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第5回福島牝馬S(GIII)
2008年4月26日(Sat) 福島芝1,800M 4歳以上オープン 別定 (牝)(国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ピースオブラヴ 94 前走の相手考えれば今回与し易い。内枠で妙味。
2 マイネカンナ 96 末脚強烈も展開に注文付く。斤量増で半信半疑。  
2 3 タイキマドレーヌ 94 クラスが上がってから物足りず。強調材料に欠く。  
4 フミノサチヒメ 82 良績は札幌に集中。この距離も合うとは思えず。  
3 5 テンイムホウ 91 いわゆる嵌り系の差し馬。但し距離は正直長い。  
6 アルコセニョーラ 97 福島記念の覇者も今回56kg。詰め切れず懸念。  
4 7 ヤマニンメルベイユ 97 前走緩い流れに救われた感もまた再現あり得る。
8 ダンスオールナイト 92 前走内を突いて伸びる。乗り方一つで変わり身も。
5 9 ザレマ 94 前走強敵相手に接戦。前に行ける器用さ重宝。
10 ショウナンタレント 67 前走試走にしても酷過ぎ。短期間の一変は疑問。  
6 11 ハロースピード 93 加速の鈍さ問題。小回りでは基本的に届かない。  
12 ニシノナースコール 90 芝では4戦連続二桁着順。積極性に乏しく苦戦。  
7 13 トウカイオスカー 89 前走後方のまま大惨敗。一息入って変われるか。  
14 ヴィクトリアアイ 84 芝で切れる脚発揮。格上挑戦も外差しで不気味。
8 15 アイスドール 91 ダート3連勝もその後頓挫。芝ではズブさ目立つ。  
16 ユキノマーメイド 87 準オープンで話にならず。明らかに力が足りない。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 前走負かされた馬はもう居ない・相手なりからの卒業誓うザレマ
■予想構築

 今年は最終週ではなく、その一週前の施行。第1回福島は開催の前後でコースを使い分けていて、前半4日は仮柵無しのAコース、後半4日は内から2Mに仮柵を設けたBコースで行われる。つまり、今回はBコース初日に行われることになる。まずは例年より良好な馬場で行われるという前提で考えたい。先週が雨の中の開催で、見た目以上に馬場の悪化が進んでいる可能性も捨て切れないが…。

 見たところ、ガリガリ行きそうな馬が見当たらない。ショウナンタレントには皐月賞でヘグったショウナンアルバの姉としてここは真っ当に逃げていただくとして、2番手はヤマニンメルベイユ、ピースオブラヴ、ザレマ辺り。残りは概ね後方待機。1,000M通過60秒で入るなら、馬場が良いとすれば前が残りそうな感じ。ショウナンタレントは時計的に難がありそうなので切るとして、他の先行3頭はそのまま抑え。軸は前走のパフォーマンスを信頼してザレマ。中間の稽古量豊富、一週前は栗東坂路で4F51秒2−1F12秒7。

 後ろから突っ込んできそうな馬ではマイネカンナよりもダンスオールナイトに妙味を感じる。ダンスオールナイトはマイネカンナよりも後ろから行って、かつ直線で内を突いていては届く訳がない。見た目ではマイネカンナと同等の脚を使っていた。マイネカンナは50〜51kgを背負った3鞍でいずれも上がり最速。前走の回顧では『次走別定戦なら人気を集めて飛びそう』と書いた。その真偽はいかに。

 阪神芝1,800Mで外差しを決めた直後のヴィクトリアアイを穴として注目してみたい。ダートで下積み→芝替わりで勝ち上がりは地力強化の証。負担斤量は前走の55kgから1kg減。今回はスローと見込んでいるので、同じような流れを差し切った直後の勢いに乗ってみるのも面白いかもしれない。

◎ザレマ
○ヤマニンメルベイユ
▲ダンスオールナイト
△ピースオブラヴ
☆ヴィクトリアアイ


■馬券構築

 ザレマ1頭軸の3連複流し。

[3連複] ザレマ−ヤマニンメルベイユ−ダンスオールナイト 30%
[3連複] ザレマ−ヤマニンメルベイユ−ピースオブラヴ 20%
[3連複] ザレマ−ヤマニンメルベイユ−ヴィクトリアアイ 20%
[3連複] ザレマ−ダンスオールナイト−ピースオブラヴ 10%
[3連複] ザレマ−ダンスオールナイト−ヴィクトリアアイ 10%
[3連複] ザレマ−ピースオブラヴ−ヴィクトリアアイ 10%


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