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第56回フジテレビ賞スプリングS(GII)
2007年3月18日(Sun) 中山芝1,800M 3歳オープン 馬齢 (牡・牝)(混)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 フライングアップル 86 いつも何かに差される。勝つには何らかの工夫必要。
2 2 サンツェッペリン 86 前走自ら先手採り快勝。多少忙しくなっても大丈夫。
3 3 スクリーンヒーロー 78 芝をこなすだけの速さ不足。前に行けるか怪しい。  
4 4 ニードルポイント 78 勝った2戦も凡庸。ここで勝ち負けのレベルにない。  
5 5 ショウワモダン 76 ここ2走行った者勝ちの状況。今回相手揃い厳しい。  
6 6 エーシンピーシー 80 前走番手で脚を溜めて抜け出すもここで再現微妙。  
7 スズカライアン 80 そこそこ差せるが届かない。前崩れない限り苦しい。  
7 8 フェラーリピサ 86 前走一杯に追われて完勝。芝替わりも問題なく有力。
9 シベリアンバード 79 直線力強く抜け出た前走好感。間隔短いのがどうか。  
8 10 フリオーソ 77 前走勝ちに行く競馬も撃沈。速さ比べでは分が悪い。  
11 マイネルシーガル 82 少頭数のマイルで順当勝ち。今回差し届くかが問題。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 自ら動いて押し切る力信頼・ロングスパートで連勝狙うサンツェッペリン
■予想構築

 皐月賞トライアルにはこのスプリングSの他にも弥生賞と若葉Sがある。スプリングSと弥生賞は3着以内、若葉Sは2着以内に入れば皐月賞への優先出走権が得られる。但し外国産馬については一部この限りではない。というのも、弥生賞は3着以内に入りさえすれば必ず皐月賞への優先出走権が得られるのだが、スプリングSと若葉Sは外国産馬についてこのような取り決めがない。ここに出てきた外国産馬は本賞金加算(=2着以内)が目標になる。

 戦ってきた相手を考慮するとフライングアップルが一歩リードしている。サンツェッペリンは展開に恵まれたとはいえ、京成杯は自ら動いて押し切る理想的な勝ち方だった。芝1,800Mの持ち時計を勘案しても中心はこの2頭。今開催の中山芝1,800M重賞はハナを奪った馬の健闘が目立つので、引き続きサンツェッペリンを軸としたい。前で先に仕掛けてもバテないというのは今開催の中山にピッタリ。

 フライングアップルは一応差す競馬も出来る。このメンバーなら先に動いても大丈夫のような気もしなくはない。マイネルシーガルは少頭数で外に振られるリスク軽減。朝日杯フューチュリティSでフライングアップルにコンマ1秒差は個人的には大健闘だったと思う。フェラーリピサはデビュー戦で芝をこなしており、京成杯のピサノデイラニのようなことはないとは思うが…。

◎サンツェッペリン
○フライングアップル
▲マイネルシーガル
△フェラーリピサ


■馬券構築

 サンツェッペリンから馬複流し。サンツェ−フライング2頭軸の3連複流しを抑える。

[馬複] サンツェッペリン−フライングアップル 20%
[馬複] サンツェッペリン−マイネルシーガル 20%
[馬複] サンツェッペリン−フェラーリピサ 20%
[3連複] サンツェッペリン−フライングアップル−マイネルシーガル 20%
[3連複] サンツェッペリン−フライングアップル−フェラーリピサ 20%


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