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第57回フジテレビ賞スプリングS(JpnII) 2008年3月23日(Sun) 中山芝1,800M 3歳オープン 馬齢 (牡・牝)(混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ウォーボネット | 差 | 73 | 前走内を突いて伸びる。叩き2戦目も相手揃う。 | |
2 | サダムイダテン | 追 | 85 | 前走手応え十分で伸びず。力勝負は不向きか。 | ||
2 | 3 | スマイルジャック | 先 | 85 | 先に動けるが詰め甘い。ここは押し切り困難。 | |
4 | アイティトップ | 差 | 82 | 前走外回して僅差も弥生賞回避の影響心配。 | ||
3 | 5 | アポロドルチェ | 差 | 79 | 前走叩き台にしても案外。距離に問題ありそう。 | |
6 | シンワラヴ | 先 | 79 | ダートで2勝目も平凡。この面子では出番無し。 | ||
4 | 7 | アルカザン | 差 | 84 | 前走叩き台にしても休養前の2勝が低レベル。 | |
8 | レインボーペガサス | 差 | 86 | 前走横一線の大接戦を制す。折り合い次第。 | △ | |
5 | 9 | オーロマイスター | 差 | 79 | 前走前崩れの展開に乗る。立回り器用で注意。 | ☆ |
10 | ショウナンアルバ | 先 | 86 | 番手の競馬でも我慢利く。自在性で他をリード。 | ○ | |
6 | 11 | フローテーション | 先 | 80 | 前走モタれて伸び欠く。叩いて変わるかどうか。 | |
12 | ドリームシグナル | 追 | 84 | 長くいい脚を使う。真っ直ぐ追えれば圧勝も。 | ◎ | |
7 | 13 | アサクサダンディ | 先 | 81 | 好位付けから無難な競馬。ここも前に行けそう。 | ▲ |
14 | レッツゴーキリシマ | 先 | 84 | 前走掛かった分詰め損なう。今回外枠が厄介。 | ||
8 | 15 | ベンチャーナイン | 追 | 86 | 末脚強力もそれと引き換えに位置取りは後方。 | |
16 | ダイワワイルドボア | 差 | 83 | 前走内突き敢行も詰まる。仕切り直したいが。 |
■レース展望 消耗戦を貫く一気の末脚・信号灯して道切り開くドリームシグナル |
■予想構築 今年の牡馬クラシック戦線は大物不在で、そこそこの馬が溢れ返る群雄割拠状態。マイネルチャールズが京成杯と弥生賞を連勝したものの、他の出走馬が頼りなかった点と流れが緩かった点を考えると次も安泰とは言っていられない。出走馬のレベルは京成杯や弥生賞よりも重賞勝ち馬4頭、他にも重賞好走馬が多数いる今回のほうが断然上。 能力的に並んでいるなら、調子の良さを買ってみたい。ここはドリームシグナルに注目。栗東坂路をほぼ持ったままで4F50秒9−1F12秒3。勿論自己ベスト。シンザン記念はテン3ハロン34秒1に対して上がり3ハロン37秒0を要したパワー型の決着。それを上がり最速の35秒6でまとめて楽勝なのだから相当強い。スプリングSは例年上がりが掛かる傾向にあり、ここも同馬の末脚が冴え渡るとみた。 ショウナンアルバも共同通信杯でテン3ハロン33秒9に対して上がり3ハロン36秒1の消耗戦を前につけて制しており、その実力に疑いの余地はない。今回と同じコースも若竹賞で経験済み。直前追い切りも美浦南Pで持ったまま5F64秒9−1F12秒3。ドリームシグナルには未勝利戦で先着。敢えて欠点を挙げるなら頭が高いこと。今までは能力で誤魔化せたが、接戦に持ち込まれるようならちょっと不安。 アサクサダンディは若竹賞でショウナンアルバに迫っていった脚が評価できる。少なくともスマイルジャックよりは強い。ジュニアCの負けはテン3ハロン33秒9(上がり3ハロン36秒9)という想定以上のハイペースに巻き込まれたことに尽きる。今回これと同じような消耗戦になるようなら、そこで2着したオーロマイスターにも注意しておきたいところ。 シンザン記念や共同通信杯に比べ、きさらぎ賞はテン3ハロン36秒1−上がり3ハロン35秒9と特徴の無い凡レース。6着アルカザンまでコンマ2秒差なのだから内容的にも大したことがない。レインボーペガサスはショウナンアルバ以上に折り合いが生命線。前走も3コーナーを過ぎたところでやたら行きたがっていた。スマイルジャックは決定力が無い。アルカザンは少頭数の緩いレースを勝っただけ。レッツゴーキリシマは調教駆けする馬なのに、この中間は量・質共に平凡。加えて外枠では厳しいだろう。 きさらぎ賞の凡退で即見限ったブラックシェルが弥生賞で好走。さて、サダムイダテンはどうしよう?共同通信杯の敗因がハイペースにあったのなら消し。降雪による代替競馬で調子が狂ったという「言い訳」を信じるなら抑え。まあどっちにしても今回も人気しそうだし、前走で見限ることにしておく。 アイティトップは弥生賞に出走予定だったが、直前のアクシデント(外傷性鼻出血)により回避。これで調子が落ちたのか、美浦南Pで5F65秒9−1F13秒3。鞍上の手が動いてこの時計では苦しい。京成杯でこれに先着したベンチャーナインは武士沢騎手を下ろして勝負をかけてきたっぽいが、中1週では手が出ない。馬は生き物なんだから、使い詰めはダメ。 以上を総括すると、前走消耗戦を問答無用で突き刺し、今回調子絶好調のドリームシグナルが軸。相手は頭の高さを補って余りある力の持ち主ショウナンアルバ、若竹賞でこれを際どく追い詰めたアサクサダンディ、折り合いがつくなら好走可能なレインボーペガサス。穴はハイペースで一発がありそうなオーロマイスター。 ◎ドリームシグナル ○ショウナンアルバ ▲アサクサダンディ △レインボーペガサス ☆オーロマイスター ■馬券構築 ドリームシグナル1頭軸の3連複流し。 [3連複] ドリームシグナル−ショウナンアルバ−アサクサダンディ 20% [3連複] ドリームシグナル−ショウナンアルバ−レインボーペガサス 20% [3連複] ドリームシグナル−ショウナンアルバ−オーロマイスター 20% [3連複] ドリームシグナル−アサクサダンディ−レインボーペガサス 20% [3連複] ドリームシグナル−アサクサダンディ−オーロマイスター 10% [3連複] ドリームシグナル−レインボーペガサス−オーロマイスター 10% |