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第43回小倉記念(JpnIII)
2007年7月29日(Sun) 小倉芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ニホンピロキース 97 昨年は差して3着。このところ先行して踏ん張れない。  
2 2 サンレイジャスパー 100 夏になると調子を上げてくる。引き続き差し込み期待。
3 3 ニルヴァーナ 84 控えて結果出した前走評価。初めての軽ハンデ享受。
4 4 トリリオンカット 96 休み明けの前走が散々な内容。当分の間良化待ち。  
5 5 スウィフトカレント 102 昨年はイン突きの賜物。捲り上げ出来るかが焦点。  
6 アップドラフト 91 前走4コーナーで見せ場作る。一叩きして変われるか。
6 7 タガノデンジャラス 96 決め手はあるが上手く生かせない。単純に力不足。  
8 メイショウカイドウ 93 ご存知小倉の鬼。但し今回は急仕上げの感否めず。  
7 9 アラタマサモンズ 83 前走少頭数の楽な競馬。軽ハンデ魅力も先導役か。  
10 ヴィータローザ 99 ジリ脚慢性化。先に抜けても差し込んでもイマイチ。  
8 11 ホッコーソレソレー 95 いつもそこそこ止まり。末脚侮れないがそれだけでは。  
12 ソリッドプラチナム 95 斤量軽いと末脚冴える。後方待機だけに展開次第。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 イマイチ実績馬をぶっ飛ばせ・勢いに乗る良血ニルヴァーナ
■予想構築

 サマーシリーズ(2000、スプリント)創設に伴い、従来この時期に行われていた北九州記念がスプリント戦に改められた上で3回2日へ移行。これと入れ替わる形で小倉記念が2回6日に移行してきた。旧・北九州記念のレース傾向が一部転用できそうだが、ここでは全く別物と考えてスルーすることにする。

 「郷に入らば郷に従え」。先週の函館記念はエリモハリアーが3連覇を達成。ならば今週は'04年・'05年小倉記念連覇、'05年小倉大賞典、'05年北九州記念を制した「小倉の鬼」メイショウカイドウで決まり、と言いたいところだがパス。今月に入ってから終い強めの調教を増やしてきたのは勝負の現れかもしれないが、いかんせん急造のような気がしてならない。何よりハイリスク・ローリターンなら要らん

 昨年の覇者スウィフトカレントもなぁ…。昨年の勝因はユーイチのイン突き。最近のヨコテンは創意工夫なく最後方から大外をぶん回してばかりなのが気になる。宝塚記念13着ってのも馬場が渋っていたとはいっても負け過ぎじゃないのか?ヴィータローザは一向にジリ脚が解消されないのでパス。

 実績馬はどれも頼りなさそうな奴ばかり。「夏は格より調子」ということで、九州スポーツ杯を差して楽勝したニルヴァーナに注目してみる。中1週でも栗東DWで併走したグレイトジャーニーをアオるほどで好調をキープ。「初めての軽ハンデ」('03年愛知杯回顧参照)にも期待できそう。

 「夏は牝馬」でもある。マーメイドSで直線猛追したサンレイジャスパー、ソリッドプラチナムの勢いにも乗ってみよう。この2頭の比較では既に小倉出走経験があり、位置取りにも幅が持てるサンレイジャスパーを上に採りたい。ソリッドプラチナムはあくまで漁夫の利狙い。

 アップドラフトも面白い。七夕賞の4コーナーではこの馬が勝つのかと一瞬錯覚した程手応えが良かった。直線失速したのはほぼ1年振りの出走に加えて、馬場の悪い内を通ったことも影響したと思う。今回は2戦2勝の川田騎手に戻る。追い切りでも栗東坂路で4F51秒台を連日マーク(22日・25日)しており、調子は上向きと判断。

◎ニルヴァーナ
○サンレイジャスパー
▲アップドラフト
△ソリッドプラチナム


■馬券構築

 ニルヴァーナから馬複流し。

[馬複] ニルヴァーナ−サンレイジャスパー 40%
[馬複] ニルヴァーナ−アップドラフト 40%
[馬複] ニルヴァーナ−ソリッドプラチナム 20%


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