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第12回シルクロードS(GIII)
2007年2月4日(Sun) 京都芝1,200M 4歳以上オープン ハンデ (国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 リキアイタイカン 66 ダートの前走度外視可も速さを問われると辛い。  
2 サチノスイーティー 101 前走厳しい流れで踏ん張る。同型の対処課題。  
2 3 ディバインシルバー 92 今更芝参戦は無謀。ついて行くだけで精一杯。  
4 タマモホットプレイ 101 京都短距離は走る。使い詰めは調子の良い証拠。
3 5 タガノバスティーユ 101 位置取り後ろ過ぎ。この相手を差し切れるか疑問。  
6 コパノフウジン 102 前走展開不向きだったとはいえ不甲斐なさ残る。  
4 7 スピニングノアール 100 時計詰めての連勝好感。末脚絶好調で上位争う。
8 エイシンボーダン 99 ここに来て頭打ち。芝の速さ比べでは分が悪い。  
5 9 アンバージャック 103 短距離に矛先変えて4連勝。一息入ったが有力。
10 コスモフォーチュン 101 北九州記念が恵まれた勝利。正攻法では脆い。  
6 11 マルカキセキ 98 そこそこ差し込めるが中途半端。久々も懸念材料。  
12 エムオーウイナー 100 前走勝利も馬場向いたか。ここは相手揃い苦戦。  
7 13 ナリタシークレット 96 この中に入るとスピード不足。軽量でも通用困難。  
14 コスモシンドラー 101 ここ2戦見せ場無し。距離短縮も巻き返しは微妙。  
8 15 ビーナスライン 102 前走も着順ほど負けていない。外差しで迫れるか。
16 カフェボストニアン 90 勝ち負けとは長らく無縁。やはり一変は難しいか。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 尾張SはCBC賞の代わりとなるか・勢いで挑むスピニングノアール
■予想構築

 年末開催最終日の最終レースにはそれぞれ「ラスト」にふさわしいレース名が付けられている。中山はハッピーエンドC、阪神はファイナルS。そして中京は尾張S。ハッピーエンドCは'96年から、ファイナルSは'01年からと歴史は浅いが、尾張S(特別)はずっと昔からある。ちなみに開催最終日の最終レースとして行われるようになったのは'02年から。

 冒頭からシルクロードSとは関係ない話になってしまった。尾張Sがどうかしたのかって?そりゃアンタ、大アリですよ。尾張Sがオープン特別となったのは昨年が初めて。しかもさりげなくスプリント戦になっている。これはそれまで暮れの名物スプリント戦だったCBC賞が春に移行したからに他ならない。

 CBC賞からシルクロードSを使うという流れはCBC賞勝ち馬にとっては相性が良く、シルクロードSが今の時期に行われるようになった'00年以降の過去7年で延べ4頭が出走して【2・0・1・1】(50.0%)となる。スピニングノアールは尾張Sという名のCBC賞を勝ったとみれば、十分買いに値する馬ではないだろうか。

 昨年の尾張Sは開催最終週に行われた割には速い時計が出ており、上がり3ハロン33秒3の脚を繰り出して勝ったスピニングノアールはかなり期待できると思う。京洛Sでアンバージャックに敗れているが、当時の斤量はアンバーが55kg、スピニングは57kg。今回はアンバーが57kg、スピニングは56kg。京洛Sの着差がコンマ2秒だったことからすると、逆転は十分可能とみる。

 尾張Sでレースを引っ張ったサチノスイーティーに京阪杯で流れを作ったコパノフウジンが加わることで前は速くなりそう。相手は重賞実績ある後方待機馬からチョイス。前走勝ちのアンバージャック、タマモホットプレイの他、美浦南Wコースで機敏な動きをみせたビーナスラインを挙げておきたい。

◎スピニングノアール
○アンバージャック
▲タマモホットプレイ
△ビーナスライン


■馬券構築

 スピニングノアールから馬複・3連複流し。

[馬複] スピニングノアール−アンバージャック 30%
[馬複] スピニングノアール−タマモホットプレイ 20%
[馬複] スピニングノアール−ビーナスライン 20%
[3連複] スピニングノアール−アンバージャック−タマモホットプレイ 10%
[3連複] スピニングノアール−アンバージャック−ビーナスライン 10%
[3連複] スピニングノアール−タマモホットプレイ−ビーナスライン 10%


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