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第46回スポーツニッポン賞京都金杯(GIII) 2008年1月5日(Sat) 京都芝1,600M 4歳以上オープン ハンデ (国際)[指定] |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | オースミダイドウ | 逃 | 85 | 追い切りの動きが重過ぎる。ここは叩き台濃厚。 | |
2 | ナスノストローク | 差 | 96 | 多少は持ち直す。脚を溜めて巻き返せるか。 | ||
2 | 3 | クランエンブレム | 差 | 92 | 一方的に下がった前走不満。重賞は時期尚早。 | |
4 | ディアデラノビア | 差 | 100 | 実質ハンデ頭。勝ちに行くと崩れるのが問題。 | ||
3 | 5 | サイレントディール | 差 | 89 | ハンデは軽め。ただ今更芝マイルは忙しいか。 | |
6 | エイシンドーバー | 差 | 100 | 前走外差しに屈する。GIを戦ってきた面目躍如。 | ▲ | |
4 | 7 | タマモホットプレイ | 差 | 96 | 京都は合うがマイルは疑問。実力でどこまで。 | |
8 | キンシャサノキセキ | 差 | 98 | 持ち時計は申し分なし。今回も折り合い次第。 | ||
5 | 9 | エイシンデピュティ | 逃 | 99 | 天皇賞秋の斜行から立ち直る。ここも展開向く。 | ○ |
10 | カネトシツヨシオー | 差 | 96 | 前走後方から確実に詰め寄る。ハンデ妙味あり。 | △ | |
6 | 11 | フィールドベアー | 先 | 96 | 前走もさほど負けていない。前残りなら出番か。 | |
12 | サクラメガワンダー | 先 | 100 | 前走直線で前詰まる。但しマイルは微妙に短い。 | ||
7 | 13 | アルビレオ | 追 | 87 | 一昨年の3着馬。ただ当時のような勢いがない。 | |
14 | セフティーエンペラ | 先 | 82 | 本追い切りがほぼ15-15。まず勝負にならない。 | ||
8 | 15 | リキッドノーツ | 先 | 91 | 勝ち上がり堅実。ここでも同様の競馬出来れば。 | |
16 | アドマイヤオーラ | 追 | 98 | 終いの脚は一番。もう少し前につけたいところ。 | ◎ |
■レース展望 世代最強馬を捻じ伏せた自負がある・淀のマイルで能力全開アドマイヤオーラ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
京都金杯も近年は荒れ気味。但し連対を外した1番人気馬について見ていくと、'03年5着モノポライザー、'06年9着オレハマッテルゼ、'07年6着キンシャサノキセキはいずれも重賞未勝利だった。'00年2着アドマイヤカイザー、'05年1着ハットトリックも重賞未勝利で連対しているものの、前者は前年のマイルCS4着、後者はマイル戦3戦全勝含む全5戦4勝と期待に応える下地があった。
このレースで注目したいのは前年のマイルCSに出走した馬が強いということ。前年のマイルCS出走馬が連対しなかったのはマイル戦移行後の8年で該当馬が1頭(ナイトフライヤー・10着)だった'05年のみ。今年の該当馬はエイシンドーバー。1週前、今週と2週に渡って栗東坂路4F52秒台。仕上がり良好。
京都金杯では東京コースを経由した馬が不振。東京を経由した馬はマイル戦移行後の8年で延べ17頭が出走して【0・0・1・16】(0.0%)、ジャパンCダート12着を経由した'04年ユートピアの3着が最高。キャピタルSを経由したキンシャサノキセキはポイ。追い切りは美浦P(ポリトラック)で単走、3F39秒1−1F12秒4。テンションを上げないように工夫しているようだが、直前としては軽すぎないか? これまたエイシンデピュティが楽に逃げられそうなメンバー構成。栗東坂路で単走、4F52秒8−1F12秒6と絶好調。これに鈴をかけに行きそうなオースミダイドウは半年振り。先月頭から乗り込まれているものの、今週の栗東CWが終い1ハロン15秒2。これで来たら驚く。ただクランエンブレム、サイレントディール、キンシャサノキセキなど、直後に続きそうな馬は多数。 アドマイヤオーラは鳴尾記念でエイシンデピュティにコンマ1秒差。栗東CWで併走先着、6F90秒3−1F11秒9。マツパク(松田博資調教師)はラスト1ハロンを伸ばす調教主体。シンザン記念のように前につけてくれれば即勝ち負け。何と言っても後ろから差すことが不可能になりつつあるダイワスカーレットを問答無用で突き刺したことがある馬。叩き2戦目でその舞台、こんな面子で負けてられないでしょ。 サクラメガワンダーは前走が不完全燃焼だった。しかし時計を要した昨年でも残れなかった辺り、良馬場のマイルでこのハンデを背負って押し切れるかと考えると懐疑的。ディアデラノビアは愛知杯で牝馬相手とはいえ57kgを克服しているんだから、56.5kgでも重過ぎという訳でもない。ただ栗東CWで併走同入、5F68秒2−1F12秒2。直線に向いた時から頭が上がっていて加速が乗らない。動きだけなら愛知杯直前のほうが良かった。うーん、要らんかな。 ハンデ妙味を考えるとカネトシツヨシオーなんて面白いんじゃないかと。阪神カップでエイシンドーバーと同じ57kgを背負ってコンマ1秒差。使った脚はこちらの方が上で、今回はエイシンドーバーが58kgに対してカネトシツヨシオーは55kg。前年のゴールデンホイップトロフィーで58kgを背負って勝っているのは奇しくも昨年のエイシンドーバーと同じだ。 ◎アドマイヤオーラ ○エイシンデピュティ ▲エイシンドーバー △カネトシツヨシオー ☆(該当無し) ■馬券構築 アドマイヤオーラから馬単流し。アドマイヤオーラとエイシンデピュティ2頭軸の3連複を抑える。 [馬単] アドマイヤオーラ→エイシンデピュティ 30% [馬単] アドマイヤオーラ→エイシンドーバー 30% [馬単] アドマイヤオーラ→カネトシツヨシオー 20% [3連複] アドマイヤオーラ−エイシンデピュティ−エイシンドーバー 10% [3連複] アドマイヤオーラ−エイシンデピュティ−カネトシツヨシオー 10% |