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第52回産経大阪杯(GII)
2008年4月6日(Sun) 阪神芝2,000M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ダイナミックグロウ 88 芝では3着が1回のみ。相手強過ぎで出番無し。  
2 2 ヴィクトリー 89 折り合えないのは大問題。下手に手出し無用。  
3 3 サンライズマックス 88 前走上々の勝ちっぷり。相手格段強化も注目。
4 4 インティライミ 96 瞬発力には定評あり。直前稽古の気配は良好。
5 5 ブライトトゥモロー 93 叩き2戦目もまだ動き重い。一変は望みにくい。  
6 6 アサクサキングス 93 力で押す競馬得意もこの相手で59kgがどうか。
7 メイショウサムソン 99 前走控えて大敗。早めに前を捉えたいところ。
7 8 エイシンデピュティ 94 とりあえず前には行けそう。距離と相手が問題。  
9 ダイワスカーレット 96 前につけさえすれば残る。斤量増もこなす範囲。
8 10 アドマイヤメイン 86 前走緩い逃げで惨敗。幾分良化もまだ苦しい。  
11 ドリームパスポート 95 転厩してから冴えず。以前のようなキレが無い。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 牡馬にも臆せぬ先行力・前につけて切れるダイワスカーレット
■予想構築

 阪神大賞典は13のうちゼロ。日経賞は13のうち1。そして今回は11のうち4。出走馬に占める国内GI馬の数を比較するまでもなく、明らかにハイレベルなメンバー構成。ダイナミックグロウを除く10頭が何らかの重賞を勝っている。休み明けの馬が多く、仕上がり具合がポイント。

 ダイワスカーレットは前につけながら上がりを33〜34秒台前半でまとめてくるのでこれを後ろから差すのは至難の業。1週前はDWで長め(7ハロン)を追い、今週は栗東坂路で4F51秒1−1F12秒8。GIIでもいきなりやる気満々。今回は有馬記念と比べてメイショウサムソンやドリームパスポートとの斤量差が埋まるから分からんって?いやいや、1秒以上の差は簡単には埋まらんよ。

 メイショウサムソンもDWで6F79秒6−1F11秒8と仕上がり良好。有馬記念は後ろから行ったのが全て。昨年も有馬記念完敗の後にここを使い、59kgを背負って勝っているのだから評価を落とす理由が無い。但し昨年は格下のシャドウゲイト相手にギリギリ。今年はダイワスカーレットに並びかけられずジリジリといった感じで2着と予想。

 取り扱いが難しそうなのがアサクサキングス。菊花賞から半年近いブランクを抱えた上に59kgを背負うということで条件的には厳しい。1週前にダイワスカーレットと同じくDWで長めを追い、今週はDWで6F79秒9−1F12秒2。神戸新聞杯と同じ久々でも、今回のほうが動きが良い。きさらぎ賞を逃げ切り勝ち、ダービーでも逃げて2着がある馬で、前残りなら即出番。

 メイショウサムソンがダイワスカーレットを捉え損なった場合に突っ込んできそうな馬が穴。サンライズマックスはDWで6F82秒8−1F12秒1。時計は平凡だが、ラストで追い出してからスッと反応。中日新聞杯から4kg増、GI馬が相手とハードルは上がる。インティライミは今回坂路で最終追い切りをかけてきた。4F50秒4−1F12秒9。強めに追われているものの脚取りはしっかり、真っ直ぐ伸びてきたのは好感。

 ヴィクトリーはDWで(7F96秒5−)6F80秒6−1F12秒2。内から抜け出したまでは良かったものの、ラストで追い抜いた相手にまた抜かれてしまうようでは世話も無い。ドリームパスポートは美浦南Pで単走、6F82秒1−1F12秒8。悪くないが良くもない。年明け2戦をいずれも勝負どころの折り合いで落としているのが不安材料。松岡騎手は若手で上手い部類に入る騎手だが、この馬に関してはまだまだ。

◎ダイワスカーレット
○メイショウサムソン
▲アサクサキングス
△サンライズマックス
☆インティライミ


■馬券構築

 ダイワスカーレット1着+メイショウサムソン2〜3着固定の3連単流し。

[3連単] ダイワスカーレット→メイショウサムソン→アサクサキングス 30%
[3連単] ダイワスカーレット→メイショウサムソン→サンライズマックス 20%
[3連単] ダイワスカーレット→メイショウサムソン→インティライミ 20%
[3連単] ダイワスカーレット→アサクサキングス→メイショウサムソン 10%
[3連単] ダイワスカーレット→サンライズマックス→メイショウサムソン 10%
[3連単] ダイワスカーレット→インティライミ→メイショウサムソン 10%


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