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第4回福島牝馬S(GIII)
2007年4月21日(Sat) 福島芝1,800M 4歳以上オープン 別定 (牝)(国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ナナヨーティアラ 83 相手は勿論距離も問題。折り合いつけてどこまで。  
2 ダイワパッション 91 負け方淡白なのは気になる。格上でも狙い難い。  
2 3 アルーリングボイス 能力はここでも通用するがやはり間隔開き過ぎ。  
4 コアレスパティオ 92 後ろから行って届かずばかり。純粋に能力不足。  
3 5 テイエムプリキュア 94 逃げても控えてもダメ。八方塞がりで打つ手無し。  
6 サヨウナラ 91 最終週の荒れた馬場でも芝では強気になれない。  
4 7 ロフティーエイム 93 前走前残りの前に沈黙。とりあえず前につけたい。  
8 サンマルセイコー 84 ダート専門の一発屋。何しに出てきたのか不明。  
5 9 ニシノフジムスメ 91 前走にしてもちょっと負け過ぎ。巻き返しは困難。  
10 フラッグシップ 85 前走楽な手応えで抜け出し完勝。上積み感じる。
6 11 ジョリーノエル 84 前走好位から押し切る。積極的に行けば妙味あり。
12 マイネルーシッド 76 久々で2段階の格上挑戦。入着出来れば御の字。  
7 13 コスモマーベラス 98 出たなりの位置で競馬可能。昨年の雪辱期したい。
14 スプリングドリュー 92 重賞では付いて回るだけに終始。ここでも同様か。  
8 15 サンレイジャスパー 101 このところ差脚不発気味。展開のアシスト必要。  
16 ヤマニンメルベイユ 93 前走は内ラチ経済走法の賜物。今回はどう乗るか。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 サンデーサイレンス系ご用達レース・実績引っさげ捲土重来コスモマーベラス
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【上位馬の父名一覧】
年度 着順 馬名 父名
'04年 1着 オースミコスモ フジキセキ
2着 マイネヌーヴェル ブライアンズタイム
3着
(同着)
エリモピクシー ダンシングブレーヴ
メモリーキアヌ トニービン
'05年 1着 メイショウオスカル フジキセキ
2着 スターリーヘヴン サンデーサイレンス
3着 レクレドール サンデーサイレンス
'06年 1着 ロフティーエイム サンデーサイレンス
2着 ライラプス フレンチデピュティ
3着 フィヨルドクルーズ サンデーサイレンス

 レース創設から日は浅いが、過去の優勝馬は全てサンデーサイレンス系産駒というのは注目に値する。昨年2着のライラプスは母父がサンデーサイレンスで、ここ2年はサンデーサイレンスに関わりのある馬が上位を占めたことになる。ただサンデーサイレンス系産駒の出走数は'04年から順に5頭、10頭、8頭。ここ2年は出走数の半数以上を占めており、数にモノを言わせて上位を独占しただけのことかもしれない。

 今年のサンデーサイレンス系産駒はロフティーエイム(父:サンデーサイレンス)、フラッグシップ(父:サンデーサイレンス)、ジョリーノエル(父:スペシャルウィーク)、コスモマーベラス(父:フジキセキ)の4頭。母方にも目を遣るとヤマニンメルベイユ(母父:サンデーサイレンス)も該当する。

 '04年は超ハイペースで前崩れ、'05年は超スローペースで前残り。昨年は平均ペースで概ね前残りだった。年により展開がバラバラで、どの脚質が良いとは一概には言えない。今年は目立った逃げ馬が見当たらず、全般的に後方待機勢が多い構成でスローペースが見込まれる。

 コスモマーベラスは久々で行き切れるかが心配だが、実績からしてここは外せない。ここは昨年10着が力負けではなかったことを示すいい機会。他では前走前につけて2馬身半差快勝のフラッグシップ、昨年の勝ち馬ロフティーエイムと同じ中山の条件クラスを経由したジョリーノエルに注目。ヤマニンメルベイユの前走は「内突きの勝浦」が嵌っただけだが、際どく残った点は評価したい。

◎コスモマーベラス
○フラッグシップ
▲ヤマニンメルベイユ
△ジョリーノエル


■馬券構築

 コスモマーベラスから馬複流し。

[馬複] コスモマーベラス−フラッグシップ 50%
[馬複] コスモマーベラス−ヤマニンメルベイユ 30%
[馬複] コスモマーベラス−ジョリーノエル 20%


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