HOME ＞ 重賞展望 ＞ 第61回ラジオ日本賞セントライト記念
| 第61回ラジオ日本賞セントライト記念(JpnII) 2007年9月16日(Sun) 中山芝2,200M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
||||||
| 枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
| 1 | 1 | ゴールデンダリア | 追 | 89 | 前走は負けて尚強しではない。位置取り修正急務。 | △ |
| 2 | マイネルアナハイム | 先 | 81 | 年明けてからイマイチ。内突きの勝浦だけが怖い。 | ||
| 2 | 3 | マイネルダイナモ | 差 | 87 | 古馬相手に実績積む。速い時計への対処が課題。 | |
| 4 | エフティイカロス | 差 | 89 | 浮き沈み激しい戦跡。中山で2勝は評価したいが。 | ||
| 3 | 5 | メイショウレガーロ | 先 | 91 | どう乗っても物足りず。一夏越して変わり身あれば。 | |
| 6 | アップルサイダー | 差 | 85 | 前走馬群割り際どく競り勝つ。距離持つなら面白い。 | ||
| 4 | 7 | ロックドゥカンブ | 先 | 86 | 前走早仕掛けで押し切る。斤量面で優遇あるが。 | ◎ |
| 8 | ガルヴァニック | 追 | 79 | 直前坂路で好時計。乗り方次第で巻き返しも十分。 | ||
| 5 | 9 | デストラメンテ | 差 | 77 | 前走4角持ったままの手応え。格上挑戦だが注意。 | ▲ |
| 10 | ナンヨーヘブン | 先 | 75 | 前走直線でモタつく。一度使って変われるかどうか。 | ||
| 6 | 11 | スクリーンヒーロー | 差 | 84 | 新潟記念が同馬の実力。馬場渋らない限り不要。 | |
| 12 | クランエンブレム | 先 | 88 | 前走少し悠長に乗られた感。前々の競馬に期待。 | ||
| 7 | 13 | マイネルグラナーテ | 追 | 75 | 勝ち方ギリギリ。上がりの数字ほどキレは感じず。 | |
| 14 | シグナリオ | 先 | 79 | 前走楽逃げを放置。勢いという観点からは疑問。 | ||
| 8 | 15 | リミットブレーカー | 追 | 75 | 横一線の差し比べで善戦するも激走の域を出ない。 | |
| 16 | サンワードブル | 差 | 74 | 前走は4角内外の差。勢い保っているなら好勝負。 | ○ | |
| 17 | トップモンジュー | 先 | 83 | 前走2番手追走で大金星。今回逃げ馬不在だが。 | ||
| ■レース展望 菊花賞より目先の勝利・空き巣狙いで地道に稼ぐロックドゥカンブ |
| ■予想構築 菊花賞トライアルとは名ばかりで、このレースの勝ち馬は菊花賞と相性が悪い。'53年キタノオー、'56年ハククラマ、'60年キタノオーザ、'68年アサカオー、'69年アカネテンリュウ、'77年プレストウコウ、'84年シンボリルドルフの7頭はセントライト記念を制した上で菊花賞も勝っているが、シンボリルドルフ以外の6頭は菊花賞までに他のレースを使っていた。つまり、セントライト記念から菊花賞へ直行して勝った馬は「皇帝」シンボリルドルフしかいないのである。 過去20年で見ると、セントライト記念の勝ち馬は菊花賞へ延べ14頭が出走して【0・1・0・13】(7.1％)、'90年にホワイトストーンが2着した以外は軒並み凡退。セントライト記念2着馬も菊花賞へ延べ15頭が出走して【0・3・0・12】(20.0％)と2着まで。これらとは逆に'90年レオダーバン、'01年マンハッタンカフェはセントライト記念で凡退しながら菊花賞を制している。 まあ「セントライト記念は菊花賞と相性が悪い」なんて講じなくても、この面子を見渡せば納得。南半球産のラジオNIKKEI賞勝ち馬が1番人気を集めるほど貧相なメンバー構成。そもそもロックドゥカンブは強いのか？「負けてないから強い」なんて詭弁がいつまでも続くと思うのか？ラジオNIKKEI賞の勝ち方は結果オーライだし、どうも押し出された人気のように思えて仕方ない。 話は変わるが、このセントライト記念は「二流SS救済レース」でもあったことをご存知だろうか。サンデーサイレンス産駒は'95年から昨年にかけての12年間で7勝。昨年12番人気で制したトーセンシャナオーもサンデーサイレンス産駒だった。今後このレースにサンデーサイレンス産駒が出てくることはない。その孫に注目、というのはいささか無理があるか？ 戯言だけですいません。まとまりがないまま結論へ。逃げ馬不在だし、先に抜け出す形が作れればやはりロックドゥカンブで仕方ないかなぁ。南半球産で他より斤量が2kg軽いのもお得な感じ。あくまで面子がヘボいことを根拠にした本命。この馬が強いとは思わない。代わりといっては何だが、人気どころでは前走が完敗だったシグナリオを切ってみる。 サンワードブルは一応夏競馬を使ったことになる。終始外を回りながらも内を突いたドリーミーオペラとクビ差なら勝ったも同然。デストラメンテは500万クラスというのが気になるが、その勝ちっぷりはなかなか。アドマイヤコジーン産駒にしては距離に融通が利くようだ。ゴールデンダリアは早めの競馬を心掛けないと届かない可能性大。 ◎ロックドゥカンブ ○サンワードブル ▲デストラメンテ △ゴールデンダリア ■馬券構築 ロックドゥカンブから馬複流しが本線。ボックスで抑えてみる。 [馬複] ロックドゥカンブ−サンワードブル 30％ [馬複] ロックドゥカンブ−デストラメンテ 20％ [馬複] ロックドゥカンブ−ゴールデンダリア 20％ [馬複] サンワードブル−デストラメンテ 10％ [馬複] サンワードブル−ゴールデンダリア 10％ [馬複] デストラメンテ−ゴールデンダリア 10％ |