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第28回小倉2歳S(JpnIII) 2008年9月7日(Sun) 小倉芝1,200M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ツルマルジャパン | 逃 | 96 | 2戦連続ロケットスタート。1,200Mへの対処カギ。 | ○ |
2 | コウエイハート | 先 | 83 | 九州産馬限定戦のレベル疑問。追走すら怪しい。 | ||
2 | 3 | クリノスレンダー | 逃 | 91 | 前走緩い流れに救われた感。ここでは地力不足。 | |
4 | シルクナデシコ | 差 | 87 | ピッチ気味に捲って楽勝。馬群捌けるかどうか。 | ▲ | |
3 | 5 | ジャングルストーン | 先 | 84 | 渋った馬場で若干ヨレる。頭高めの走法も不安。 | |
6 | ワンカラット | 先 | 88 | 競り合いにも冷静に対処。真っ直ぐ走れば通用。 | ☆ | |
4 | 7 | メイクデュース | 先 | 92 | メイクデビューが負けて強しの好内容。根性あり。 | ◎ |
8 | エーシンワンダーズ | 逃 | 87 | 直線二の脚使って楽勝。ただ今回は斤量増える。 | ||
5 | 9 | パレスシュガー | 逃 | 86 | 余裕を持たせたはずが直線伸びず。能力不足。 | |
10 | エリモプリンセス | 先 | 86 | 前半のリードが生きた形。揉まれる競馬でどうか。 | ||
6 | 11 | シーポラリス | 先 | 86 | ダートで行きっぷり変わる。ダートでこその馬か。 | |
12 | ヒットヒットヒット | 逃 | 85 | ノーマークで楽に逃げ切るも今回芝で同型揃う。 | ||
7 | 13 | ノアウイニング | 先 | 89 | 外に持ち出して完勝。好位で脚を溜められれば。 | ☆ |
14 | レディルージュ | 先 | 85 | 行った行ったをゴール前阻止も自身に余裕無し。 | ||
8 | 15 | マルカゼウス | 先 | 85 | 2戦目も一杯に追って辛勝。重賞では苦しいか。 | |
16 | デグラーティア | 先 | 90 | 好位差しで連勝も今回は外に振られるリスク有。 | △ |
■レース展望 メイクデビューで根性をプロデュース・溜めれば弾けるメイクデュース |
■予想構築 夏競馬も今週でフィナーレ。小倉の回収率どうだったかな〜って見てみると、ゼロだった。去年もゼロ。っちゅーことはアレか?小倉では丸2年当たってないってことか?重賞以外に殆ど手を出していないとはいえこれは酷い。ローカル競馬は総じて好きなんだけど、難し過ぎ。特に小倉芝の短距離戦。フルゲートだとカオス度アップでサッパリ当たらん。しかも今回は2歳戦。肩の力を抜いて予想しよ〜っと。 ローカル開催最終週のお約束といえばやっぱりコレ、「外差し一気」。馬場の荒れた内を通った馬は失速、馬場の綺麗な外から差し馬が飛んでくるというのは小倉最終週の風物詩でもある。しかし今年はそうとも言えない。前日の小倉メイン・佐世保S(3歳以上1600万下)で1分07秒2の好時計が出た。勝ったコスモベルは好位追走、逃げたマッチメイトが差し込んできたゼットカークと2着同着。同日の他の1,200M戦も時計こそ平凡だったが軒並み前残り。狙いはそこそこ前に行けてかつ決め手に優れている馬。 ツルマルジャパンのスタートは凄い。ゲートが開いた瞬間に1馬身ほど前に出ている。今回最内枠を引いたので割引、なんてことはとてもじゃないが言えない。光る(=人気の)逃げ馬は敬遠すべきじゃないかって?いやいや、明らかに能力が抜けている場合は素直に買い。問題があるとするなら1,200Mを走るのは今回が初めてという点。テン3ハロン33秒台の経験も無し。さてさて。 メイクデュースは先行勢壊滅・外差し優勢の中で先に抜け出しを図ってコンマ3秒差のメイクデビューが上々の内容。2戦目は牝馬同士だったとはいえ、後半開催で古馬に混じって5番目の好時計。同日行われた伊万里特別(3歳以上500万下)とコンマ1秒しか変わらなかった。2歳戦の時計はアテにならないとはいっても、やっぱり気になる。 全ての馬のレース振りを映像でチェックしてみておやっと思わせたのはシルクナデシコ。小柄な分フットワークは機敏。1分08秒台で差し切り勝ちというのもポイントが高い。但し今回は内枠。過去10年で4角5番手以下から差し込んできた馬は10頭いるが、いずれも9番枠以降の枠からの発走だった。前走は直線に向いた時点で外に持ち出せていたが…。 デグラーティアはメイクデビュー、フェニックス賞に引き続いてここでも大外枠を引き当てた。道中2〜3番手で脚を溜めてゴール前スッと抜け出すスタイル。ただ前走も4コーナーで若干外に振られていた辺りからして、16頭立ての今回同じことをしたら届かない可能性あり。メイクデビューは阪神で9頭立て、フェニックス賞は10頭立てだった。走破時計が他と殆ど変わらないのも強調点に欠く。 ノアウイニングはシルクナデシコが勝ったレースで2着した後、好位で脚を溜める競馬を実践して楽勝。使われつつ良くなっている。とりあえず追走で戸惑うことはなさそう。連闘策がどう出るかだけ。メイクデビューからの直行組からはワンカラットに注目してみたい。直線で外に膨らむのを修正しながら走って勝利。真っ直ぐ走るならここでも張り合える。 ◎メイクデュース ○ツルマルジャパン ▲シルクナデシコ △デグラーティア ☆ノアウイニング、ワンカラット ■馬券構築 メイクデュース1頭軸の3連複流し。 [3連複] メイクデュース−ツルマルジャパン−シルクナデシコ 10% [3連複] メイクデュース−ツルマルジャパン−デグラーティア 10% [3連複] メイクデュース−ツルマルジャパン−ノアウイニング 10% [3連複] メイクデュース−ツルマルジャパン−ワンカラット 10% [3連複] メイクデュース−シルクナデシコ−デグラーティア 10% [3連複] メイクデュース−シルクナデシコ−ノアウイニング 10% [3連複] メイクデュース−シルクナデシコ−ワンカラット 10% [3連複] メイクデュース−デグラーティア−ノアウイニング 10% [3連複] メイクデュース−デグラーティア−ワンカラット 10% [3連複] メイクデュース−ノアウイニング−ワンカラット 10% |