重賞展望(第55回北海道新聞杯クイーンS)

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第55回北海道新聞杯クイーンS(JpnIII) 2007年8月12日(Sun)　札幌芝1,800M　3歳以上オープン　別定　(牝)(混)(特指)
枠	馬	馬名	脚質	補正	寸評	印
1	1	アサヒライジング	先	100	逃げても番手に抑えても競馬が出来る。展開が鍵。	△
2	2	イクスキューズ	逃	87	逃げ差し自在で斤量も手頃。但し相手は格段に強化。
3	3	フレンチビキニ	逃	83	良くも悪くもダートの逃げ馬。付いて行くだけで精一杯。
4	4	コアレスパティオ	差	92	後ろから行くにしても根本的に能力不足で届かない。
5	5	アドマイヤキッス	差	100	小回りコースで捲れる脚が生きる。好位追走で磐石。	◎
5	6	コスモプラチナ	逃	88	前走逃げ馬放置の展開に救われただけ。ここでは。
6	7	シェルズレイ	先	93	テンを制すだけの速さはあるがこのところ粘りに欠く。
6	8	フサイチパンドラ	先	103	行く馬多数で展開向く。ただ前走が不甲斐無さ過ぎ。
7	9	ヤマニンメルベイユ	先	94	これといった決め手を持たない。同型揃い出番無し。
7	10	デアリングハート	差	99	前走向こう正面で躓く不利。好位での立ち回り上手。	▲
8	11	ディアチャンス	差	94	丁寧にイン突いて快勝。斤量増える以外に不安なし。	○
8	12	ロフティーエイム	先	96	前走は緩い流れに助けられた形。地力で依然見劣る。

※　枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※　『補正』＝「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望　行った者勝ち傾向に待ったをかけろ・捲り一閃アドマイヤキッス

■予想構築

　まずは以下の資料を参照されたい。

【上位馬脚質一覧(過去7年)】

年度	馬場	頭数	1,000M	上り3F	決着時計	1着通過順	2着通過順	3着通過順
'00年	良	13	59.5	35.5	1.46.8	1-1-1-1	13-13-12-5	4-5-3-3
'01年	良	11	60.3	35.5	1.47.4	1-1-1-1	2-2-2-2	7-7-8-4
'02年	良	14	58.1	37.5	1.48.1	4-4-3-1	4-6-7-5	12-13-13-12
'03年	良	11	61.4	34.1	1.47.7	1-1-1-1	6-5-5-4	4-6-6-4
'04年	良	13	60.0	35.6	1.47.5	1-1-1-1	9-9-11-5	7-7-5-5
'05年	良	14	59.2	35.8	1.46.7	4-4-4-3	7-7-5-5	10-10-11-6
'06年	良	14	58.2	36.3	1.46.7	6-5-4-1	12-11-6-3	9-8-6-3

※全てAコースを使用。
　'00年より札幌で施行され、'02年より開幕週へ移動。行った者勝ちの傾向が強いレースで、過去7年のうち4年で逃げた馬が勝っている。ただ逃げ切り勝ちは1,000M通過が60秒前後の年に限られ、それよりも速くなった年は4コーナーで捲りをかけた馬が勝っている。今回は頭数が少ない割に前に行く馬が充実しており、捲り優勢の決着になる公算が高い。

　ここは過去に何度も捲りの競馬を実践して勝ち負けしてきたアドマイヤキッスで順当。早めの現地入りでゆったりとした調整。ここを五分の力で勝てれば秋が楽しみ。マーメイドSでシェルズレイの大逃げをあっさり退けたディアチャンス、昨年の覇者デアリングハート、消耗戦に強い逃げ馬アサヒライジングが当面の相手。

◎アドマイヤキッス
○ディアチャンス
▲デアリングハート
△アサヒライジング

■馬券構築

　アドマイヤキッスから馬複・3連複流し。

[馬複]　アドマイヤキッス－ディアチャンス　40％
[馬複]　アドマイヤキッス－デアリングハート　30％
[馬複]　アドマイヤキッス－アサヒライジング　30％

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