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第41回小倉大賞典(GIII)
2007年2月3日(Sat) 小倉芝1,800M 4歳以上オープン ハンデ (混)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ナスノストローク 92 前走厳しい流れを差す。軽量なら見せ場は作るか。  
2 グロリアスウィーク 91 前走勝負所で動いて失速。最初から前につけたい。  
2 3 スズノマーチ 96 さほど負けていないとはいえ勝ち切るまでは微妙。  
4 アサカディフィート 99 前走は漁夫の利。末脚強力だが器用さに欠ける。  
3 5 エイシンドーバー 99 中団から鋭く抜ける脚評価。昨年2着の雪辱なるか。
6 フォルテベリーニ 94 前走後ろから行ってイマイチ。斤量据置でどこまで。  
4 7 テイエムプリキュア 82 ダートを試すも変わりなし。正攻法ではまず無理。  
8 マヤノライジン 97 改めて先行力評価。速さ出る馬場で巻き返し図る。
5 9 マチカネオーラ 100 まずまず仕上がる。実戦でしっかり動けるかどうか。  
10 ワンモアチャッター 95 前走ハナ奪い撃沈。ここで捲り駆使なら侮れない。  
6 11 マルカシェンク 99 差して届かずばかり。進出早める等の工夫欲しい。
12 ペールギュント (出走取消)
7 13 ツルマルヨカニセ 95 詰めの甘いレースばかり。同型少なく逃げて妙味。
14 タガノデンジャラス 96 追い切り終い重点ながら動く。直線勝負で一発も。  
8 15 マヤノグレイシー 92 前走あっさり凡退。小倉と相性抜群も通用は微妙。  
16 マイネルハーティー 90 位置取りに制約付くのが問題。展開妙味なく辛い。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 昨年と同じローテで雪辱期す・行き差し自在エイシンドーバー
■予想構築

 今年の小倉開催は開幕週こそ速い時計が出ていたが、先週はほぼ平年並み。JRA発表の馬場情報では「先週は降雨での開催ということもあり、特に3〜4コーナー内柵沿いが傷んできました」とあり、早くも例年のアレ(ローカル特有の外差し)を意識しておいたほうが良いのかもしれない。出来ることなら当日の芝のレースの決まり手を確認してから狙いを定めたいところだが…。

 今回のメンバーは一見して前が手薄。小倉大賞典が先行有利な傾向でもあり、とりあえず前に行きそうな馬は抑えておきたい。エイシンドーバーは京都金杯で差し届かずという昨年と同じリズムでの参戦。どこからでもレースが出来る馬でもあり、人気を集めるだろうがこれは信頼していいだろう。

 中山金杯14着のイースターが先週の東京新聞杯であっさり巻き返してきた(3着)ことからすると、中山金杯8着のマヤノライジンも何とかならないか。僅かながらの距離短縮も好材料。ツルマルヨカニセは昨夏の小倉日経オープンで逃げ切り勝ちを収めており、ここも他が行かないようなら逃げの手が妙味。マルカシェンクは前評判ほど強くないと思うが、同様に考えていたスズカフェニックスが東京新聞杯を勝ってしまったので仕方なく抑える。

 他にも気になる馬はいる。松田博資師はコースで終い重点の追い切りを好むらしく、タガノデンジャラスも概ねそんな感じで仕上がった。但し馬自体は久々を苦手にしているような節がある。ワンモアチャッターは前走が無謀とも取れる逃げで酌量の余地がある。ただマルカシェンクと違ってスッパリと切れる脚がないのが不安。ナスノストロークにも同様のことが言える。こちらは最内に入ったのも厳しいだろう。

 フォルテベリーニもマヤノライジンとセットで見直したいところだが、前走は差しの競馬だったので狙いから除外。マヤノグレイシーは小倉5戦5連対で穴人気を集めそうだが、中間も含めて追い切りの時計・内容共にイマイチ。マチカネオーラはエアセレソンとの併走で先着。手綱は終始抑えられたままだったのを手応え十分とみるか、楽をさせただけとみるかは人それぞれの判断による。私は後者だと思う。

◎エイシンドーバー
○マヤノライジン
▲ツルマルヨカニセ
△マルカシェンク


■馬券構築

 エイシンドーバーから馬複流し。

[馬複] エイシンドーバー−マヤノライジン 40%
[馬複] エイシンドーバー−ツルマルヨカニセ 30%
[馬複] エイシンドーバー−マルカシェンク 30%


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