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第58回毎日王冠(GII) 2007年10月7日(Sun) 東京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ダイワメジャー | 先 | 101 | 実績断然。前走惨敗も休養挟んで仕切り直す。 | ○ |
2 | 2 | ピサノパテック | 追 | 88 | 出遅れが厄介。ブリンカー着用で変われるか。 | |
3 | 3 | ブライトトゥモロー | 差 | 95 | 一度使って状態上向き。得意の左回りで期待大。 | ◎ |
4 | トウショウヴォイス | 追 | 94 | 前走は展開とハンデが嵌った感。苦戦は免れず。 | ||
4 | 5 | ストーミーカフェ | 逃 | 89 | 前走ちぐはぐな競馬で完敗。行き切れても微妙。 | |
6 | エイシンデピュティ | 先 | 93 | 休養明けは2戦2勝。強敵交えていきなり正念場。 | ▲ | |
5 | 7 | チョウサン | 差 | 88 | 相手格段に強化。堅実さだけでは太刀打ち不能。 | |
8 | アグネスアーク | 差 | 94 | 前走立ち回りの良さ際立つ。未知の力に賭ける。 | △ | |
6 | 9 | トップガンジョー | 追 | 78 | 前走掛かって自滅。立ち直るには時間が必要か。 | |
10 | カンファーベスト | 差 | 90 | 力の衰えは無いが広いコースでは直線モタれる。 | ||
7 | 11 | エリモハリアー | 差 | 94 | 変わらず順調。速い時計に対処できるかどうか。 | |
12 | コンゴウリキシオー | 逃 | 100 | 仕上がりは正直もう一つ。他に同型おり苦戦も。 | ||
8 | 13 | ビッグプラネット | 逃 | − | 1年半振りの戦線復帰。とりあえずは行くしかない。 | |
14 | ヴリル | 差 | 88 | クラスが上がってからイマイチ。下積みが必要。 |
■レース展望 明日を切り開く確かな伸び脚・柔よく剛を制すブライトトゥモロー |
■予想構築 毎日王冠は京都大賞典みたいなネタがないのでいきなり追い切り診断から。 カンファーベストは美浦坂路で単走、4F53秒9−1F12秒3。登坂するにつれて頭が上がり出した。馬なりで流したとはいえ、この馬にしては時計がヘボかったのも気になる。ヴリルは美浦坂路で併走遅れ、4F53秒2−1F12秒4。相手が見習い騎乗で何度か寄られていたのを差し引いてもイマイチ。チョウサンは美浦坂路で併走遅れ、4F50秒7−1F12秒3。一杯に追われて時計は出たが1馬身遅れた。ストーミーカフェは美浦北Bで単走、5F65秒6−1F13秒5。舌を出してリラックスしているが、肝心の動きは平凡。 トップガンジョーは美浦南Wで単走、5F67秒1−1F13秒4。右手前のままで完走。気配も前走から特に変わりはない。ダイワメジャーは美浦南Wで併走先着、5F64秒1−1F11秒9。馬場の4分どころをゆったり回って、先行させたマイネルーチェを持ったままで引き離す好内容。ピサノパテックは美浦南芝で併走同入、5F66秒5−1F13秒0。今回からブリンカーを着用。行く気を我慢しながらの追い切りで、レースでも折り合いが鍵か。 ブライトトゥモローは栗東坂路で併走先着、4F52秒9−1F12秒8。相手が走らなさ過ぎただけかもしれないが、馬なりで5馬身程先着。躍動感溢れる動きで、馬を大きく見せていた。状態アップは確実。ビッグプラネットは栗東坂路で単走、4F52秒8−1F12秒6。ブライトトゥモローと同じような時計でも、こちらは動きが小さい。エリモハリアーは栗東Bで単走、6F86秒3−1F11秒5。例の如く終いだけの追い切り。直線走路に向いたところで馬がバカつくのも同じ。 コンゴウリキシオーは栗東DWで単走、6F86秒5−1F12秒5。鞭を入れてビッシリ追われたが、どうも動きが重い。アグネスアークは栗東CWで併走先着、6F84秒0−1F12秒7。馬なりで感触を確かめるような追い切り。相手に並んでから頭が浮いた走りになっていた。トウショウヴォイスは美浦南Wで単走、5F72秒9−1F14秒4。終始馬なりで時計は平凡。先週追ったから軽いのか?エイシンデピュティは追い切り映像無しのため省略。 追い切りからの推奨馬はブライトトゥモロー。他ではダイワメジャー、アグネスアーク、エリモハリアーといった辺り。ちなみに開幕週初日の昨日は初っ端から差しが決まる馬場になっていた。ストーミーカフェは鞍上に中舘を迎えて行く気満々。コンゴウリキシオーは今回と同じ休み明けで臨んだ中京記念で同型に先を越されて沈没した「前歴」がある。チョー危険馬だろう。消し消し〜。 そりゃ実績だけ見ればダイワメジャーで決まりでしょ。速い時計も問題なし。前がやり合ってタレてきたところを交わして一丁上がり、となるのが目に見えている。見えているが、軸は強気にブライトトゥモローだ。仕上がり途上、開幕週で届きかけた前走の輝きはきっと明日に繋がる。前が厳しいならキレイに差せそうな馬を狙おうってこと。ダイワメジャーを嫌う理由はどこにもないが、昨年みたいに前が手薄じゃないことと斤量が1kg増えることを理由に割り引く。 これに続く馬が分からん。対ブライトトゥモロー2戦2勝で休み明けも2戦2勝のエイシンデピュティ、同じコースでエイシンデピュティに勝ったことがあるアグネスアークを抑えてみるか。エイシンデピュティはマイル前後からの叩き上げの馬なので速い流れに戸惑うことはなさそう。アグネスアークはキャリアが浅く、これからの伸び代を確かめたい。 ◎ブライトトゥモロー ○ダイワメジャー ▲エイシンデピュティ △アグネスアーク ■馬券構築 ブライトトゥモローから馬単流し。ブライト・ダイワ2頭軸の3連複流しを抑える。 [馬単] ブライトトゥモロー→ダイワメジャー 20% [馬単] ブライトトゥモロー→エイシンデピュティ 20% [馬単] ブライトトゥモロー→アグネスアーク 20% [3連複] ブライトトゥモロー−ダイワメジャー−エイシンデピュティ 20% [3連複] ブライトトゥモロー−ダイワメジャー−アグネスアーク 20% |