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第15回函館スプリントS(JpnIII)
2008年7月6日(Sun) 函館芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 トウショウカレッジ 102 前走前が塞がり通し。最内で馬群の捌き課題。
2 スピニングノアール 98 位置取りに改善の兆し。積極策で勝ち負け。
2 3 ゴスホークケン 91 今年2戦がサッパリ。この距離では速さ不足。  
4 ウエスタンビーナス 100 3走前の逃げ切り圧巻。逃げ一辺倒でも注目。
3 5 コパノフウジン 98 小回りで幾分マシもムラ駆けでアテに出来ない。  
6 キンシャサノキセキ 104 函館滞在で輸送リスク無し。ここで無冠返上。
4 7 マイネルスケルツィ 104 速さはあるが久々の上にこの距離では忙しい。  
8 キングストレイル 103 中山内沿い先行以外では今一つ。見送り妥当。  
5 9 タニノマティーニ 97 展開嵌るとたまに居残るが今回同型多く苦戦。  
10 シンボリグラン 102 差して届かず続く。この距離久々で反応心配。  
6 11 プレミアムボックス 98 放牧明けで追い不足。春先の勢いみられず。  
12 リキアイタイカン 97 前走軽量活かせず。末脚十分も前崩れ待ち。  
7 13 ミリオンウェーブ 87 ここ2走の時計悪くない。古馬相手がポイント。  
14 タイセイアトム 103 前走行き脚つかず埋没。ハナ奪えないと辛い。  
8 15 ルルパンブルー 83 力不足の感も上がり要す流れで相対的に浮上。
16 タマモホットプレイ 100 基本後方一気。小回りでは尚更融通効かない。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 久々でも仕上げに抜かり無し・函館滞在で気分上々キンシャサノキセキ
■予想構築

 キンシャサノキセキは関東圏のレース(東京・中山・新潟)では【4・0・1・1】なのに対し、関西圏のレース(京都・阪神・中京)では【1・1・1・7】。要するに長距離輸送を挟むか否かで成績がガラリと変わる類のお馬さんである。今回は先月半ばから函館に入れて入念な仕上げ。輸送リスク無し。スプリントは関西圏のセントウルS3着、高松宮記念2着のいわばベスト距離。3着以内に入らない道理が無い。

 サマースプリントシリーズでは'05年の創設以降、15戦のうち牝馬が14勝。牡馬は昨年の北九州記念をキョウワロアリングが制しただけに過ぎない(ちなみにその時の2〜7着は牝馬)。当シリーズでは「夏は牝馬」という使い古された格言がまともに通用する。今回の該当馬はウエスタンビーナスとルルパンブルー。両方とも過剰人気気味。皆知ってるみたいだ。

 ウエスタンビーナスを筆頭に、ゴスホークケン、マイネルスケルツィ、タニノマティーニ、タイセイアトムと前々で競馬を進めたいお馬さん多数。2戦連続で中団の競馬を実践して僅差のスピニングノアール、前走ヘタクソに乗ってくれた(前が詰まってまともに追えず終いだった)池添のリベンジ期待でトウショウカレッジに注目したい。

◎キンシャサノキセキ
○ウエスタンビーナス
▲スピニングノアール
△トウショウカレッジ
☆ルルパンブルー


■馬券構築

 キンシャサノキセキ1頭軸の3連複流し。

[3連複] キンシャサノキセキ−ウエスタンビーナス−スピニングノアール 30%
[3連複] キンシャサノキセキ−ウエスタンビーナス−トウショウカレッジ 20%
[3連複] キンシャサノキセキ−ウエスタンビーナス−ルルパンブルー 10%
[3連複] キンシャサノキセキ−スピニングノアール−トウショウカレッジ 20%
[3連複] キンシャサノキセキ−スピニングノアール−ルルパンブルー 10%
[3連複] キンシャサノキセキ−トウショウカレッジ−ルルパンブルー 10%


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