HOME > 重賞展望 > 第54回産経賞オールカマー

第54回産経賞オールカマー(GII)
2008年9月28日(Sun) 中山芝2,200M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 エリモハリアー 94 使い詰めでガレ気味。今週の稽古は動いたが。  
2 2 シャドウゲイト 82 ポン駆け利く。ただ58kgを背負って押し切り疑問。  
3 3 スウィフトカレント 89 中山では器用さ足りない。今回内枠の勝浦だが。  
4 トウショウシロッコ 87 脚を溜めて弾ける。出来れば前で競馬したいが。
4 5 スクールボーイ 88 力不足明白。前走から8kg増という時点で脈なし。  
6 エアシェイディ 92 中山で4戦連続3着以内。小回りでも差す脚ある。
5 7 マイネルキッツ 88 混戦捌いた前走上出来。急坂コース克服カギ。
8 コスモプロデュース 82 昨年13着。今回BL装着も大勢には影響無しか。  
6 9 ミストラルクルーズ 88 どこからでも競馬出来る。中山得意だけに注意。
10 キングストレイル 91 直近3戦がスプリント戦。何らかの影響出そう。  
7 11 マツリダゴッホ 100 前走ハイペースで足元掬われる。中山なら磐石。
12 ゴーウィズウィンド 86 重賞ではハンデ戦でも散々。ましてや別定では。  
8 13 ブラックアルタイル 90 AJCCほど走れば良いが稽古の動き重く見送り。  
14 アドマイヤタイトル 87 前走勝ちに行って失速。溜めると逆に届かずか。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 中山で映えるだんじり回し・圧勝劇再びマツリダゴッホ
■予想構築

 マツリダゴッホの札幌記念敗因分析。その1、コンゴウリキシオーが快速で引っ張って差し有利の展開になったこと。負かされた相手が平坦重賞2勝のタスカータソルテならさもありなん。その2、中山ではなかったこと。中山は4コーナーの進入が急。後続の勢いはそこで一旦途切れる。今回はコンゴウリキシオーのような飛ばすタイプの逃げ馬はいない。シャドウゲイト?軽い軽い。

 マツリダゴッホは札幌記念以降、強い稽古なし。しかし今週は南Dで6F78秒8−1F12秒0を馬なりでマーク。1週前は南Wで5F64秒9を出しているし、何ら不安の無い仕上がり。中山では休み明け59kgでもぶっ千切った実績があるし、まあ磐石でないかと。


【新潟記念を経由して連対した馬一覧(過去10年)】
年度(回) 馬名 性齢 斤量 新潟記念成績 オールカマー成績
'99年(第45回) ホッカイルソー 牡7 58.0kg 2着(1人気) 1着(3人気)
'01年(第47回) エアスマップ 牡6 57.0kg 2着(3人気) 1着(2人気)
ゲイリートマホーク セ5 57.0kg 7着(5人気) 2着(3人気)
'02年(第48回) アグネススペシャル 牡5 57.0kg 2着(1人気) 2着(3人気)
'04年(第50回) トーセンダンディ 牡6 57.0kg 3着(6人気) 1着(9人気)
スーパージーン 牡6 57.0kg 1着(3人気) 2着(4人気)
'05年(第51回) グラスボンバー 牡5 57.0kg 2着(5人気) 2着(2人気)

 新潟記念を経由した馬は延べ26頭が出走して【3・4・1・18】(26.9%)。このうちそこで連対していた馬は延べ5頭が出走して【2・3・0・0】(100.0%)とパーフェクト連対を実現。今年の該当馬はマイネルキッツ。中山不得意なのが気になるものの、データからはイチオシ。

 非GI馬の休み明け&追い込み脚質が減点も中山重賞で4戦連続馬券対象のエアシェイディを第2の軸に据えて、新潟記念2〜4着の5歳勢マイネルキッツ、トウショウシロッコ、ミストラルクルーズを抑えてみる。これなら万が一マイネルキッツが飛んでも「新潟記念を経由した馬が活躍中」というテーマに合致する。

◎マツリダゴッホ
○エアシェイディ
▲マイネルキッツ
△トウショウシロッコ
☆ミストラルクルーズ


■馬券構築

 マツリダゴッホ1着固定+エアシェイディ2〜3着固定の3連単流し。

[3連単] マツリダゴッホ→エアシェイディ→マイネルキッツ 30%
[3連単] マツリダゴッホ→エアシェイディ→トウショウシロッコ 20%
[3連単] マツリダゴッホ→エアシェィディ→ミストラルクルーズ 10%
[3連単] マツリダゴッホ→マイネルキッツ→エアシェイディ 20%
[3連単] マツリダゴッホ→トウショウシロッコ→エアシェイディ 10%
[3連単] マツリダゴッホ→ミストラルクルーズ→エアシェイディ 10%


■このレースの回顧へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.