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第21回根岸S(GIII) 2007年1月28日(Sun) 東京ダート1,400M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | トウショウギア | 逃 | 99 | このところ先手奪えず。展開妙味もなく見送り妥当。 | |
2 | ヒカルウィッシュ | 追 | 100 | 武蔵野Sの差込み評価。持ち時計更新が至上課題。 | ▲ | |
2 | 3 | ヒシハイグレード | 逃 | 95 | 前走は弱面と展開に救われた感。まず通用しない。 | |
4 | セレスダイナミック | 追 | 89 | 前走最後方から差し込むも今回は別定戦。苦しい。 | ||
3 | 5 | ダイワバンディット | 逃 | 99 | 久々のダートで押し切れるほど甘い相手ではない。 | |
6 | ボードスウィーパー | 差 | 100 | 前走早めの競馬でラスト失速。脚溜めて巻き返すか。 | ○ | |
4 | 7 | タイキエニグマ | 先 | 100 | 前走差し優勢の一因作る。ただ今回は同型が強力。 | |
8 | オフィサー | 追 | 97 | 追い込み一手で届かず多数。前崩れの展開希望。 | ||
5 | 9 | リミットレスビッド | 差 | 102 | 差脚強力だが時計勝負に持ち込まれるとやや不安。 | △ |
10 | ビッググラス | 先 | 93 | 前走は付いて回るだけ。ここも適鞍とは言い難い。 | ||
6 | 11 | スナークファルコン | 先 | 97 | 連勝の勢い認めても短距離重賞となると勝手違う。 | |
12 | シーキングザベスト | 先 | 103 | 当コースのレコードホルダー。少々速くても問題なし。 | ◎ | |
7 | 13 | マルカフレンチ | 先 | 93 | 距離延長が問題。追走出来ても踏ん張り利くか疑問。 | |
14 | ニホンピロサート | 追 | 96 | 一通りの相手に負けてばかり。正直上積みに乏しい。 | ||
8 | 15 | インセンティブガイ | 先 | 101 | 東京新聞杯にも登録。ダート参戦はいかにも投げ槍。 | |
16 | アルドラゴン | 先 | 95 | 前走は上がり要す凡戦。この相手では入着も厳しい。 |
■レース展望 高速で突っ切れば差し込みも怖くない・先手必勝シーキングザベスト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
根岸Sの決着パターンは大きく2つに分類できる。一つは'02年(サウスヴィグラス)や'05年(メイショウボーラー)のように、先行馬が速い時計で押し切ってしまうパターン。もう一つは'04年(シャドウスケイプ)や'06年(リミットレスビッド)のように、上がりを要したところを後ろから突き刺すパターン。これは言い換えるなら時計実績を有する先行馬がいたらそれを軸にしろ、ということなのではないだろうか。 シーキングザベストの速さは立夏Sの他、プロキオンSでも実証済み。今週の追い切りは先を見据えて軽めに留めているが動きそのものは絶好。前述の通り時計が早まれば早まるほど有利とみる。1着固定でもいいのではないだろうか。 打倒シーキングザベストの1番手は月並みながら前走シーキングザベストにコンマ1秒差だったボードスウィーパーということになるだろうか。実際にシーキングザベストを意識して動いていったのだから、これは高く評価しておいて良い。 追い切り気配からは2頭を大きく先行させ、自らは大外を回って直線一気でこれを交わすという実戦形式の追い切りを消化したヒカルウィッシュに注目したい。霜月Sでは勝ったボードスウィーパー(11番人気)よりも高い評価(2番人気)を受けていた馬。ここはズバリ「買い」。 シーキングザベストという快速先行馬の登場により、リミットレスビッドの連覇は難しくなったと思う。ガーネットSで1分10秒1をマークしているが、時計が出る馬場状態だったのも事実。ガーネットSを経由した馬が5年連続連対という傾向に拘りすぎると墓穴を掘りそうだ。 ◎シーキングザベスト ○ボードスウィーパー ▲ヒカルウィッシュ △リミットレスビッド ■馬券構築 シーキングザベストから馬単流し。 [馬単] シーキングザベスト→ボードスウィーパー 40% [馬単] シーキングザベスト→ヒカルウィッシュ 30% [馬単] シーキングザベスト→リミットレスビッド 30% |