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第57回ダイヤモンドS(GIII) 2007年2月11日(Sun) 東京芝3,400M 4歳以上オープン ハンデ (国際)[指定] |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | セレスステーラー | 先 | 85 | 軽量以外に魅力無し。未知の距離にも課題残る。 | |
2 | トウカイトリック | 逃 | 99 | 距離に制約付かない。ここは体力バカの面目躍如。 | ◎ | |
2 | 3 | ラヴァリージェニオ | 先 | 86 | 昨秋復帰後の内容が冴えず。ハンデ適量も苦しい。 | |
4 | バイロイト | 先 | 95 | 前走接戦制す。今回斤量課されいきなり正念場。 | ||
3 | 5 | アドバンテージ | 逃 | 84 | 浮き足立ち気味。溜め利かすだけの余裕欲しい。 | |
6 | ドリームパートナー | 追 | 97 | 関東圏に戻るのは良い。初めての軽ハンデ魅力。 | ○ | |
4 | 7 | チャクラ | 追 | 90 | 実績上位。徐々に走る気見せてきており注意必要。 | ▲ |
8 | デイフラッシュ | 差 | 85 | ダートからの参戦。不確定要素多く何とも言えない。 | ||
5 | 9 | ターキー | 差 | 79 | 軽量で勢いあるのは何より。距離こなせるかのみ。 | |
10 | メジロコルセア | (出走取消) | ||||
6 | 11 | グラスポジション | 追 | 91 | 使って良くなるどころか悪化。末脚に陰りみられる。 | |
12 | チェストウイング | 追 | 94 | 前走幾ら何でも負け過ぎ。軽量でもう一度出直し。 | △ | |
7 | 13 | エリモエクスパイア | 追 | 94 | 強敵相手に接戦評価もここに来ての材料に欠く。 | |
14 | ブリットレーン | 差 | 90 | このクラスで良績無し。距離云々の前に力不足。 | ||
8 | 15 | リキサンポイント | 先 | 89 | 先行押し切りタイプもここを粘り通すのは至難の業。 | |
16 | アドマイヤフジ | 差 | 101 | ここ2戦物足りず。菊花賞の内容からして距離長い。 |
■レース展望 バテバテの中で伸びる底力・距離延長は望むところトウカイトリック | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
ダイヤモンドSは過去10年で1番人気馬が1連対、馬連万馬券が4本と波乱傾向が強い。荒れる理由としては色々考えられるが、最もオーソドックスな要因としては重ハンデ馬苦戦・軽ハンデ馬激走が挙げられる。連対馬の多くが負担斤量53〜55kgに固まっており、57kgを超えると一様に苦戦の様相を呈している。 重ハンデ馬苦戦はさておき、このレースを獲るには軽ハンデ馬の発掘が急務。その中心は条件クラスを経由した格下馬。条件クラスを経由した馬は過去10年で9連対と幅を利かせているが、勝利したのは2頭止まり。また1000万クラスからの二段階昇級でいきなり通用したのは'05年1着ウイングランツのみ。上位クラスで戦ってきた馬を尊重しつつ、準オープンを経由した馬を抑えに回すのがベター。 トウカイトリックは昨年のこのレースで落馬寸前の不利を受けながら3着。前々走はステイヤーズSで2着、前走は万葉Sで2着とそろそろ初タイトルという気がしなくもない。この馬は決め手に欠けるところがあり、競り合いに持ち込まれると脆い。その点ダイヤモンドSは最後の直線でみんなバタバタになる。体力勝負なら分がある。 ドリームパートナーはこれまで57kgが中心だったところに3kgの斤量減。初めての軽ハンデに該当し、末脚に磨きがかかりそう。前走でドリームパートナーに先着したエリモエクスパイア、万葉Sでトウカイトリックに先着したバイロイトはいずれも関東圏の出走経験に乏しいのが気になる。東京で目黒記念勝ちがあり、ここ2戦捲りで前に迫れているチャクラ、東京コース5勝で再び斤量が軽くなるチェストウイングを抑えたい。 ◎トウカイトリック ○ドリームパートナー ▲チャクラ △チェストウイング ■馬券構築 トウカイトリックから馬複流し。 [馬複] トウカイトリック−ドリームパートナー 40% [馬複] トウカイトリック−チャクラ 30% [馬複] トウカイトリック−チェストウイング 30% |