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第43回デイリー杯クイーンC(JpnIII) 2008年2月23日(Sat) 東京芝1,600M 3歳オープン 別定 (牝)(混)(特指) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | オールフォーミー | 差 | 79 | ダート転戦で初勝利も相手に恵まれただけの感。 | |
2 | ラヴドシャンクシー | 先 | 78 | 前走出遅れて折り合い欠く。キャリア浅克服課題。 | ||
2 | 3 | デヴェロッペ | 逃 | 91 | スタート決めてそのまま。ただ今回は直線が長い。 | |
4 | リーガルアミューズ | 追 | 83 | それなりに差し込めるがこの中では力不足の感。 | ||
3 | 5 | カレイジャスミン | 差 | 87 | 前走も見せ場は作る。同コース勝ち再評価の手。 | ▲ |
6 | リトルアマポーラ | 差 | 92 | 前走直線で前詰まる。2戦2勝のマイルで見直す。 | ◎ | |
4 | 7 | マルターズオリジン | 差 | 87 | 前走4角で外を回した分届かず。位置取りが鍵。 | |
8 | ルルパンブルー | 追 | 88 | 前走は展開嵌った感。距離延びて様子見妥当。 | ||
5 | 9 | マイネブリッツ | 先 | 84 | ききょうSを逃げ切るもその後イマイチ。距離微妙。 | |
10 | ラルケット | 差 | 86 | 前走出遅れ響く。実績ある左回りで仕切り直し。 | △ | |
6 | 11 | シャランジュ | 追 | 90 | 前走かなり厳しい位置から追い込む。展開次第。 | ○ |
12 | スワンキーポーチ | 差 | 87 | 前走ラスト脚上がりかける。距離はこなす程度か。 | ||
7 | 13 | エフティマイア | 先 | 89 | 若干立て直すも勢い見られず。斤量軽くなるが。 | |
14 | マイネウインク | 先 | 80 | 内で脚を溜めて弾ける。レース振りは問題ない。 | ||
8 | 15 | ライムキャンディ | 先 | 77 | 最短距離を通って粘り込む。前につけられれば。 | ☆ |
16 | パッションローズ | 先 | 87 | 前走好スタートで余裕。ただこの距離は苦しいか。 |
■レース展望 牡馬と相対した勇気を買う・マイルで実力見定めるリトルアマポーラ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
阪神ジュベナイルフィリーズを経由して連対した馬は'99年1着ウメノファイバー(2人気)のみ。同馬には東京施行の京王杯2歳S勝ちがあった。上位人気に推されての敗退例が目立つだけに、少しは疑ってかかったほうが無難。ただ力関係がハッキリしない状況において、GIである阪神ジュベナイルフィリーズを経由した馬が相対的に人気を集めるのは仕方のないことなのかもしれない。
前走から距離延長となる馬も3頭勝っているが、基本はやはりマイルを経由した馬ということになりそうだ。マイルを経由して連対した9頭のうち7頭は前走で先行(概ね4角4番手以内)していた。
前述を裏付けるかのように、前走で芝のレースを先行していた馬の成績が良い。前走で芝のレースを先行してここで連対した11頭のうち6頭は前走で勝っており、残る5頭のうち2頭も2〜3着に入っていた。先行して好走していた馬はマークしておきたい。なお前走で芝のレースで差しを試みてここで連対した7頭のうち4頭は前走で4着以下に敗れており、適度に負けていたほうが妙味がある。 前走で「芝」の「マイル戦」で「先行」して「好走」していた馬に着目すると、デヴェロッペ、スワンキーポーチ、エフティマイア、ライムキャンディが浮上する。考えようによってはマイネウインクも候補か。このうち前走でハナを奪った馬が全滅というデータからデヴェロッペをオミット。デヴェロッペの粘り込みを止められなかったスワンキーポーチとエフティマイアも自動的に割引。初勝利を挙げた直後の2頭はお好みで。 前走で牡馬相手の重賞を使った直後の馬は過去10年で'05年のライラプス(シンザン記念5着)とジョウノビクトリア(京成杯5着)の2頭しかいないが、この年はこの2頭がワンツーを決めている(ライラプス1着、ジョウノビクトリア2着)。京成杯で前が詰まりながらも4着まで持ってきたリトルアマポーラの力を素直に信頼してみたい。前述の前走脚質データからしても芝で差し損ねた馬の巻き返し妙味は十分。 菜の花賞のレベルが疑わしいので、消去法的に阪神ジュベナイルフィリーズ組を上位に見たい。まずはシャランジュ。直線入口でニシノガーランドに思いっきりぶつかられながらも内を捌いて5着まで追い上げたのはなかなか凄いんじゃないか?完全追い込み型で展開が鍵だが、今回のメンバーならまとめて面倒を見てしまうかも。 カレイジャスミンはファンタジーS勝ち馬オディール相手に一歩も引かないレースをした。結局はラストでタレて7着だったが、勝負に行った分は評価しておきたい。ラルケットはスタートで後手を踏んだ上に終始外を回らされ、追い上げる暇もなく敗れ去った。これは度外視で良いと思う。 穴は前述した芝マイル先行好走馬の中からライムキャンディ。このレースは新馬勝ちを収めた直後の馬が定期的に穴を開けているのであながち無謀とも言い切れない。現に昨年の阪神ジュベナイルフィリーズでは新馬勝ち直後のレーヴダムールが人気薄で突っ込んできた。力関係が良く分からない時期だからこそ出来る穴狙い。 ◎リトルアマポーラ ○シャランジュ ▲カレイジャスミン △ラルケット ☆ライムキャンディ ■馬券構築 リトルアマポーラから馬複流し。リトル−シャラン2頭軸の3連複流しを抑える。 [馬複] リトルアマポーラ−シャランジュ 20% [馬複] リトルアマポーラ−カレイジャスミン 20% [馬複] リトルアマポーラ−ラルケット 20% [馬複] リトルアマポーラ−ライムキャンディ 10% [3連複] リトルアマポーラ−シャランジュ−カレイジャスミン 10% [3連複] リトルアマポーラ−シャランジュ−ラルケット 10% [3連複] リトルアマポーラ−シャランジュ−ライムキャンディ 10% |