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第50回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S(GII)
2007年4月7日(Sat) 阪神芝1,400M 4歳以上オープン 別定 (牝)(国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 タケカワルキューレ 86 準オープンでまた足踏み。展開向いても苦しいか。  
2 2 アグネスラズベリ 97 差脚あるが迫力不足。距離はこの位が良さそう。
3 3 アサヒライジング 100 前走悪条件重なり過ぎ。ただ今回とて距離は短い。  
4 4 ピクシーダスト 83 芝では速さ不足否めず。付いていくだけで精一杯。  
5 5 ディアデラノビア 101 前走末脚爆発で完勝。ここ相手手薄で連勝濃厚。
6 6 ジョリーダンス 92 前走内から先に抜け出す。デキの良さでどこまで。
7 7 シールビーバック 88 短距離ダートで復調示すも芝では多くは望めない。  
8 ブルーメンブラット 93 先行して堅実。この頭数なら行き遅れは無さそう。
8 9 テイエムプリキュア 94 手当たり次第にレースに出て惨敗。典型的な早熟。  
10 サウスティーダ 79 逃げ一手なのが問題。相手強化を凌ぐまでは疑問。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 京都牝馬S圧勝で吹っ切れた・脇役から主役へ躍動ディアデラノビア
■予想構築

 牝馬限定のマイルGI・ヴィクトリアマイル新設につき、そのステップレースとして昨年より従来の年末開催から移行。昨年はラインクラフトが圧勝、2着もエアメサイアということで堅く収まった。当然のことながら傾向らしいものはまだ見えない。

 重賞勝ち馬がディアデラノビアとテイエムプリキュアの2頭だけ。テイエムプリキュアはまあ買えない。そもそも阪神ジュベナイルフィリーズはフロックでしょ。腐ってもGI馬とはいえ、先週のメイショウサムソンとは訳が違う。滅茶苦茶にこき使われて、後は消え行くのを待つだけという馬に大切なお金は張れない。

 そのテイエムプリキュアががむしゃらに行き、サウスティーダやアサヒライジングが追いかける展開なら、ディアデラノビアの差しが生きるというのは容易に推測が付く。ちょっと距離が短いかなという気もしなくはないが、ここは相手が緩い。

 相手筆頭は前の失速に合わせて先頭に立てそうなブルーメンブラット。昨年暮れにエイシンドーバーとクビ差の競馬があり、ここでも通用していい。アグネスラズベリは京都牝馬Sでディアデラノビアに突き放されたとはいえ、この距離ではスワンSでプリサイスマシーンと差のない競馬をしたことがある。ジョリーダンスも前走のように先に抜け出してしまえば見せ場十分。

 アサヒライジングの前走は考えられるだけでも休み明け、トップハンデ、重馬場、出遅れ、スローといった悪材料が重なった。桜花賞でコンマ3秒差のスピードもある。ただオークスや秋華賞、エリザベス女王杯での粘りのほうが印象的。真価は中距離以上の消耗戦で発揮されると思う。

◎ディアデラノビア
○ブルーメンブラット
▲アグネスラズベリ
△ジョリーダンス


■馬券構築

 ディアデラノビア1着+ブルーメンブラット2〜3着固定の3連単流し。

[3連単] ディアデラノビア→ブルーメンブラット→アグネスラズベリ 30%
[3連単] ディアデラノビア→ブルーメンブラット→ジョリーダンス 30%
[3連単] ディアデラノビア→アグネスラズベリ→ブルーメンブラット 20%
[3連単] ディアデラノビア→ジョリーダンス→ブルーメンブラット 20%


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