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第60回鳴尾記念(GIII)
2007年12月8日(Sat) 阪神芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 クランエンブレム 91 前走縦長を差す。流れ緩いなら前につけても可。
2 サンバレンティン 98 後ろから行って届かず基本。小回りでこその馬。  
2 3 エイシンデピュティ 97 展開向きそうだが春先の良い頃の雰囲気にない。  
4 ハイアーゲーム 93 使われつつ徐々に良化。距離もこの位がベストか。  
3 5 マルヨフェニックス 中央どころか芝も初めて。厳しいというより無理。  
6 レインダンス 93 前につけて善戦評価。牡馬相手でも実力示せる。
4 7 フィールドベアー 92 先に抜けて難なく押し切る。前に行けるなら妙味。  
8 ナスノストローク 95 4戦連続で惨敗。一息入れるも挽回は至難の業。  
5 9 トウショウカレッジ 97 嵌った際の末脚は中々。ただ今回は展開不向き。  
10 サクラセンチュリー 2年近いブランク。稽古の動き重苦しく静観妥当。  
6 11 シルクネクサス 100 堅実駆け評価もあと一押し利かないのは不満。  
12 ドリームジャーニー 98 ピッチ気味の末脚強烈も常に後方待機がネック。
7 13 アドマイヤフジ 102 押しても引いても詰め甘い。ここも善戦止まりか。  
14 セフティーエンペラ 96 前残りの昨年でも通用せず。楽に行けても厳しい。  
8 15 アドマイヤオーラ 93 骨折明けに先週熱発も仕上がり上々。実力尊重。
16 オースミグラスワン 93 とにかく反応鈍い。一回使った位では物足りない。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 自らレースを組み立て主役の座へ・速い上がりで牡馬捻じ伏せるレインダンス
■予想構築

 このレースほど条件がコロコロ変えられるレースも珍しい。傾向分析はサボったんじゃなくて出来ないから省略したまでのこと。う〜ん、書くことがないなぁ。一つ言えそうなのは今年も前が手薄そうだなぁってこと。どっちにしても外回りの長いコーナーで流れが弛むし、抜きどころも少ないから前で粘るほうが楽だよなぁ。

 レインダンスは秋華賞で世代を代表する2頭の間に割って入った。あの時は単勝43.2倍、7番人気の伏兵評価。おいおい、お前は前走人気薄で好走した馬を人気の時に買うのか?またエサにされるぞ?でもなぁ、あれは評価が低過ぎたってことない?春と秋とでダイワスカーレットとの着差が詰まっているんだから、秋華賞でレインダンスを抑えられなかった奴がヘタクソだっただけだろ?上手い奴はここでもちゃんと買ってるって。前につけて上がりを33秒台でまとめりゃ、ちょっとやそっとじゃ抜かれんよ。

 アドマイヤオーラもダイワスカーレットを物差しにすればここでも主役級の評価。久々でもしっかり稽古をつけられているし、先週熱発で休んだと言っても併走馬を内から軽く追い抜いていった今週の動きからはそんな気配は感じられなかった。むしろ熱発ネタで人気落ちしてくれるならかえって面白いんじゃないの?コイツはドリームジャーニーと違って前々でも競馬が出来るし、軽視は禁物。

 ドリームジャーニーは菊花賞からの距離短縮でいかにも買いたくなるけど、前が手薄って分かっているのに積極的には買いたくないなぁ。勝ち方が鮮やかだった神戸新聞杯にしても長距離戦にしては速い流れだったし、ラスト1ハロンでラップが落ちているように差しが嵌る展開だった。今回はそんなに甘くはないよ。

 3歳勢に比べて、古馬勢は詰めの甘い馬だらけで積極的に手が出せない。前が手薄ってことでエイシンデピュティに期待したいところだが、直前追い切りで追われてからフワフワしていたのは気になる。これなら最内から経済コースを立ち回れそうなクランエンブレムの将来性に期待してみたくなる。

◎レインダンス
○アドマイヤオーラ
▲ドリームジャーニー
△クランエンブレム


■馬券構築

 レインダンスから馬単流し。

[馬単] レインダンス→アドマイヤオーラ 40%
[馬単] レインダンス→ドリームジャーニー 30%
[馬単] レインダンス→クランエンブレム 30%


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