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第39回函館2歳S(JpnIII) 2007年8月5日(Sun) 函館芝1,200M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ナムラブレイブ | 逃 | 90 | 後続を引き付けて離す勝ち方評価。同型の対処カギ。 | △ |
2 | 2 | イイデケンシン | 先 | 86 | 前半楽した割に勝負どころでモタつく。過信は禁物。 | |
3 | 3 | ホウザン | 差 | 89 | 混戦に乗じて終い詰め寄るも及ばず。他の破綻待ち。 | |
4 | 4 | ベストオブミー | 逃 | 87 | 直線持ったままで楽勝。芝で競り合う展開がどうか。 | |
5 | 5 | ディープキッス | 先 | 86 | 上がりを要す苦しい勝ち上がり。時計の上積み必要。 | |
6 | 6 | ルミナリエ | 追 | 89 | 出負けして直線前が詰まる。新馬戦の内容を再評価。 | ◎ |
7 | アポロフェニックス | 逃 | 88 | 揉まれてあっさり沈没。この馬なりには走っているが。 | ||
7 | 8 | エイブルベガ | 逃 | 89 | 殆ど追わず楽勝。ただ時計面で際立つほどではない。 | |
9 | ハートオブクィーン | 先 | 90 | 外を回して堂々競り勝つ。キャリア豊富で優位に立つ。 | ▲ | |
8 | 10 | ジョイフルスマイル | 先 | 85 | 好位付けから完勝も相手が不甲斐なかっただけか。 | |
11 | アイリスモレア | 差 | 90 | 最内から抜け出すも惜敗。レース振り優秀で有力視。 | ○ |
■レース展望 控える競馬が勝利へ直結・福島での勝ち方を再現するルミナリエ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
函館2歳Sでは今のところ逃げ切り勝ちが無い。過去10年、前走で逃げ切り勝ちを収めた馬は36頭いるが、函館2歳Sでも逃げて連対した馬は'97年2着サラトガビューティ、'99年2着テネシーガールの2頭しかいない。どれだけ快速を効かせても、それをマークした馬に交わされるというのがパターン化している。
冒頭で述べた事を裏付けるかの如く、近年は前走で控える競馬を実践した馬が上位を独占している。但し控えるにしても勝ち負けに加わっていることが前提で、前走勝利かラベンダー賞経由は必須。ちなみに理想ステップは1回函館デビュー直行(9連対)か2回函館ラベンダー賞経由(6連対)。 「前走控えて好走」「理想ステップ経由」をキーワードに据えて狙いの馬を抽出すると、イイデケンシン、ルミナリエ、ハートオブクィーン、アイリスモレアが浮上する。ただイイデケンシンはテン3ハロン35秒5の楽ちんペースで手応えがイマイチだったのが気になる。人気のエイブルベガもテン3ハロン35秒4と緩い流れを生かしての逃げ切りで、言われているほど大したことがないように思える。これならテン3ハロン34秒6の流れを二の脚で突き放したナムラブレイブのほうが評価できる。 ルミナリエは好位付けから直線楽に離した新馬戦の勝ち方を再評価したい。ラベンダー賞は直線でリーガルアミューズに進路をカットされた他、出負けして前に壁を作る苦しい競馬だった。相手はラベンダー賞でこれに先着したアイリスモレアとハートオブクィーン。ハートオブクィーンは外をスムーズに回れたのが勝因で、今回は内から窮屈な競馬を試みたアイリスモレアを上位に採ってみたい。後は前述したナムラブレイブを抑えてみる。 ◎ルミナリエ ○アイリスモレア ▲ハートオブクィーン △ナムラブレイブ ■馬券構築 ルミナリエから馬複流し。 [馬複] ルミナリエ−アイリスモレア 40% [馬複] ルミナリエ−ハートオブクィーン 30% [馬複] ルミナリエ−ナムラブレイブ 30% |