HOME > 重賞展望 > 第42回スプリンターズS

第42回スプリンターズS(GI)
2008年10月5日(Sun) 中山芝1,200M 3歳以上オープン 定量 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 アポロドルチェ 93 内枠の勝浦。最短距離通っての差し込み注意。
2 ファイングレイン 98 前走休み明けにしても案外。急坂の克服課題。  
2 3 ジョリーダンス 97 厳しい流れで相対浮上も前が止まらないと辛い。  
4 プレミアムボックス 92 無抵抗の前走不満。馬体絞れず反応イマイチ。  
3 5 シンボリグラン 95 前走は積極策が奏功。今回は同型揃い妙味薄。  
6 スピニングノアール 92 決め手はここでも通用するが位置取り後ろ過ぎ。  
4 7 カノヤザクラ 97 スタート改善で重賞連取。調子落ち無ければ。
8 ウエスタンビーナス 94 ここ2走は控えて惨敗。今回得意の中山だが。  
5 9 トウショウカレッジ 96 水曜坂路一番時計。外に振られなければ通用。
10 エムオーウイナー 92 スピードの調節が下手。前に行くだけでは駄目。  
6 11 スズカフェニックス 102 スタートで後手踏んでばかり。叩き2戦目は走る。
12 タニノマティーニ 96 前走も時計通りに走ったが上位との力差感じる。  
7 13 ビービーガルダン 95 前走楽に行かせて貰え過ぎ。今回は相手強力。  
14 スリープレスナイト 97 早めの競馬で4連勝。1,200Mでは抜群の安定感。
8 15 キンシャサノキセキ 98 前走窮屈な競馬。外枠引いた今回折り合いカギ。
16 タマモホットプレイ 94 昨年5着も不良馬場。時計出る馬場では厳しい。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 橋口師の誕生日祝い・ゆとりのローテで準備万端スリープレスナイト
■予想構築

 スリープレスナイトとカノヤザクラを管理する橋口弘次郎調教師は今日が誕生日。いずれも短距離重賞連勝中の有力候補。おいおい、出来過ぎやろ。こんなハニートラップには引っ掛からんよ…。って無視出来んよな、やっぱり。五分の仕上げで56kgを背負って1分07秒5のスリープレスナイト、セントウルSでもスタートをこなして1分07秒3のカノヤザクラ。この2頭が中心になるのは否定しない。

 今週の栗東は雨が降ってやたらと時計を要した。ただそれにしてもカノヤザクラの坂路4F54秒3−1F13秒8はちょっと気になる数字。所々で頭が上がって動きも硬い。トウショウカレッジの4F52秒8−1F12秒5、スリープレスナイトの4F53秒3−1F12秒5は時計が示す通り軽快な動き。スリープレスナイトは一週前に4F50秒を切る猛稽古を消化している。北九州記念からじっくり待った効果ありあり。

 ファイングレイン、スズカフェニックス。セントウルSで負けたGI馬の扱いをどうするか?ファイングレインはDWで目一杯に追われて6F80秒9−1F13秒1。水曜の2番時計でも動きが重い。中2週で調子を取り戻せていないっぽい。スズカフェニックスは雨が降りしきる中の坂路で4F53秒2−1F14秒5。終始馬なりでリラックス。一週前は強く追って4F54秒0−1F13秒0。

 美浦ではアポロドルチェがいい動き。南Wで5F67秒6−1F12秒4。抑えて抑えて、追い出してビューン。前走直前もこんな感じだったが、今回はそれに輪をかけて良くなっている。勝浦騎手のスプリンターズSと言えば、同じ3歳のタガノバスティーユで後方待機&イン突きの3着が印象的。出遅れが位置取りに影響したセントウルSは度外視で一発要警戒。

 キンシャサノキセキは一週前の追い切りで南Wで5F66秒2−1F13秒7、一杯に追われながら遅れた。今週も南Wで3頭併せ、5F69秒5−1F13秒0。鞭を使って目一杯追われたものの、結局突き放せず同入。あれ?こんなもんか?北海道にいた時のほうがもっと動いてたぞ。キーンランドCを気まずい形で落とした直後だけに巻き返しに期待したいが…。

 シンボリグランは美浦南Wで単走終い強め、5F65秒5−1F12秒6。前走の調子は維持できている。ただその前走は前に出た以外は何もしていない。今回はスリープレスナイトやカノヤザクラを筆頭に、ビービーガルダンやらウエスタンビーナスやらタニノマティーニやら前で競馬を進めたいお馬さんがズラリ。控えるとイマイチだけに今回は辛いかも。

 ジョリーダンスは南Pで一杯に追って併走先着、5F66秒9−1F12秒1。前傾ラップ(消耗戦)で渋太く伸びてくる脚は健在。しかし前が止まってくれないとアウト。今回は持ち時計1分07秒台のお馬さんがゴロゴロいる。これはスズカフェニックスについても言える。ただスズカフェニックスの場合は前が止まる止まらない以前にスタートを決めないことには話にならない。

 何だかまとまりがないまま結論へ。だって決定的なネタが無いんだもん。一つ言えるのは、実績・調子共に死角が少ないスリープレスナイトの頭は堅いということ。キンシャサノキセキは外枠で周りに壁を作れず掛かったとしても、押し切るだけのスピードを持っているので大丈夫。スズカフェニックスは叩き2戦目【2・1・3・0】の実績を買って単穴。カノヤザクラは調子落ちを懸念して連下まで。穴は前がもつれた際に突っ込んできそうな馬。追い切り好調のアポロドルチェとトウショウカレッジをマーク。

◎スリープレスナイト
○キンシャサノキセキ
▲スズカフェニックス
△カノヤザクラ
☆アポロドルチェ、トウショウカレッジ


■参考レース (レース名をクリックすると別窓でレース回顧を開きます)
■馬券構築

 スリープレスナイト1頭軸の3連複流し。

[3連複] スリープレスナイト−キンシャサノキセキ−スズカフェニックス 10%
[3連複] スリープレスナイト−キンシャサノキセキ−カノヤザクラ 10%
[3連複] スリープレスナイト−キンシャサノキセキ−アポロドルチェ 10%
[3連複] スリープレスナイト−キンシャサノキセキ−トウショウカレッジ 10%
[3連複] スリープレスナイト−スズカフェニックス−カノヤザクラ 10%
[3連複] スリープレスナイト−スズカフェニックス−アポロドルチェ 10%
[3連複] スリープレスナイト−スズカフェニックス−トウショウカレッジ 10%
[3連複] スリープレスナイト−カノヤザクラ−アポロドルチェ 10%
[3連複] スリープレスナイト−カノヤザクラ−トウショウカレッジ 10%
[3連複] スリープレスナイト−アポロドルチェ−トウショウカレッジ 10%


■このレースの回顧へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.