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第45回愛知杯(GIII)
2007年12月15日(Sat) 中京芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (牝)(国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ロフティーエイム 95 比較的得意な福島で沈没不可解。暫く様子見。  
2 ピースオブラヴ 91 自己条件を切り返す。先行策で軽量生かしたい。  
2 3 シェルズレイ 91 主導権握れそうなのは良い。ただ稽古は今一つ。  
4 アドマイヤキッス 99 昨年56kgを背負って完勝。但し今年は詰め甘い。
3 5 アルコセニョーラ 96 前走内から突き抜け快勝。捲る脚は重宝する。
6 ディアデラノビア 98 勝ち切れないのにハンデ頭。しかも自ら動けない。  
4 7 マイネカンナ 86 末脚の威力侮れぬも位置取り後ろなのがネック。  
8 ニシノマナムスメ 87 早めの競馬採り入れ3連勝。展開が味方しそう。
5 9 ディアチャンス 95 差して届かず続く。力はあるだけに乗り方一つ。
10 トップセラー 85 この距離ベスト。但し前走は力負けの感否めず。  
6 11 スマイルフォライフ 88 ほぼ付いて回るだけの内容。軽量でも通用疑問。  
12 ナスノフィオナ 84 ハンデ云々以前に力不足。重賞では荷が重い。  
7 13 ヤマニンアラバスタ 95 長く良い脚を使う馬だけに小回り中京は忙しい。  
14 テイエムプリキュア 93 ダートでもシンガリ。ここは捨て身の逃げ敢行か。  
8 15 ランペイア 87 前走出遅れて外回すロス。斤量据え置きは魅力。  
16 スズカローラン 86 春に同コースで逃げ切りあるもその後イマイチ。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 兄弟子の愛娘を勝利へエスコート・先手必勝ニシノマナムスメ
■予想構築

 旧・阪神牝馬Sと入れ替わる形で牝馬限定路線のラストを飾る一戦となって今年が2年目。昨年こそ人気どころで堅く収まったが、GI後のハンデGIIIとなればいつ波乱が起こってもおかしくない。現にヴィクトリアマイルの後に行われるマーメイドSは毎年微妙に荒れている。上下のハンデ差は昨年5kg(51〜56kg)だったのに対し、今年は8kg(49〜57kg)。しかも今回トップハンデを背負わされたアドマイヤキッスとディアデラノビアは取りこぼしが多い。

 見たところ逃げ馬不在。シェルズレイはここ2戦の対照的な内容からして出来れば抑えて行きたいところ。テイエムプリキュアがアレなだけに流れは緩くなりそう。このような展開で得をするのは誰か?前につけそうな馬でしょう、やっぱり。

 前につけそうな馬で目を引くのはニシノマナムスメ。途中まで持ったままでもラスト詰め寄られた前走がちょっと不満なのだが、鞍上が昨年勝ったパートナー(アドマイヤキッス)を捨ててまでも格下のこっちを採った位なんだから勝負になるってことでしょ(※)。罠臭くて仕方ないんだけど、展開有利を見込んで軸指名。

 相手はアルコセニョーラ、ディアチャンス、アドマイヤキッスの順。アルコセニョーラは軽い芝でも好走があるし、小回りで捲りが利くのも美味しい。ハンデ3kg増でも是非抑えたい。ディアチャンスは中京と相性が良いこと、元々は先行していた馬ということで期待したい。アドマイヤキッスは昨年のこのレースを先行して勝っている。シェルズレイも展開有利なのだが追い切りの時計が不満なので消してみた。

(※12/15 11:30加筆)
 そういえば、ユタカは近藤のおっさんに勘当喰らってたんだっけ。アドマイヤキッスは捨てたんじゃなくて乗らせて貰えなかっただけか…。しまった、罠に引っ掛かった。(笑)

◎ニシノマナムスメ
○アルコセニョーラ
▲ディアチャンス
△アドマイヤキッス


■馬券構築

 ニシノマナムスメから馬複流し。

[馬複] ニシノマナムスメ−アルコセニョーラ 40%
[馬複] ニシノマナムスメ−ディアチャンス 30%
[馬複] ニシノマナムスメ−アドマイヤキッス 30%


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