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第43回CBC賞(GIII)
2007年6月10日(Sun) 中京芝1,200M 3歳以上オープン ハンデ (国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 マイネルアルビオン 97 相手強化された前走惨敗。短期間での一変は疑問。  
2 アドマイヤホクト 88 前走内から抜け出し快勝も最終週のここで再現微妙。  
2 3 スピニングノアール 100 前走直前まで手綱抑える余裕あり。上積みに期待。
4 フサイチリシャール 106 直線離された前走イマイチ。ハンデ課され苦戦覚悟。  
3 5 ブラックバースピン 102 前走叩き台にしても負け過ぎ。重賞では荷が重い。  
6 アグネスラズベリ 102 決め手あるが非力。馬群を捌くほどの力はない。  
4 7 ゴールデンキャスト 98 中京走らずで人気皆無。一応重賞ウイナーだが。  
8 ヴリル 98 前走初スプリントで善戦。ここも外に出せるかどうか。  
5 9 ペールギュント 103 距離縮めて完全復活。枠順微妙だが引き続き注目。
10 エイシンイッキ 81 前走出遅れて終了。ただここも周りが速く苦戦必至。  
6 11 ナカヤマパラダイス 94 快速利かせて3連勝。同型手薄で押し切りも視野。
12 アンクルリーサム 104 勝つ時はワンサイド。但しダメな時はとことんダメ。  
7 13 ミスティックエイジ 98 馬群を捌いて突き抜けた前走圧巻。勢いに乗る手。
14 リキアイタイカン 100 GII時代の覇者。このハンデなら戦えないこともない。  
15 グランリーオ 98 前走でも付いて行くのがやっと。距離が短過ぎる。  
8 16 エムエスワールド 99 二桁着順続く。一息入れたところで変わり身期待薄。  
17 タガノバスティーユ 101 完全追い込み型。馬場差を生かした一発が怖い。  
18 アルーリングボイス 92 調子云々という以前に純粋に力が足りていない感。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 フロックと思っていたらマジだった・絶好調ペールギュントに乗る
■予想構築

 2回開催の最終週を締め括る重賞としては一昨年までファルコンSが行われていたのだが、昨年より1回開催に移行。これに代わってCBC賞が3回開催から移行してきた。「古馬も出走できるファルコンS」という捉え方でいいんじゃないかと思う。

 2回開催で行われていた旧・ファルコンSは馬場の良い外に持ち出した馬が勝ち負けする外差し優勢レースだった。ただこれは旧・ファルコンSに限らず、ローカル最終週のレースにはよく見られる事象。ローカル開催は中央開催に比べて芝のレースが多く組まれている関係上、開催末期になると決まって内側の馬場が荒れてくる。

 前日の芝のレースをざっと見てみたところ、やはり上位の馬は馬場の中央から外を通っていた。内が伸びないというよりは外が伸びるといった感じ。内を通った馬はノーチャンスとまでは言わないが外差しを封じるのは厳しそう。

 テレビ愛知オープンで先に動いて楽勝したペールギュントの実力は本物。木曜栗東DWで6F78秒台をマークするなど目下絶好調。問題があるとすれば周りが壁になる可能性がある5枠9番という微妙な枠順。テレビ愛知オープンの他、激走した高松宮記念も8枠17番で、追走しやすかったのも事実。トップハンデだし、紛れもあるとみて消してしまうのも一つの手か。

 スピニングノアールの前走は前が支えたような負け方で、ゴール前で一気に伸びていたことから悲観には値しない。追い切りは栗東DWで終い重点。力強い動きでこちらも絶好調。他では瞬時に突き抜けた朱雀Sがお見事の一言に尽きるミスティックエイジ、ダートを含む3連勝で荒れた馬場も突き進めそうなナカヤマパラダイスを抑えたい。

◎ペールギュント
○スピニングノアール
▲ミスティックエイジ
△ナカヤマパラダイス


■馬券構築

 ペールギュントから馬複・3連複流し。

[馬複] ペールギュント−スピニングノアール 30%
[馬複] ペールギュント−ミスティックエイジ 20%
[馬複] ペールギュント−ナカヤマパラダイス 20%
[3連複] ペールギュント−スピニングノアール−ミスティックエイジ 10%
[3連複] ペールギュント−スピニングノアール−ナカヤマパラダイス 10%
[3連複] ペールギュント−ミスティックエイジ−ナカヤマパラダイス 10%


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