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第41回報知杯フィリーズレビュー(GII)
2007年3月11日(Sun) 阪神芝1,400M 3歳オープン 馬齢 (牝)(混)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ルミナスハーバー 96 先行力はかなりのもの。馬体戻っているか注目。
2 シュガーヴァイン 93 瞬間的に良い脚使う。ただ前走は負け過ぎか。  
2 3 ヒカルアモーレ 87 前走圧勝といえど今回とまるっきり舞台違う。  
4 ハギノルチェーレ 95 決め手鋭いが乗り難しい。ラスト強襲に期待。
3 5 ファニーストーリー 83 自己条件で凡退。何しに出てきたのか不明。  
6 タケイチゼット 89 終いまで速さ継続のここで勝ち負けは難しい。  
4 7 ビュティフルローズ 86 芝で全く良いところなし。牝馬同士でもまず無理。  
8 ニシノマナムスメ 96 前々走の追い込み評価。位置取り修正で有力。
5 9 ツルマルオジョウ 80 破天荒な勝ち上がり。真っ直ぐ走ることが課題。  
10 クィーンオブキネマ 91 芝はデビュー戦以来。キャリア積んでも不安。  
6 11 クーヴェルチュール 91 前走外枠で行き切れず。まずは流れに乗りたい。  
12 アストンマーチャン 102 実績断然。この距離なら最大限に速さ生かせる。
7 13 カネトシリベルテ 92 能力云々はともかく短距離に対応できるか疑問。  
14 タガノティアーズ 80 取り立てて平凡な勝ち上がり。入着で御の字。  
8 15 アマノチェリーラン 91 2勝目はダート。芝の速さ比べでは他に譲る。  
16 アップステージ 79 未勝利の行った行ったを制しただけではキツい。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 一強状態の桜花賞戦線に立ち向かえ・超快速アストンマーチャンの挑戦
■予想構築

 先週行われたチューリップ賞はウオッカがダイワスカーレットを相手に完勝。3着以下に対して6馬身という決定的着差をつけた。今年の桜花賞は十中八九ウオッカで決まり。しかし2着はまだ分からない。えっ、ダイワスカーレットじゃねーのって?まあ、それは否定しない。ここでアストンマーチャンの走りを見てからゆっくり考えようよ。

 アストンマーチャンは一昨年の桜花賞馬ラインクラフトといくつか被る部分がある。とにかく速いこと。速いがために掛かること。距離に壁があること。競馬は真っ先にゴールを駆け抜けたものが勝つのだから、速いというのは何よりの武器になる。仮に久々で掛かったとしても、この距離なら速さだけで押し切ってしまう可能性のほうが高い。不安材料は今こちらで降っている雨ぐらいなものか。

 さて、ここからはアストンマーチャンが前で独走を決めた後の2着争いに話を移そう。まずはルミナスハーバー。今は亡き半兄・ヒシアトラスばりの先行力を持っている。阪神ジュベナイルフィリーズでアストンマーチャンにあっさり交わされたのは目標にされた分もあっただろう。

 ニシノマナムスメは前走よりもむしろ前々走の内容を積極的に評価。不用意に大外を回す駄騎乗ながら3着に突っ込んできた根性を買いたい。ハギノルチェーレはエルフィンSで内を突く器用さをみせながら、馬場が悪くて伸び切れなかった。馬場の真ん中を通ったニシノマナムスメとの比較でも五分五分。ただ今回は内回り。内が開かないリスク、前が止まらないリスクを織り込むと3着までかなと思う。

 シュガーヴァインは距離短縮の今回、切れる脚が見られそうだがアストンマーチャンが勝つような流れに付いていけるのかが疑問。クーヴェルチュールはアストンマーチャンと脚質が被る他に1,200M中心のローテが気になる。この他はキツイだろう。

◎アストンマーチャン
○ルミナスハーバー
▲ニシノマナムスメ
△ハギノルチェーレ


■馬券構築

 アストンマーチャン1着固定+ルミナスorニシノ2〜3着、ハギノ3着を想定した3連単。

[3連単] アストンマーチャン→ルミナスハーバー→ニシノマナムスメ 30%
[3連単] アストンマーチャン→ルミナスハーバー→ハギノルチェーレ 20%
[3連単] アストンマーチャン→ニシノマナムスメ→ルミナスハーバー 30%
[3連単] アストンマーチャン→ニシノマナムスメ→ハギノルチェーレ 20%


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