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第14回マーチS(GIII)
2007年3月25日(Sun) 中山ダート1,800M 4歳以上オープン ハンデ (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 シーチャリオット 中央初参戦でよく分からない。前に行けそうだが。  
2 カイトヒルウインド 93 長らく好走途絶えているのが問題。一変は疑問。  
2 3 トラストジュゲム 95 前々で競馬できる強みある。相手強化でどこまで。
4 マルブツリード 91 決め手そこそこある前が止まってくれないと辛い。  
3 5 トーセンブライト 100 夏馬の印象も力は確か。コースも問題なく有力。
6 クーリンガー 91 一昨年の勝ち馬。時計掛かる中山なら出番あり。
4 7 ツムジカゼ 98 前走先に動いて僅差。同様の競馬で勝ち負け。
8 テイエムプリキュア 94 暴走気味で戦略なし。ダートが良いとも言えない。  
5 9 スナークファルコン 95 距離短縮追い風も前走先行して失速は頂けない。  
10 ヤマタケゴールデン 83 惨敗続きでメド立たず。軽ハンデでも魅力なし。  
6 11 オーガストバイオ 99 前走からブリンカー着用。好位差し可能で不気味。  
12 オリンピアンナイト (出走取消)
7 13 ビッググラス 100 実績上位だが砂質の重い中山で差し届くか疑問。  
14 ヒシハイグレード 92 前走の止まり方は異常。このクラスでは荷が重い。  
8 15 クワイエットデイ 98 前走は完全な行った行った。出足つけば再現も。  
16 ヒカルウィッシュ 97 前走抜け出し後失速。今回揉まれず行けそうだが。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 人気どころ受難の難解レース・とりあえず仁川S組からツムジカゼ
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【1番人気馬の考察(過去10年)】 着別度数【1・1・0・8】(20.0%)
年度 着順 1番人気馬名 性齢 斤量 単勝 前走
'97年 4着 アドマイヤコール 牡6 55.0kg 3.7 仁川S(OP・阪神ダ1,800M)1着
'98年 5着 テンパイ 牡5 57.0kg 2.9 TV山梨(1600万・東京ダ1,600M)1着
'99年 10着 オースミジェット 牡5 58.0kg 2.3 フェブラリーS(GI・東京ダ1,600M)4着
'00年 1着 タマモストロング 牡5 57.5kg 2.5 仁川S(OP・阪神ダ1,800M)1着
'01年 6着 ハギノハイグレイド 牡5 57.0kg 2.7 仁川S(OP・阪神ダ1,800M)1着
'02年 4着 タガノフォーティ 牡4 56.0kg 2.6 仁川S(OP・阪神ダ1,800M)1着
'03年 4着 サンエムノヴァ 牡5 55.0kg 4.3 内タイ杯(1600万・中山ダ1,800M)1着
'04年 2着 プリサイスマシーン 牡5 57.5kg 3.0 中山記念(GII・中山芝1,800M)5着
'05年 12着 タイキエニグマ 牡4 55.0kg 3.0 内タイ杯(1600万・中山ダ1,800M)1着
'06年 5着 ワイルドワンダー 牡4 55.0kg 2.9 平安S(GIII・京都ダ1,800M)6着

【2番人気馬の考察(過去10年)】 着別度数【1・1・1・7】(20.0%)
年度 着順 2番人気馬名 性齢 斤量 単勝 前走
'97年 10着 ユーコーマイケル 牡4 55.0kg 4.6 フェブラリーS(GI・東京ダ1,600M)6着
'98年 3着 エムアイブラン 牡6 58.0kg 4.0 フェブラリーS(GI・東京ダ1,600M)6着
'99年 7着 サンデーパラダイス 牡6 54.0kg 6.9 TV山梨(1600万・東京ダ1,600M)1着
'00年 2着 スマートボーイ 牡5 56.0kg 7.6 仁川S(OP・阪神ダ1,800M)2着
'01年 4着 サンフォードシチー 牡6 58.0kg 3.5 フェブラリーS(GI・東京ダ1,600M)4着
'02年 5着 レディバラード 牝5 54.0kg 6.0 TCK女王盃(G3・大井ダ2,000M)1着
'03年 6着 プリエミネンス 牝6 57.0kg 5.5 フェブラリーS(GI・東京ダ1,600M)7着
'04年 6着 イサオヒート 牡6 55.0kg 4.6 ダイヤモンド(GIII・東京芝3,400M)6着
'05年 4着 サカラート 牡5 56.0kg 6.4 仁川S(OP・阪神ダ1,800M)2着
'06年 1着 ヒシアトラス 牡6 59.0kg 5.1 仁川S(OP・阪神ダ1,800M)2着

