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第16回アーリントンC(GIII)
2007年2月24日(Sat) 阪神芝1,600M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 スズカライアン 82 前走時計詰めても及ばず。力不足の感は否めない。  
2 トーセンキャプテン 88 前走好時計で差し切る。キャリア浅も能力は確か。
2 3 エーシンエスヴィー 88 速さはあるが現状それだけ。外回りマイルは微妙。  
4 アロマンシェス 91 地味に脚質転換。引き続き好位採れるなら有力。  
3 5 アドマイヤヘッド 92 一戦毎にパフォーマンス低下。上積みは望み辛い。  
6 コンティネント 84 前走楽々逃げ切るも上がり平凡。鞍上の機転次第。
4 7 ショウナンアクト 83 デビュー戦勝ち後は平凡。芝適性云々以前に無理。  
8 ディープスピリット 92 マイルの持ち時計トップ。距離戻る今回不気味。  
5 9 マイネルレーニア 93 前走早めスパートで詰め欠く。緩い流れで巻き返す。
10 ビュティフルローズ 78 芝の速さに対応出来ていない。相手も揃って厳しい。  
6 11 カロンセギュール 83 中山の重いダートを使った後。まず付いて回るだけ。  
12 トーホウラムセス 81 ハナ奪って楽勝。前に行ける利点を生かしたい。  
7 13 マルカラボンバ 87 前走が負け過ぎ。ここでどうにかなるレベルに無い。  
14 ローレルゲレイロ 96 前走内で慎重に乗り過ぎた感。積極策で再度期待。
8 15 ワンダースティーヴ 89 デビューから2戦の負けっぷり不満。追走一手濃厚。  
16 エーシンビーエル 89 前走直線半ばで力尽きる。溜めても逆転は難しい。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 先手必勝傾向に上がりの要素をプラス・新生阪神で心機一転ローレルゲレイロ
■予想構築

 一昨年はビッグプラネット、昨年はステキシンスケクンがそれぞれ逃げ切り勝ち。近年は開幕初日の絶好馬場を生かした先行勢の押し切りが目立っている。今年からは外回りコースを使って行われるが、前有利という基本的な考えに変わりはないと思う。

 阪神の外回りコースはとにかく3〜4コーナーが長い。3コーナー手前に残り1,000Mのハロン棒があって、直線が470Mほどなのだから、単純計算で500M近くあることになる。この間をハロン12秒台でゆったり走り、直線はハロン11秒台というのが大方のパターン。まずは前に行ける馬、その中でも速い上がりを繰り出せる馬を中心視したい。

 ローレルゲレイロは行けば詰めを欠き、溜めても届かないというのがこれまでの戦跡に表れていて積極的に推し辛いのだが、前走が不完全燃焼っぽかったのでもう一度期待してみる。相手なりに走る馬で、最低でも3着は確保してくれるんとちゃいますか。3着外したら、私が軸に推したからと思っていただいて結構です。

 マイネルレーニアは新潟2歳Sで大外を回して3着。完全な上がりの競馬だったとはいえ、ハナ奪って34秒1は優秀でしょ。前走の負けはキッツイ流れで先に動いた分、息が続かなかっただけ。ゆったりとした流れなら十分残れるんじゃないの。今回唯一の重賞勝ち馬だし、ナメちゃい神崎。

 コンティネントはメンバー唯一の同コース連対経験馬。リニューアルオープン直後のマイル戦で真っ先に抜け出して粘るところを現地で実際に見てきた。結果負けたとはいえ3着以下には5馬身差。勝手が分かっているというのはここでは強いと思うよ。鞍上はアーリントンCの前残りを熟知している武豊。過剰人気だろうが何だろうが、買い。

 トーセンキャプテンは新馬戦が同日3歳500万下とコンマ1秒差、こぶし賞が同日4歳以上1000万下をコンマ4秒上回る時計で勝っている。キャリア浅くても、まあ強いんとちゃうかと。気になるのはこぶし賞勝ち馬がこのレースと物凄く相性が悪い点。過去10年で4頭が全滅。どうなんだコレは。

◎ローレルゲレイロ
○マイネルレーニア
▲コンティネント
△トーセンキャプテン


■馬券構築

 ローレルゲレイロから馬複流し。ローレル−マイネル2頭軸の3連複を抑える。

[馬複] ローレルゲレイロ−マイネルレーニア 20%
[馬複] ローレルゲレイロ−コンティネント 20%
[馬複] ローレルゲレイロ−トーセンキャプテン 20%
[3連複] ローレルゲレイロ−マイネルレーニア−コンティネント 20%
[3連複] ローレルゲレイロ−マイネルレーニア−トーセンキャプテン 20%


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