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第50回毎日放送賞スワンS(GII) 2007年10月27日(Sat) 京都芝1,400M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | マイネルスケルツィ | 逃 | 101 | 速い流れに乗れるが相変わらず詰めが甘い。 | |
2 | スイープトウショウ | 差 | 101 | 実績断然も我侭気掛かり。直前気配も今一つ。 | ||
2 | 3 | オメガエクスプレス | 先 | 79 | 速さ評価もいきなり古馬と対戦は敷居が高い。 | |
4 | ジョリーダンス | 差 | 100 | 時計通りには走る。久々も稽古量充足で注意。 | ○ | |
3 | 5 | タマモホットプレイ | 差 | 95 | コース替わり歓迎。中団に付けられれば脈あり。 | △ |
6 | アストンマーチャン | 逃 | 97 | 前走ハナ奪ってそのまま。目標リスクは高まる。 | ◎ | |
4 | 7 | ギャラントアロー | 逃 | 77 | 5戦連続シンガリ負け。逃げバテ顕著で厳しい。 | |
8 | キングストレイル | 先 | 97 | 基本は先行押切。直線長い外回りでどう乗るか。 | ||
5 | 9 | サイキョウワールド | 差 | 91 | 今回は久々&重賞。堅実さだけでは到底無理。 | |
10 | ブラックバースピン | 先 | 96 | 一連の重賞で結果出すも時計面で不安残る。 | ||
6 | 11 | ナカヤマパラダイス | 差 | 91 | 前走叩き台にしても負け過ぎ。今回は相手揃う。 | |
12 | スーパーホーネット | 差 | 98 | 典型的オープン大将。ハイペース追走が課題。 | ||
7 | 13 | ドラゴンウェルズ | 先 | 90 | 前走好タイムで差し切り。相手強化克服なるか。 | |
14 | フサイチリシャール | 差 | 100 | 前走出負けで付いて回るだけ。前に行きたい。 | ||
15 | ネイティヴハート | 追 | 92 | 昨年14着。決め手健在も前止まらないと辛い。 | ||
8 | 16 | ペールギュント | 先 | 97 | ここ2戦差し不発。外枠ゲットで多少は上向くか。 | ▲ |
17 | オートセレブ | 差 | 91 | 人気薄のままオープン入り。実力は正直疑問。 | ||
18 | ローエングリン | 逃 | 102 | 溜めると凄い脚を使う。無欲の一発もあり得る。 |
■レース展望 鳴り止まぬ大荒れ警報・テンの速さで逃げ切れるかアストンマーチャン |
■予想構築 4年連続で二桁人気馬が勝利している大荒れレース。普通に考えればスプリンターズS勝ちのアストンマーチャンで決まりだろうが、前走は不良馬場で先手を取ったのが功を奏したというのが本音。確かにテンは速い。しかしラストに付け入る隙は十分にあった。'00年にスプリンターズSとここを連勝したダイタクヤマトのように軽視されるならいいが、アストンマーチャンはいつだって注目の的。 スイープトウショウは京都大賞典を使うはずが、直前の追い切り拒否で急遽回避。このまま満足な調教が出来ないなら引退という話まで現実味を帯びたというのは前代未聞。今週の栗東坂路で行われた追い切りでは、ラストで鞭が入ったところで走るのを止めてしまった(4F51秒2−1F14秒3)。レースに行って変わればいいが。 スーパーホーネットは重賞で負けた後のオープン特別で4戦全勝。返す刀で重賞へ、と乗り込むとあっさり返り討ちに遭っている。何故か?答えは前半3ハロンに表れている。つまり、前半3ハロン35秒以上のゆったりペースなら完勝、それよりも速くなるならなし崩しの脚を使わされてフェードアウト。今回はアストンマーチャンがいる。 キングストレイルは初スプリント、不良馬場の前走で外を回して4着。しかしこの馬の持ち味は先行押し切り。小回りコースで内から抜け出して押し切るというのが勝ちパターン。今回は直線が長い京都外回り。距離自体は延びて歓迎だろうが…。 ドラゴンウェルズの前走はテン3ハロン33秒2−上がり3ハロン34秒4、勝ち時計1分07秒6。平均ペースに乗じただけのスーパーホーネットよりは見込みがありそう。ただ3走前と前々走の好敵手アンブロワーズが重賞に行ってイマイチだったことを考慮すると、ここでは格不足に映る。 とまあ、上位人気馬についてダメ出しをした上で狙いの馬を選別。穴パターンはスプリンターズSを経由した人気薄。3年前の覇者で京都大好きタマモホットプレイ、鞍上強化&高松宮記念2着が忘れ去られてきたペールギュントなんていい感じだと思いますが。極めつけは追い込みを図った時のローエングリンだが、連対圏突入までは流石に厳しいかと。 ジョリーダンスは前半が速いレースでラストしっかり伸びている。1,400M以下は初勝利、韓国馬事会杯、阪神牝馬Sと3戦全勝と距離はベスト。安田記念以来とはいえ、先週までロックドゥカンブと再三の併せ調教。後方待機勢の中では最も魅力を感じる。 結論。やはり何だかんだ言ってもアストンマーチャンは勝ち負けだろうなぁ。相手は地力強化が著しいジョリーダンス、外枠ゲットで追い込む環境は整ったペールギュント、スプリンターズSで上がり最速をマークしての京都替わりで期待が持てそうなタマモホットプレイ。 ◎アストンマーチャン ○ジョリーダンス ▲ペールギュント △タマモホットプレイ ■馬券構築 アストンマーチャンから馬複流し。ボックスの目を抑える。 [馬複] アストンマーチャン−ジョリーダンス 30% [馬複] アストンマーチャン−ペールギュント 20% [馬複] アストンマーチャン−タマモホットプレイ 20% [馬複] ジョリーダンス−ペールギュント 10% [馬複] ジョリーダンス−タマモホットプレイ 10% [馬複] ペールギュント−タマモホットプレイ 10% |