HOME > 重賞展望 > 第7回アイビスサマーダッシュ

第7回アイビスサマーダッシュ(JpnIII)
2007年7月15日(Sun) 新潟芝1,000M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 モルトグランデ 84 前走外を回して突き抜ける。若駒だけに勢い注意。  
2 テイエムチュラサン 96 途中まではいい感じ。その後の失速具合が気になる。  
2 3 クーヴェルチュール 99 前走超軽量で辛勝。初の直線競馬でこの枠は不安。  
4 シルヴァーゼット 104 過去に負かされた馬が多数いる。勝ち抜けは困難。  
3 5 ロイヤルキャンサー 97 前走は軽量が嵌っただけの感。他と同じでは厳しい。  
6 ダイワメンフィス 98 昨年の1番人気馬。ブリンカー着用も焼け石に水か。  
4 7 プレミアムボックス 94 前走の勝ち方問題ないがここで同様の競馬は疑問。  
8 ゴールデンキャスト 100 このところ後ろから行くことが多い。現状前崩れ待ち。  
5 9 サチノスイーティー 104 テンの速さは折り紙付き。但し相手は昨年より強力。
10 スピニングノアール 102 前走ゴール手前で落馬。末脚生かす展開で浮上。  
6 11 ギャラントアロー 96 前走太め残りで猛ダッシュ。行き脚だけなら上位。  
12 フサイチホクトセイ 100 持ち時計は何ら見劣らない。但しここは他も速い。  
7 13 サンアディユ 99 ダートでも標準級の逃げ馬。前に行けるかも怪しい。  
14 モンローブロンド 102 このところの成績が全て。付いていくだけで精一杯。  
15 ジョイフルハート 105 10戦連続先手主張は立派。平坦コースで蘇るか。
8 16 ナカヤマパラダイス 98 前走外に振られながら僅差。今回時計短縮が焦点。
17 ショウナンパントル 72 馬に走る気が見られない。ショック療法で上向くか。  
18 アイルラヴァゲイン 105 ハイペース追走はお手の物。大外枠のメリット享受。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 ハナを奪い続ける速さに着目・いきなり全開ジョイフルハート
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【前走脚質別成績】
前走脚質 着別度数 単勝率 連勝率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 【3・4・2・12】 14.3% 33.3% 42.9% 39 87
先行 【1・0・1・16】 5.6% 5.6% 11.1% 126 43
差し 【1・2・2・26】 3.2% 9.7% 16.1% 54 53
追込 【1・0・1・8】 10.0% 10.0% 20.0% 114 54

【連対馬の前走・今回通過順一覧】
年度 着順 馬名 性齢 斤量 前走コース(着順) 前走通過順 今回通過順
'01年 1着 メジロダーリング 牝5 54.0kg 函館芝1,200M(1着) 1-1 5
2着 シンボリスウォード 牡6 56.0kg 札幌芝1,200M(5着) 1-1 1
'02年 1着 カルストンライトオ 牡4 56.0kg 小倉芝1,200M(3着) 1-1 1
2着 ブレイクタイム 牡5 56.0kg 新潟芝1,400M(2着) 9-9 3
'03年 1着 イルバチオ 牝6 54.0kg 新潟芝1,600M(5着) 13-13 12
2着 ティエッチグレース 牝6 54.0kg 福島芝1,200M(1着) 1-1 1
'04年 1着 カルストンライトオ 牡6 56.0kg 函館芝1,200M(3着) 1-1 1
2着 タカオルビー 牝4 54.0kg 新潟芝1,000M(1着) 5 3
'05年 1着 テイエムチュラサン 牝3 51.0kg 新潟芝1,000M(6着) 2 1
2着 ウェディングバレー 牝4 54.0kg 新潟芝1,000M(2着) 1 1
'06年 1着 サチノスイーティー 牝3 51.0kg 福島芝1,200M(1着) 8-8 1
2着 マリンフェスタ 牝3 51.0kg 福島芝1,200M(4着) 1-1 6

 とりあえず前につけないことには始まらないレースで、過去6回全てにおいて前走でハナを奪った馬のいずれかが連対している。テンからぶっ飛ばして、タレずに最後まで残った馬が勝つといった感じ。

 今年の出走馬の中で前走でハナを奪っていた馬はテイエムチュラサン、サチノスイーティー、ジョイフルハートの3頭。テイエムチュラサンは本当にテンだけの馬になってしまったのでカット。サチノスイーティーは昨年の覇者で、その後も尾張S3着、オーシャンS2着とコンスタントに走っているので抑え。

 注目はジョイフルハート。10戦連続でハナを奪えるというのは速さに秀でている証拠。このレースでは過去休み明けの馬が軒並み凡退しているが、同馬は鉄砲が利くタイプで問題にならない。稽古駆けする馬とはいえ、先週の栗東坂路で4F49秒4(1F12秒5)をマークした。

 アイルラヴァゲインも今週の美浦坂路で4F49秒9(1F11秒6)とベストに近い時計が出た。ジョイフルハートの直後をマークする位置につけられそうだし、何よりラチを頼って進めそうなのはプラス。ナカヤマパラダイスは前々走で同じ舞台を勝っているとはいえ、勝ち時計は良馬場で57秒0と遅かった。近走の健闘を評価する一方、あくまで馬場が渋った時に浮上があるかといったところ。

◎ジョイフルハート
○アイルラヴァゲイン
▲ナカヤマパラダイス
△サチノスイーティー


■馬券構築

 ジョイフルハートから馬複流し。

[馬複] ジョイフルハート−アイルラヴァゲイン 40%
[馬複] ジョイフルハート−ナカヤマパラダイス 30%
[馬複] ジョイフルハート−サチノスイーティー 30%


■このレースの回顧へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.