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第52回京王杯スプリングC(GII)
2007年5月12日(Sat) 東京芝1,400M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 グランリーオ 92 惜しくも何ともない負けばかり。連闘策も効果疑問。  
2 マイネルアルビオン 91 ここも前に行けそうだが踏ん張り通すまでは辛い。  
2 3 リキアイタイカン 94 いい脚使っても届かず。内枠の勝浦だけが脅威。  
4 フジサイレンス 93 過去2年はいずれも凡退。時計勝負に課題残す。  
3 5 ツルガオカハヤテ 92 距離はともかく重賞でどうにかなるレベルにない。  
6 マイネルスケルツィ 101 然したる同型不在。時計通りに走れば自然と残る。
4 7 ブラックバースピン 96 前走が負け過ぎ。下積み不足は明らかで厳しい。  
8 エイシンドーバー 99 前走外枠の分行き切れず考慮。積極策に期待。
5 9 プリサイスマシーン 99 前走直線でもたつく。距離延びて立て直せるか。
10 アポロノサトリ 92 決め手だけなら十分通用する。中団付近が理想。  
6 11 オレハマッテルゼ 101 ここ2年ほどの勢いにない。先手取れても苦しいか。  
12 フサイチリシャール 100 京都金杯が負け過ぎ。先に抜け出してしまいたい。
7 13 インセンティブガイ 98 昨年は内を突いて2着。とりあえず自力では苦しい。  
14 ネイティヴハート 96 台頭には前崩れが必須。今回そのような気配なし。  
15 ピカレスクコート 95 前走よりは相手強い。脚質転換でどこまで迫るか。  
8 16 セトノゼディタブ 89 差脚好調も距離延長とコース替わりで魅力薄らぐ。  
17 シンボリエスケープ 94 叩いての良化見込んでもここで勝ち負け期待は酷。  
18 タガノバスティーユ 95 愚直なまでに最後方待機。ここも付いて回るだけ。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 明確な先導役不在で居残りチャンス・速さも十分マイネルスケルツィ
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【連対馬の前走距離&成績一覧(過去10年)】
年度 1着馬 2着馬
'96年 ハートレイク
ナドアルシバマイル(ダ1,600M)4着
タイキブリザード
産経大阪杯(芝2,000M)1着
'97年 タイキブリザード
BCクラシック(ダ2,000M)13着
オースミマックス
ダービー卿CT(芝1,600M)3着
'98年 タイキシャトル
スプリンターズS(芝1,200M)1着
オースミタイクーン
読売マイラーズC(芝1,600M)2着
'99年 グラスワンダー
有馬記念(芝2,500M)1着
エアジハード
谷川岳S(芝1,400M)2着
'00年 スティンガー
京都牝馬S(芝1,600M)1着
ブラックホーク
高松宮記念(芝1,200M)4着
'01年 スティンガー
東京新聞杯(芝1,600M)3着
スカイアンドリュウ
朱雀S(芝1,600M)1着
'02年 ゴッドオブチャンス
読売マイラーズC(芝1,600M)12着
グラスワールド
ダービー卿CT(芝1,600M)1着
'03年 テレグノシス
ダービー卿CT(芝1,600M)6着
キスミーテンダー
読売マイラーズC(芝1,600M)2着
'04年 ウインラディウス
ダービー卿CT(芝1,600M)3着
テレグノシス
香港マイル(芝1,600M)7着
'05年 アサクサデンエン
読売マイラーズC(芝1,600M)3着
オレハマッテルゼ
晩春S(芝1,600M)1着
'06年 オレハマッテルゼ
高松宮記念(芝1,200M)1着
インセンティブガイ
ダービー卿CT(芝1,600M)11着

 このレースの傾向としては距離短縮ローテが有効という点が挙げられる。過去10年で連対馬20頭のうち17頭はマイル以上のレースを経由していた。前走でマイル未満のレースを使っていた馬は延べ66頭が出走して【2・1・4・59】(4.5%)。距離延長で連対した3頭はいずれもGI馬だった。

 高松宮記念を経由した馬は延べ28頭が出走して【2・1・1・24】(10.7%)、高松宮記念を除くマイル未満のレースを経由した馬は延べ38頭が出走して【0・0・3・35】(0.0%)。後者に該当するマイネルアルビオン、リキアイタイカン、フジサイレンス、ツルガオカハヤテ、アポロノサトリ、ネイティヴハート、セトノゼディタブ、シンボリエスケープ、タガノバスティーユの連対圏突入は厳しいか。


 一見したところ後ろから行く馬が多いので、軸は前に行く馬からチョイス。マイネルスケルツィは前から離されるとダメ。明確な先導役がいないここは狙い目。前走のラストのタレ具合からして1ハロンの距離短縮は有り難い。えっ、左回りで勝っていない?そんなの巡り合わせだって。展開が向くんだもん、抑えざるを得ないでしょ。

 阪神カップでマイネルスケルツィの居残りを阻止したフサイチリシャールとプリサイスマシーン、阪急杯でプリサイスマシーンと同着優勝したエイシンドーバーの3頭が相手候補。フサイチリシャールはマイネルスケルツィを前に置く位置からの反抗に期待。プリサイスマシーンは前走の負け方がいかにも不満だが、元々1,200Mはベストではないので酌量の余地がある。エイシンドーバーの前走は外枠から行き切れなかっただけと楽観視してみる。

◎マイネルスケルツィ
○フサイチリシャール
▲プリサイスマシーン
△エイシンドーバー


■馬券構築

 マイネルスケルツィから馬複流し。

[馬複] マイネルスケルツィ−フサイチリシャール 40%
[馬複] マイネルスケルツィ−プリサイスマシーン 30%
[馬複] マイネルスケルツィ−エイシンドーバー 30%


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