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第58回安田記念(GI) 2008年6月8日(Sun) 東京芝1,600M 3歳以上オープン 定量 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ハイアーゲーム | 先 | 91 | 近頃仕掛けて反応鈍い。突き抜けるまでは疑問。 | |
2 | キストゥヘヴン | 差 | 90 | 内枠の勝浦。近走差脚好調も今回届くか微妙。 | ||
2 | 3 | エイシンドーバー | 差 | 92 | 前走構えて届かず。早め進出で見せ場作りたい。 | ☆ |
4 | ニシノマナムスメ | 差 | 93 | GIではまだ物足りず。揉まれ弱くこの枠は不安。 | ||
3 | 5 | ウオッカ | 追 | 96 | 気配明らかに上向き。再びマイルで仕切り直し。 | ○ |
6 | オーシャンエイプス | 差 | 90 | 堅実にステップアップも今回は相手の質が違う。 | ||
4 | 7 | グッドババ | 差 | − | 香港では現在無敵状態。東京コース克服が鍵。 | ◎ |
8 | ジョリーダンス | 差 | 90 | 前走積極策が裏目。厳しい流れで差し込み有効。 | ||
5 | 9 | アイルラヴァゲイン | 先 | 89 | さほど負けていないが今回マイル。前でも辛い。 | |
10 | コンゴウリキシオー | 逃 | 90 | 逃げられずの前走度外視。単騎濃厚で要警戒。 | ☆ | |
6 | 11 | スーパーホーネット | 差 | 96 | 前哨戦を快勝。マイルの時計勝負問題なく有力。 | ▲ |
12 | ドラゴンウェルズ | 差 | 91 | 追い比べで脆さ露呈。更に相手強化で出番無し。 | ||
7 | 13 | ピンクカメオ | 追 | 88 | 前走意表突く逃げも不発。時計速くなると辛い。 | |
14 | エアシェイディ | 差 | 91 | 昨年惨敗もコース相性良い。馬群の捌き次第。 | ||
15 | ブリッシュラック | − | − | 一昨年の覇者。人気はともかく勢い感じられず。 | ||
8 | 16 | アルマダ | − | − | マイルで底見せずも海外初挑戦となると話は別。 | |
17 | スズカフェニックス | 追 | 95 | 末脚抜群も届かず多い。勝ちに行く乗り方希望。 | △ | |
18 | ドリームジャーニー | 追 | 91 | 追い込み一辺倒。前走出遅れたにしても酷過ぎ。 |
■レース展望 GIの称号を手に捲土重来・長い直線を手玉に取るかグッドババ |
■予想構築 アジアマイルチャレンジ(全4戦)の最終戦。第1戦はフューチュリティS(オーストラリア)、第2戦はドバイデューティフリー(UAE)、第3戦はチャンピオンズマイル(香港)。「オーストラリアってアジアというよりオセアニアちゃうの」とか、「ドバイデューティフリーって厳密にはマイルじゃないよな」等の無粋なツッコミは抜きにして、安田記念と直接的な関わりを持つのはやはりチャンピオンズマイル、というより香港勢。 香港勢の活躍はアジアマイルチャレンジ制定('05年)よりも古く、'98年2着オリエンタルエクスプレス、'00年1着フェアリーキングプローンが連対を果たしている。一昨年はブリッシュラックがチャンピオンズマイルと安田記念を連勝し、ボーナス(100万USドル)をゲット。ただ昨年はエイブルワンがチャンピオンズマイルからの連勝を目論んだが12着に敗れた。 今年はチャンピオンズマイルから上位3頭が参戦。グッドババはGII1勝止まりの昨年と違い、今年はGI4勝馬としての参戦。昨年末の香港マイルでは翌年のドバイデューティフリーで2着に入ったダルジナに先着(グッドババ1着、ダルジナ3着)。チャンピオンズマイルは直線で追い出しを待つ程の余裕があった。ただ昨年は長い直線を前にして伸び切れず。当時と勢いが違うのは分かるが、穴が無いわけではない。 アルマダは対グッドババ2戦2敗、対ブリッシュラック3戦3勝。チャンピオンズマイルの着順がそのまま現在の力関係を言い表している。それにしてもブリッシュラック舐められ過ぎちゃうの?仮にも一昨年の覇者が14番人気(当日9時現在)。アルマダとブリッシュラックは対戦成績で前者が上でも、海外遠征経験では後者に一日の長がある。でもアルマダを買わない以上、ブリッシュラックも買えない。ごめんね。 展開に目を移すと、人気どころを筆頭に見事なまでに後ろから行く馬ばかり。こういう時はどうするんだっけ?そうです、前に行く馬を買うのです。コンゴウリキシオーの前走はスタート直後に寄られて後方からの競馬を強いられただけで度外視。連闘でも栗東DWで時計を出している(5F66秒6−1F12秒1)のも好感。エイシンドーバーも中山記念位の積極性が出せれば面白い。繰り返すが、今回は前が手薄。 ウオッカとスズカフェニックスはバカ正直に後ろに構えて届かずばかり。他の馬にファインプレーをやられると止める手立てが無い。ウオッカは日曜と水曜の二本追い、スズカフェニックスは先週水曜に一番時計マークで調子は上々。スーパーホーネットは前走後美浦滞在。先週はコース(南W)、今週は坂路に入れて4F50秒8−1F12秒3。馬体減に歯止めがかかっていれば当然勝負になる。 結論。昨年よりパワーアップ歴然の香港馬グッドババが軸。相手は前走を含めてマイルで底を見せていないウオッカ、昨年のマイルCS2着馬スーパーホーネットと同3着馬スズカフェニックス。穴は今年も単騎濃厚の昨年2着馬コンゴウリキシオー、乗り方次第で前につけられそうなエイシンドーバー。 ◎グッドババ ○ウオッカ ▲スーパーホーネット △スズカフェニックス ☆コンゴウリキシオー、エイシンドーバー ■参考レース (レース名をクリックすると別窓でレース回顧を開きます)
■馬券構築 グッドババ1頭軸の3連複流し。 [3連複] グッドババ−ウオッカ−スーパーホーネット 10% [3連複] グッドババ−ウオッカ−スズカフェニックス 10% [3連複] グッドババ−ウオッカ−コンゴウリキシオー 10% [3連複] グッドババ−ウオッカ−エイシンドーバー 10% [3連複] グッドババ−スーパーホーネット−スズカフェニックス 10% [3連複] グッドババ−スーパーホーネット−コンゴウリキシオー 10% [3連複] グッドババ−スーパーホーネット−エイシンドーバー 10% [3連複] グッドババ−スズカフェニックス−コンゴウリキシオー 10% [3連複] グッドババ−スズカフェニックス−エイシンドーバー 10% [3連複] グッドババ−コンゴウリキシオー−エイシンドーバー 10% |