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第12回シリウスS(GIII)
2008年10月4日(Sat) 阪神ダート2,000M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 メイショウシャフト 94 短距離で差脚復活も前が止まらないと苦しい。  
2 ドラゴンファイヤー 98 加速鈍いのがネック。叩き2戦目でもやや不安。
2 3 ダノンビクトリー 92 積極的に前につけて好走。相手強くなるが期待。
4 ユキチャン 82 今回ブリンカー着用。稽古も動いて悪くないが。  
3 5 ウイントリガー 90 重賞に行って散々。ダートこなせても距離長い。  
6 ダークメッセージ 97 差脚に頼り過ぎは割引も力は明らかに上位。
4 7 マイネルテセウス 92 直線での一押し欠く。同コース逃げ切りあるが。  
8 マイネルマニセス 83 ローカルの1000万勝ちだけでは力不足否めず。  
5 9 イイデケンシン 94 快速馬集結の前走度外視も今回は距離課題。  
10 マイネルアワグラス 96 前走も流れに乗れず完敗。一気の軽量に食指。
6 11 ラッキーブレイク 96 東海Sは前に出ただけ。阪神得意も勢い疑問。  
12 プロヴィナージュ 80 関東オークスでユキチャンに完敗では厳しい。  
7 13 ナリタブラック 86 ここ2走は付いて回っただけ。軽量でも無理。  
14 ワンダースピード 100 先行出来れば安定。ハンデ適量で勝ち負け。
8 15 ゲイルバニヤン 96 叩き2戦目は走っているが今週の稽古動かず。  
16 ドラゴンウェルズ 98 この中なら速さ上位も今回は稽古不足否めず。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 長丁場で活きる先行力・得意コースで今度は押し切るワンダースピード
■予想構築

 昨年より2,000Mに変更。昨年のデータだけではどうしようもないし、全条件を含めた同コースの分析もあまり気が乗らない('06年12月12日の開始以降で36レースしかなく、大半は下級条件)。実際のところは1,800Mのスタート地点を200M後方に下げただけなのだが、これによりスタートしてから暫く芝の上を通ることになる。ここで行き脚がつけば断然有利。

 イイデケンシンは関越Sで逃げて2着があるものの、1,000M通過62秒6なら残れて当然。今回は距離が伸びてラストに急坂がある阪神。こうなると東海Sで積極策を採って勝ちかけたラックーブレイクが怖く思えてくるのだが、こちらも稽古の動きが重苦しい。昨年の同レース直前2レースで上がり3位、2位をマークしていた末脚もここ2走は鳴りを潜めたまま。うーん。

 同型に脅威を感じない以上、ここはワンダースピードで仕方ないか。流れが落ち着き過ぎて一団の競馬になった際に、差し込みに遭って足元を掬われそうなのが唯一の不安点。前走阪神でスタートから押して前に出て勝ったダノンビクトリーもこのハンデなら通用。芝とはいえオープンクラスで差し込み実績多数、京都のダートで差し切り圧勝もあるダークメッセージもチェック。昨年の覇者ドラゴンファイヤーはとにかく鈍い。前走は小回りを理由にするにしても惜しくも何とも無かった。今年は抑え評価で十分。

 一発がありそうなのはマイネルアワグラス。美浦Pを馬なりで5F64秒7−1F12秒8。何だか良く分からんが動きが素軽い。それでいて背中も3.5kg軽くなる。前走も流れに乗れなかったとはいえ、勝ったダノンビクトリーとはコンマ6秒差。平安Sではドラゴンファイヤーに先着している。マイネルチャールズの全兄にして、画面外から飛んでくる追い込みでお馴染み(?)のマイネヌーヴェルの全弟。

◎ワンダースピード
○ダノンビクトリー
▲ダークメッセージ
△ドラゴンファイヤー
☆マイネルアワグラス


■馬券構築

 ワンダースピード1頭軸の3連複流し。

[3連複] ワンダースピード−ダノンビクトリー−ダークメッセージ 30%
[3連複] ワンダースピード−ダノンビクトリー−ドラゴンファイヤー 20%
[3連複] ワンダースピード−ダノンビクトリー−マイネルアワグラス 10%
[3連複] ワンダースピード−ダークメッセージ−ドラゴンファイヤー 20%
[3連複] ワンダースピード−ダークメッセージ−マイネルアワグラス 10%
[3連複] ワンダースピード−ドラゴンファイヤー−マイネルアワグラス 10%


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