【3番人気馬の考察(過去10年)】 着別度数【0・0・1・9】(0.0%)
年度 着順 3番人気馬名 性齢 斤量 単勝 前走
'97年 8着 テセウスフリーゼ 牡5 56.0kg 5.2 銀嶺S(OP・東京ダ1,400M)5着
'98年 7着 ビーマイナカヤマ 牡4 56.0kg 4.2 すばるS(OP・京都ダ1,400M)1着
'99年 8着 ユーワミラージュ 牡6 54.0kg 8.3 金蹄S(1600万・東京ダ2,100M)1着
'00年 4着 バクシンヒーロー 牡4 52.0kg 8.8 仁川S(OP・阪神ダ1,800M)4着
'01年 15着 ベラミロード 牝5 54.0kg 6.7 TCK女王盃(G3・大井ダ2,000M)1着
'02年 7着 イーグルカフェ 牡5 57.0kg 6.9 フェブラリーS(GI・東京ダ1,600M)14着
'03年 14着 タイガーカフェ 牡4 55.0kg 6.1 中山記念(GII・中山芝1,800M)6着
'04年 4着 ヒシアトラス 牡4 55.0kg 5.0 仁川S(OP・阪神ダ1,800M)1着
'05年 3着 ユートピア 牡5 59.0kg 7.2 フェブラリーS(GI・東京ダ1,600M)15着
'06年 6着 イブロン 牡4 54.0kg 5.8 内タイ杯(1600万・中山ダ1,800M)1着

 マーチSは人気薄が勝ち負けすることで荒れるというよりは、人気どころが転ぶことで荒れるレースである。上表を眺める限りでは「前走着順がアテにならない」、「昇級の勢いが通用していない」、「重ハンデ馬が苦戦している」などと読み取れるのだが、実際はちょっと違う。

 過去10年で前走連対馬は12連対しているし、準オープンからの昇級初戦で連対した馬も3頭いる。また57.5kg以上のハンデを課された馬は延べ16頭が出走して【5・2・2・7】(43.8%)となり、むしろ馬券に絡むことのほうが多い。人気どころが転ぶ理由は特にないはず。転ぶ理由がないのに転んでしまうのは何故なのか?よく分からん。よく分からんけどビッググラスは後ろから行って差し損ねそうなので切ってみる。

 毎年4コーナーで好位につけた馬が勝ち負けしている前残りレース。軸は4年連続連対中の仁川S組からツムジカゼをチョイス。仁川Sは今年から2,000Mになったのだが、この際気にしない(!)。鮫島良太騎手とのコンビは合っていそうだし、ここは叩いての上積みに期待したい。相手は冬場の始動がどうかだが鉄砲はこなすトーセンブライト、2馬身半差勝ちに2kg減のハンデなら対等に渡り合えそうなトラストジュゲム、時計が掛かる馬場で粘りが見られそうなクーリンガー。

◎ツムジカゼ
○トーセンブライト
▲トラストジュゲム
△クーリンガー


■馬券構築

 ツムジカゼから馬複流し。ボックスの目を抑える。

[馬複] ツムジカゼ−トーセンブライト 30%
[馬複] ツムジカゼ−トラストジュゲム 20%
[馬複] ツムジカゼ−クーリンガー 20%
[馬複] トーセンブライト−トラストジュゲム 10%
[馬複] トーセンブライト−クーリンガー 10%
[馬複] トラストジュゲム−クーリンガー 10%


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