重賞展望(第27回小倉2歳S)

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第27回小倉2歳S(JpnIII) 2007年9月2日(Sun)　小倉芝1,200M　2歳オープン　馬齢　(混)(特指)
枠	馬	馬名	脚質	補正	寸評	印
1	1	レッツゴーキリシマ	逃	82	4角で内突いた相手を差し返す。競り合いもOKか。
2	2	コウユーココロコロ	逃	86	開幕直後の前残りに与った感。速さはそこそこ。
3	3	マルブツイースター	先	89	先手奪える速さは評価。距離延びて押し切れるか。
4	4	アキノジャブ	逃	87	好位に取り付きながら辛勝。これ以上は望み辛い。
5	5	シゲルトンカーン	逃	84	上がりが掛かった凡戦。行き切れても後が心配。
5	6	ハンターキリシマ	逃	81	行きっぷり悪くても2着。変わり身あれば良いが。
6	7	アイファーハクオー	逃	85	ラスト流す余裕も相手弱過ぎたか。芝替わり疑問。
6	8	ミリオンウェーブ	逃	89	併せられながら渋太く先着。テン速く先手なら有力。	△
7	9	アグネスクリスタル	先	85	ゴール前完全に抜け出す。溜めれば末脚切れる。	▲
7	10	マイネレーツェル	先	93	楽抜けの相手に際どく詰め寄る。追って味がある。	◎
8	11	エーシンプリリード	逃	87	追走に回ってバタバタ。能力面ではっきり見劣る。
8	12	シルクストレングス	逃	89	好スタートからそのまま。揉まれた時がどうかだけ。	○

※　枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※　『補正』＝「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望　ローカル開催最終週のお約束・自慢の末脚炸裂マイネレーツェル

■予想構築

　まずは以下の資料を参照されたい。

【枠順別成績(過去10年、但し京都で行われた'98年を除く)】

枠番	着別度数	単勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
1	【1・0・2・8】	9.1％	9.1％	27.3％	39	79
2	【0・0・0・14】	0.0％	0.0％	0.0％	0	0
3	【0・1・0・15】	0.0％	6.3％	6.3％	0	20
4	【1・0・0・17】	5.6％	5.6％	5.6％	7	6
5	【1・0・2・15】	5.6％	5.6％	16.7％	360	81
6	【2・3・1・12】	11.1％	27.8％	33.3％	92	69
7	【2・1・3・12】	11.1％	16.7％	33.3％	36	127
8	【2・4・2・12】	10.0％	30.0％	40.0％	561	236

　小倉と新潟は今週が最終週。ローカル開催最終週といえば「外差し」。小倉2歳Sでもその「お約束」は踏襲されていて、外枠に入った馬が圧倒的に強い。内枠に入って連対出来たのはハナを奪って4コーナーで外に持ち出した'05年1着アルーリングボイス位しかいない。たまたま有力馬が外枠に入っただけかと言われればそうでもなく、上位3人気に限っても1～4枠【2・0・0・9】(18.2％)、5～8枠【4・2・2・8】(37.5％)と連対率で倍以上の開きが出ている。

　枠順でレースの半分が決まり、位置取りで残り半分が決まると言ってしまっても過言ではない。ところで今回、行きたい馬だらけでかえって展開が読めない。何がハナを奪うのか、何が控えに回るのかは水物で何とも言えない。となるとやはり枠順重視で予想すればいいのではないだろうか。

　ここはベタでも差す競馬を実践してきたマイネレーツェルに期待。但し小柄な馬だけに消耗が心配ではある。相手は外枠を生かして逃げ切ったシルクストレングス、好位差しを体得したアグネスクリスタル、直線で並びかけられながら差し返したミリオンウェーブ。

◎マイネレーツェル
○シルクストレングス
▲アグネスクリスタル
△ミリオンウェーブ

■馬券構築

　マイネレーツェルから馬複流し。

[馬複]　マイネレーツェル－シルクストレングス　40％
[馬複]　マイネレーツェル－アグネスクリスタル　30％
[馬複]　マイネレーツェル－ミリオンウェーブ　30％

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