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第12回アンタレスS(GIII)
2007年4月22日(Sun)　京都ダート1,800M　3歳オープン　別定　(国際)(指定)
枠 馬 馬名 脚質 補正 寸評 印
1 1 タガノサイクロン 差 93 ここ2戦完敗の内容。後ろから行くリスクは大きい。 　
2 エイシンラージヒル 逃 96 前走は単なる先導役。引き離し気味に行ければ妙味。 ○
2 3 クワイエットデイ 差 101 異なる脚質で連勝。ただ前走は幾ら何でも嵌り過ぎ。 　
4 キクノアロー 先 95 直線突き放す先行力評価。速い時計への対処カギ。 ◎
3 5 ワンダーハヤブサ 先 96 短距離を叩き台にして連闘。成績は夏馬の傾向示す。 　
6 ワイルドワンダー 差 100 重賞では過去3回人気で凡退。自ら勝ちに行けるか。 △
4 7 マンオブパーサー 先 88 ダービーGP制覇もその後イマイチ。負担斤量も重い。 　
8 オーガストバイオ 差 99 力はあるが不安定。前につけたほうが不気味さ増す。 　
5 9 ヒシハイグレード 逃 92 前走直線向くまで先頭。行き切れるなら少々怖い。 　
10 メイショウトウコン 追 99 後方一気のスタンス堅持。展開次第でポカもあり得る。 ▲
6 11 ストロングブラッド − − 久々で中央、ましてや時計の出る京都では出番無し。 　
12 スナークファルコン 先 95 前走負け過ぎ。別定の力比べではなお一層苦しい。 　
7 13 カイトヒルウインド 先 93 前走健闘も勝ち負けには及ばず。これ以上は望み薄。 　
14 ヤマタケゴールデン 逃 83 このところ惨敗ばかり。仮に前に行けたとしても無理。 　
8 15 トーセンブライト 先 100 前走は上がり要す流れ向いたのも事実。今回試金石。 　
16 クーリンガー 先 91 前走見せ場作れず完敗。砂質軽い京都で苦戦必至。 　
※　枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※　『補正』＝「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望　速い時計で前行く馬の機運高まる・4角進出決めてみせるキクノアロー
■予想構築

　まずは以下の資料を参照されたい。

【上位馬通過順一覧(過去10年)】
年度 馬場 頭数 1,000M 上り3F 決着時計 1着通過順 2着通過順 3着通過順
'97年 良 16 60.5 37.6 1.50.7 9-10-6-4 13-11-6-4 6-6-4-4
'98年 稍重 16 59.2 38.4 1.50.0 7-7-5-5 13-13-8-7 5-5-5-3
'99年 良 13 61.7 35.8 1.49.5 1-2-2-1 6-4-7-4 4-4-4-3
'00年 良 16 60.4 37.0 1.49.6 1-1-1-1 3-3-3-2 5-5-5-4
'01年 良 16 60.6 37.8 1.50.6 1-1-1-1 12-12-12-9 2-2-2-2
'02年 不良 16 59.6 37.1 1.48.7 9-9-8-7 2-3-2-1 4-3-5-5
'03年 稍重 16 60.1 37.3 1.49.7 2-2-2-1 9-9-7-6 7-6-5-5
'04年 良 13 62.4 36.9 1.51.5 9-9-8-8 2-3-4-5 4-3-2-2
'05年 良 16 61.3 36.3 1.49.8 3-3-2-2 4-3-2-2 6-6-5-5
'06年 良 16 60.6 36.1 1.49.0 1-1-1-1 3-4-4-4 3-2-2-2

　京都ダート1,800Mのセオリーはやはり「先行有利」。直線は平坦で、砂質も軽いため速い時計が出る。上がり最速の脚を繰り出しても、前の馬に似たような脚を使われてはお手上げ。今年の平安Sこそ珍しく追い込み決着となったが、時計は1分51秒0と遅かった。ここは行く馬が揃っているので平安Sのようなスローにはならないと思う。ハイペースだからこそ差し馬という気もしなくはないが、メイショウトウコンを中心に据えるのは抵抗がある。単穴評価に留めたい。

　軸はキクノアロー。京都で先行して勝ったことがあること、前々走でダイオライト記念を4角好位から圧勝したことが買い根拠。名古屋大賞典は距離短縮で早仕掛けを要求された分の負け。ラストで盛り返していたので悲観には値しない。同一コースで行われた北山Sの勝ち時計は1分50秒6で、これを更新することが勝利への絶対条件となる。

　相手筆頭はエイシンラージヒル。平安Sの逃げはいかにも緩く、後続が一団で付いてきていた時点でダメだと思った。そもそも平安S前は追い切りで遅れたりして調子が芳しくなかった。ここは内枠を引いたので労せず逃げられるはず。問題は飛ばすだけ飛ばして直線持つかどうか。

　ちなみにアンタレスSでは前走勝ち馬が4年連続で連対している。この観点からすればワイルドワンダーかクワイエットデイが有力とみれなくもない。ただクワイエットデイはポッカリ開いた内を突いて上がってきただけ。これを評価するのはマズイと思う。ワイルドワンダーはそれこそ勢いだけを評価して抑える。

◎キクノアロー
○エイシンラージヒル
▲メイショウトウコン
△ワイルドワンダー

■馬券構築

　キクノアローから馬複流し。キクノ−エイシン2頭軸の3連複を抑える。

[馬複]　キクノアロー−エイシンラージヒル　20％
[馬複]　キクノアロー−メイショウトウコン　20％
[馬複]　キクノアロー−ワイルドワンダー　20％
[3連複]　キクノアロー−エイシンラージヒル−メイショウトウコン　20％
[3連複]　キクノアロー−エイシンラージヒル−ワイルドワンダー　20％

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