2着。ローズSは満を持して追い出しながら外からやってきた伏兵に足元を掬われて3着。それも外を通って伸び切れずという内容。トールポピーと比べると上昇度で一歩譲る印象。データでは「ローズSで5着以内」「桜花賞馬」を満たすレジネッタが優位だが…。 過去10年で4枠より内【2・2・6・70】(5.0%)、5枠より外【8・8・4・80】(16.0%)という外枠優勢の傾向から、ベタだが外枠の差し馬としてオディールとメイショウベルーガに注目。オディールは積極策を採った桜花賞とローズSがイマイチな内容。脚を溜めに溜めて上がり3ハロン33秒5のチューリップ賞の再現に期待。メイショウベルーガはまずはスタートを決めてもらわないと次の一手が見えてこない。 今回は人気どころが総じて後ろから行く馬なので、前に行く馬が盲点。好位差しで桜花賞とオークスを連続で2着したエフティマイアは外せそうにない。オークス後は放牧に出して、緩めの仕上げで出てきたクイーンSは24kg増。それでも大負けしなかった辺りは力のある証拠。この中間も馬なり主体。やたらと馬体回復に努めているのが却って不気味だったりする。 ローズSでレジネッタに先着したマイネレーツェルとムードインディゴは今回もレジネッタより下の人気で放置されている。いずれもGIでは用無しということらしいがちょっと待った。人気薄なら黙って買いだろ。但し小柄で揉まれる競馬に不安が残るマイネレーツェルには地雷臭が。木曜坂路で4F53秒0−1F13秒2の好時計をマークしたムードインディゴにもう一発の予感。内一杯に立ち回ってスルスルと…。 オークスから秋華賞をぶっつけで使って連対出来たのは'01年1着テイエムオーシャンと'06年1着カワカミプリンセスの2頭のみ。前者は桜花賞馬、後者は無敗のオークス馬。余程力が抜けていないと通用しないローテーション。この中間毎週のように自己ベストに近い時計を叩き出して絶好調のソーマジック、体調不良で休養説すら囁かれながらも何とか間に合ったリトルアマポーラでは荷が重いか。 ◎トールポピー ○レジネッタ ▲オディール △エフティマイア ☆メイショウベルーガ、ムードインディゴ ■参考レース (レース名をクリックすると別窓でレース回顧を開きます)
■馬券構築 トールポピー1頭軸の3連複流し。 [3連複] トールポピー−レジネッタ−オディール 10% [3連複] トールポピー−レジネッタ−エフティマイア 10% [3連複] トールポピー−レジネッタ−メイショウベルーガ 10% [3連複] トールポピー−レジネッタ−ムードインディゴ 10% [3連複] トールポピー−オディール−エフティマイア 10% [3連複] トールポピー−オディール−メイショウベルーガ 10% [3連複] トールポピー−オディール−ムードインディゴ 10% [3連複] トールポピー−エフティマイア−メイショウベルーガ 10% [3連複] トールポピー−エフティマイア−ムードインディゴ 10% [3連複] トールポピー−メイショウベルーガ−ムードインディゴ 10% |