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第41回スポーツニッポン賞ステイヤーズS(JpnII)
2007年12月1日(Sat) 中山芝3,600M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 アドマイヤグローリ 76 前走久々と昇級考慮も開幕週の芝では厳しい。  
2 2 アドマイヤモナーク 90 決め手十分で長距離も問題ない。久々だけ。
3 3 リキアイサイレンス 90 ここ2走終いの伸び光る。今回別定戦でも注目。
4 4 マキハタサイボーグ 89 実績は平坦コースに集中。何よりここでは力不足。  
5 ゴーウィズウィンド 87 ローカル以外でサッパリ。ここも付いて回るだけ。  
5 6 トウカイトリック 96 豊富なスタミナと瞬発力を併せ持つ。ここは順当。
7 パープルファルコン 81 明らかに実績不足だが前に行けそうなのは良い。  
6 8 チェストウイング 88 昨年3着も完敗の内容。とりあえず前に行きたい。  
9 メジロトンキニーズ 85 距離実績はあるが追い込み一辺倒なのがネック。  
7 10 エーシンダードマン 89 前走終いまでしっかり伸びる。意外と力ありそう。
11 ネヴァブション 98 中山なら捲りが使える。但し後ろ過ぎると不安。  
8 12 ワンダースティーヴ 78 前々走技ありの逃げ切り。初距離がどう出るか。  
13 ショートローブス 86 前走に引き続き格上挑戦も条件的に厳しさ増す。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 進化した体力バカ・速い上がりを身に付け万全トウカイトリック
■予想構築

 言いたいことは昨年と同じ。体力そのものを競うのではなく、2周目4コーナーからどれだけ動けるかを競うレース。3,600Mをきっちり走るのではなく、3,000M近くをダラダラ行って残りの600Mを本気で走るレース。開幕週で距離も長いので前にいたほうが楽。後ろから追い上げるよりも前で残るほうが簡単。

 トウカイトリックは昨年『速い上がりを繰り出せそうな馬というイメージからはかけ離れている』として対抗評価に留めた。今年はダイヤモンドS、阪神大賞典、天皇賞・春と立て続けに上がり34秒台を計時。中団より前につけて差せるなら今年は堂々の主役。

 エーシンダードマンは菊花賞が4角捲り。実際に長距離でラストスパートをかけて上位に来ているのだから普通に買い。トウカイトリック共々、前走人気薄で好走した馬を今回人気で買うのはセンスが無さ過ぎるのだが、恥を忍んで買わせていただく。

 代わりと言っては何だが、人気を集めそうなところではネヴァブションを切らせていただく。過去2回の3,000M以上のレースは付いて回るだけだったし、ここで58kgを背負って2周目4コーナーを好位で立ち回ってくるイメージが湧かない。でも最近自信を持って切った馬がガンガン来てるしなぁ…。皆さんは是非ネヴァブションをお買い求め下さい(勿論自己責任でお願いします)。

 さて、競馬の世界では昔から「長距離戦は騎手で買え」と申します。一昨年はデルタブルース、昨年はアイポッパーに騎乗していずれも勝利を収めたペリエ騎手は今回リキアイサイレンスに騎乗。ここ2戦速い上がりを繰り出しているし、まあ期待してみてもいいでしょ。但しトウカイトリックとはアルゼンチン共和国杯で5.5kg差を貰ってアタマ差及ばず。今回は同斤。どうする〜アイフル〜、じゃなくてペリエ〜。

 勝つまではしんどくても、2〜3着なら可能っぽいのがアドマイヤモナーク。今年は大外最後方からぶっ飛んできた七夕賞が妙に印象的。関西馬だが過去に中山で勝ち負けしているし、上がり34秒台もコンスタントに出していた馬。…後ろから行く馬ばっかり買ってるなぁ。前行く馬買わなくていいのか?この辺りがヘタクソたる所以なんだな。あー、うー。やっぱり買えない。orz

◎トウカイトリック
○エーシンダードマン
▲リキアイサイレンス
△アドマイヤモナーク


■馬券構築

 トウカイトリック1着固定+エーシンダードマン2〜3着固定の3連単と2頭軸の3連複流し。

[3連単] トウカイトリック→エーシンダードマン→リキアイサイレンス 10%
[3連単] トウカイトリック→エーシンダードマン→アドマイヤモナーク 10%
[3連単] トウカイトリック→リキアイサイレンス→エーシンダードマン 10%
[3連単] トウカイトリック→アドマイヤモナーク→エーシンダードマン 10%
[3連複] トウカイトリック−エーシンダードマン−リキアイサイレンス 30%
[3連複] トウカイトリック−エーシンダードマン−アドマイヤモナーク 30%


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