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第59回阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnI)
2007年12月2日(Sun) 阪神芝1,600M 2歳オープン 馬齢 (牝)(混)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ヴァリアントレディ 76 ゴール前一気に伸びて差し切る。なかなか見所あり。  
2 トラストパープル 84 前走ラストで突き放し完勝。内突けるようなら怖い。  
2 3 レジネッタ 85 上がりの競馬を手堅く制す。ここ相手揃うも注目。
4 アロマキャンドル 86 前走間一髪で凌ぎ切る。先に抜けられる強みある。  
3 5 ニシノガーランド 82 何度かヨレながら差し込む。力はあるが馬が若い。  
6 シャランジュ 85 前走もそこそこ走っているが勝ち負けには足りない。  
4 7 マイネブリッツ 82 前走溜めを利かせて押し切るも今回は同型いる。  
8 ハートオブクィーン 87 前走久々にしても負け過ぎ。距離よりも坂が問題。  
5 9 レーヴダムール 77 前の争いをあっさり捉えて快勝。上積みに期待。
10 エイムアットビップ 87 速さ一番も行く気満々。コース替わりは割引材料。  
6 11 オディール 88 好位から鋭く差せる。弛んだ流れも無難に対処か。  
12 グラーフ 82 前走直線に向いたところで一杯。流石に分が悪い。  
7 13 カレイジャスミン 84 外から並びかけて余裕の勝利。決め手もあり注意。  
14 ラルケット 84 適度に揉まれての勝利。ここでも力は出し切れそう。  
15 トールポピー 87 前走ソラを使った分の負け。良い脚を長く使える。
8 16 ヤマカツオーキッド 84 主導権を奪えないとダメ。ここも他に速い馬がいる。  
17 エイシンパンサー 85 確実に伸びてくるが非力。前が止まらないと苦しい。  
18 エフティマイア 87 前走後ろに下げて惨敗。マイル重賞勝ちを再評価。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 たまにはいい夢見させてくれ・キャリア浅でも素質確かなレーヴダムール
■予想構築

 過去10年で馬連万馬券4回と荒れ放題の一戦。1番人気馬は【3・1・2・4】(40.0%)で、ここ6年はファンタジーSの勝ち馬が1番人気に推されている。4戦全勝のキタサンヒボタン('01年4着)、極限の末脚で連勝したスイープトウショウ('03年5着)、2戦続けて大楽勝のラインクラフト('04年3着)、新馬2着の後4連勝したアルーリングボイス('05年14着)など、後に大きいところを勝つ馬も含めて人気を裏切る馬多数。

 ファンタジーSで結果的に大逃げの形になってしまったエイムアットビップ。前に馬がいるとガーッと行ってしまうので、ここも先頭で粘り切るしかない。待ち受けるのは前走より長い直線と急な坂。前走でもラスト止まったのに、ここで持つ訳ないよね。ということで消し消し〜(ちなみに私は宇宙最強の逆神です)。

 そのエイムアットビップとどっこいどっこいのオディールもどうなの?ハイペースのレースばかり使ってきているので、初めてのマイル、それも3〜4コーナーで流れが弛む阪神外回りで戸惑ったりしない?物語「白鳥の湖」ではオデット姫に扮した悪魔の娘として登場するオディール。間違ってもこんなのが主役になっちゃいけない。消し消し〜(なんちゅう理由だ、ところで私は史上最強の逆神です)。

 人気の2頭をぶった切ったところで狙いの馬を精査。そもそも人気薄で来た馬に共通点とかないのか?まずは前走大敗で見限られてしまった馬。これは極めてオーソドックス。「もうコイツはダメだ」とされた馬をいかに拾えるか。今回で言えば京王杯2歳Sで派手に負けたハートオブクィーンとエフティマイア、札幌2歳Sでズッコケたヤマカツオーキッド辺り。この中ではマイルの新潟2歳Sを勝ったエフティマイアか。あれは馬場云々よりもスタートですぐに下げたエビショー(蛯名騎手)がマズっただけだと思う。大外枠なのが痛いが、とりあえず前に出たらいいことありそう。

 他ではキャリアの浅い馬。「こんなのまで抑えていられるか」と呆れる位、すなわちデビュー戦を勝ったばかりの馬。キャリアが浅いから語れる可能性がある。実際にこのレースではデビュー戦勝ちを収めた直後の馬が3頭も連絡みを果たしている。今回はヴァリアントレディ、レーヴダムールの2頭が候補。両方抑えるのはアレなのでどちらかを選ぶとするなら、牡馬相手に突き抜けたレーヴダムールが上位か。

 レジネッタは人気薄の武豊ってことで抑えておきますか。中1週でも栗東坂路でしっかり追われていたのは買い材料。レジネッタに乗っていた池添騎手はトールポピーに騎乗。今や完全にネタ馬に成り下がったフサイチホウオーの全妹にして、黄菊賞2着経由は昨年のウオッカと同じ。ここはソラを使っている暇もないほど相手が強い。ラストまで真面目に走ってね。

◎レーヴダムール
○エフティマイア
▲レジネッタ
△トールポピー


■馬券構築

 レーヴダムールから馬複流しが本線。ボックスの目も抑える。

[馬複] レーヴダムール−エフティマイア 30%
[馬複] レーヴダムール−レジネッタ 20%
[馬複] レーヴダムール−トールポピー 20%
[馬複] エフティマイア−レジネッタ 10%
[馬複] エフティマイア−トールポピー 10%
[馬複] レジネッタ−トールポピー 10%


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