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第43回函館記念(JpnIII) 2007年7月22日(Sun) 函館芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (混)(特指) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ナムラマース | 追 | 88 | ここ2戦後ろから行って凡退。乗り役変えて出直し。 | △ |
2 | 2 | アドマイヤフジ | 差 | 101 | 相手弱化で与し易いが追い上げには直線短いかも。 | ○ |
3 | 3 | メイショウオウテ | 差 | 97 | 前走外から一気に動いて息切れ。スタートが課題。 | |
4 | 4 | エリモハリアー | 差 | 97 | 久々とはいえ得意舞台で惨敗。巻き返しは疑問。 | |
5 | 5 | ロフティーエイム | 先 | 92 | 前走勝負どころで一杯。牡馬相手では力差感じる。 | |
6 | 6 | サクラメガワンダー | 先 | 99 | ここ2戦時計速過ぎで対処出来ず。今回相手手頃。 | ◎ |
7 | マイソールサウンド | 逃 | 96 | 昨年16頭立てのシンガリ。このところの内容も酷い。 | ||
7 | 8 | コスモテナシャス | 先 | 92 | 今回も前が手薄。ハンデを生かしてどこまで粘るか。 | |
9 | マチカネキララ | 捲 | 96 | 基本的に詰めが甘い。変わり身は太め解消が前提。 | ||
8 | 10 | モノポール | 先 | 90 | 久々とはいえイマイチ。高齢だけに一変も望み難い。 | |
11 | シルクネクサス | 先 | 96 | 前走内で脚を溜めて抜け出す。同様の競馬に期待。 | ▲ |
■レース展望 シリーズ編入で実績重視・ゆったり競馬で巻き返すサクラメガワンダー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
函館記念は'96年以前の別定戦時代から荒れ放題で、'97年にハンデ戦となってからも暫くは荒れていた。ただ馬連万馬券は'01年を最後に途絶え、'02年以降は少波乱こそあれど大荒れには至っていない。その原因としては、以前に比べて軽量馬の劇走(連対)が見られなくなったことが挙げられる。単発のローカル重賞から「サマー2000シリーズ」に編入されたことで、出走馬の質も微妙に上がりつつある。 函館記念は巴賞組の連対が多く注目に値するのだが、今年の巴賞は準オープンで惨敗していたような馬が2〜3着に入る程の低レベルレースで例年のような重要性があるのかは疑問。シルクネクサスは勝ち方が良かったものの、相手関係を考えると安泰とはいかない。マチカネキララは絞れたところでまた3着っぽい。メイショウオウテもあの面子を差せないようでは苦しいだろう。その他は論外。 サクラメガワンダーは3頭併せの大外からぶっ千切った最終追い切りを見て本命に抜擢。そもそもここ2戦は時計が速過ぎて参考外。距離延長、少頭数で落ち着いた流れが見込まれるここならこの馬本来の走りが取り戻せるはず。 アドマイヤフジはポップロックに対して目黒記念でコンマ2秒差、宝塚記念でコンマ1秒差が評価できる。但し宝塚記念でも脚を甘し気味だっただけに小回りのここで機敏な立ち回りが出来るかは不安が残る。力で何とかなるか。 ナムラマースは皐月賞、ダービーと後方から外をぶん回すつまらない競馬で見せ場無く終了。鞍上を変えて様子をみたいという陣営の気持ちも分からなくはない。昨夏の札幌3連勝で洋芝が合うのは間違いなさそう。 ◎サクラメガワンダー ○アドマイヤフジ ▲シルクネクサス △ナムラマース ■馬券構築 サクラメガワンダーから馬複流し。 [馬複] サクラメガワンダー−アドマイヤフジ 40% [馬複] サクラメガワンダー−シルクネクサス 30% [馬複] サクラメガワンダー−ナムラマース 30% |